写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2797列車 「 牟岐線で国鉄キハの4連運用を狙う 後編 2024・お盆 徳島キハ遠征その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

台風10号、依にもよって明朝辺りから関西でも

風雨などの影響下に入る模様でございます。

 

事前に聞いていた勢力からは幾分衰えての予想

でございますが最大瞬間風速35mかも、という

話ですし油断は禁物と申せましょう。

 

所でこの最大瞬間風速○mとかいうの、些か

伝わり難い表記ではないか?と、ワタクシ常々

感じております。

 

傘が裏返る強い風とか、屋根瓦や看板が飛ぶ程

の風、なんて報じられる方がそのヤバさも

的確に伝わると思うのですが…

 

関西で予想される最大瞬間風速35mとなります

と、平均的には20m前後の風が吹き荒れまして

ご婦人のスカートが捲れ上がりパンティまで

ビショビショ…といったレベルでしょう。

 

ご婦人方のあられもない姿を拝謁する為にも

やはりここは外出せねばなりませんね。

 

 

さて、今回の更新は牟岐線にて早朝のキハ40系

運用を狙ったご報告の後編となっております。

 

この後編では翌15日の撮影をフィーチャーした

記事を興しております。

 

徳島へ出張に来られていた競馬ブロガー氏と

合流し、氏のリクエストにお応えする形で前日

と同じショバへ布陣致しましたのは既報通り。

 

国鉄帯のむろと2号を仕留めたその後も前日と

同じ様に居残りまして四国キハの到来を待って

おりました。

 

 

2024-08-15 534D

急曲線を描いて木々の向こうから顔を出した

四国キハの姿を、先ずはご挨拶とばかりに撮影

致しました。

 

取り敢えずの挨拶ショットでございますので

編成後端が隠れていようが気に致しません。

 

ここからレンズを引きまして、本命構図へと

移行致しますが…その前にむろと2号の撮影を

終えた後からの顛末を順になぞって参りたいと

思います。

 

 

2024-08-15 1500形1555号+1566号

前日も同じ構図にて撮影した1500形2両ですが

この日は後ろの車両が1500形ファミリーの中で

僅か2両しか居ない7次車でございました。

 

6次車までは新潟トランシス製でしたが、7次車

だけは何故か近畿車輛製となり外観デザインが

異なります。

 

8次車は再び新潟トランシスの製造でして旧来

デザインに戻りましたので、同じ形式ながら

この2両だけが異彩を放つ結果となりました。

 

本遠征でも出逢えたら良いな、程度に考えては

居たので、撮影出来てラッキーでございます。

 

 

2024-08-15 527D

立ち位置を変えまして桑野へ向かう527Dを

サイド気味で狙います。

 

相変わらず前面は墨塗りとなるわ、4両目は

草に埋もれるわで一般的には碌でもない構図で

ございますが、柔らかな朝の光を側面に受けた

キハ達の姿が素敵だと思っておきます。

 

ご一緒した競馬氏は上り構図に居座ってケツを

狙っておられましたが、それもアリだったかも

しれません。

 

予想通り前日とは異なり、充当されましたのは

桑野方にヨンナナ2両、徳島方にヨンマル2両と

いう組成でございました。

 

これはこれで正統な編成として嬉しい被写体と

感じました。

 

 

2024-08-15 534D

今回の〆。

 

ヨンマル×2両、その後ろにヨンナナ2連という

組成でやって来ました四国キハ4両。

 

前日同様の定点撮影でございますが、一応は

充当される編成が前日とは異なると踏んでおり

予想通りに読みが当たってくれました。

 

これで、同じ構図で異なる組成の4両をゲット

出来ましたので、もうこのショバに思い残す事

はありません。

 

14日の撮影では特急むろとを狙う撮影者など

殆ど居らず、僅か数名でございましたがその後

相次いで撮影者が集まり、534Dの通過時では

10名以上となりました。

 

翌15日は前日以上に集まっており、軽トラで

現れ荷台に脚立を組んでハイアンの構図を

組まれている方もいらしたりして、実に賑やか

な様相となりました。

 

中でも印象に残りましたのは、このショバまで

チャリで乗りつけた方がいらした事でした。

 

え、まさか地元の方?

 

レンタサイクルも開いていない様な早朝ですし

そもそもこの界隈にレンタサイクルがあるとは

思えません…観光地ちゃいますから。

 

自転車で撮影地へいらっしゃるとは!と驚き

つい好奇心から、地元の方ですか?とお声かけ

してしまいました。

 

すると、笑いながらいやいや違いますよ、との

お返事。

 

伺いますと、宿泊した施設に借り受けたのだと

いう事でございました。

 

なるほど、そんな手があるのですね…!

 

 

2024-08-15 534D

オマケ。

 

534Dは追っ掛け可能な事が判明致しました為

この日は2019年のお盆遠征でも布陣しました

ショバへと寄り道致しました。

 

確か以前はこのショバ付近で特急むろと2号の

撮影をした様に記憶しております。

 

ここはR55を挟んだ反対側で阿波赤石方を向き

下りを狙うとバリ順になりますが、上り列車は

前面が影になるのでございます…

 

オマケ的に立ち寄りましたので細かい事は気に

せずにシャッターを切りましたけどね。

 

 

これにて4回に渡ります牟岐線からの撮影レポ

は終わりまして、次回より次のショバへと

舞台を移します。

 

快晴の徳島遠征2デイズ、果たして次の撮影は

如何なる被写体に出逢えるのか。

 

(パンツを脱いで)楽しみにお待ち下さい!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!