この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
明日は祝日という事でワタクシもお休みなので
ございますが、その分本日は輪をかけて忙しく
午後にチョイ抜けしての撮影しか出来ず。
まだ今日のお仕事が終わらずに、シコシコと
お股を擦りながら事務作業に終われているので
ございます…
さて、今回の更新は9月に実施された京鉄博へ
直通列車で乗り入れます団臨につきましての
撮影報告でございます。
同様の団臨はこれまでにも2回実施されており
2022年6月のツアーで、はまかぜ風ステッカー
が貼付され話題となり続く2022年末の際には
あさしお風ステッカーが貼られました。
第三弾となります今回は果たして如何なる
ステッカーが掲出されるのか!?と期待しつつ
ショバへと向かいます。
オマケ。
往路では先頭を務めたキハ189系H4編成前面に
貼られたHMステッカーは、まつかぜの意匠を
模しておりました。
よっては博多まで直通という長距離を走る
陰陽連絡特急でございました特急まつかぜ。
現在ではそのまつかぜと同じ様なルートで
トワイライトエクスプレス瑞風の山陰コースが
運行されております。
尤も、特急まつかぜは福知山線の全線電化に
伴いまして、485系から交流機器を取り除いて
就役した183系800番台の特急北近畿へと
その役を譲って廃止されております。
そんな、随分と古くに現役から退いた列車の
渡り始めた場面でございます、ご挨拶の一枚。
マークを貼り付けた貫通扉が架線柱の隙間から
見えるタイミングでシャッターを切ります。
京都市と洛東を隔てます東山を背にした列車を
望遠で抜きまして、レンズは列車に合わせて
ズームアウトさせていきます。
おっと、行政上は洛東も一応京都市でしたね。
面が順光となるこのショバ、普段のワタクシは
あまり選択しない線路へ寄った構図を組んで
ヘッドマーク風ステッカーを意識した撮影に
終始致しました。
短編成はサイドから、というセオリーもHMを
狙う撮影では活用出来ませんから…
定期列車の運行では桂川の回送線を走る機会は
無いキハ189系、そんなレアな姿をアップで
仕留めました後はいよいよ決めコマへと構図を
組み直します。
姫路側の先頭には、京鉄博ロゴも入った意匠の
ステッカーでございます。
ワタクシもまた現役のまつかぜを見た記憶は
僅かしかなく、はまかぜやあさしお程の愛着は
持ち合わせておりません。
が。
それでも往時の特急を彷彿とさせるマークは
掲出するだけで撮影したい欲求がウンと高まり
ウキウキ致します。
やはりHMは特急のアイデンティティですね。
今のJR各社はこぞってマークを廃した列車を
走らせ、面白みが半減していると感じます。
特急しなので活躍する383系の後継車もまた
マークを廃したスタイルとなるのでしょうし…
ケツ打ちだってなるべく綺麗に、と意識して
構図を組んでみました。
このショバはケツ構図だとかなり難がある為に
工夫した所で知れておりますが…
そんな訳でこのコマの後に望遠を伸ばしまして
巻頭コマを狙ってみたのでございました。
今回の〆。
EF65 2089が牽く定期貨物列車でございます。
思ったら周囲の皆様は誰も片付けておらず
まだ撮影を続ける姿勢でいらっしゃいます。
アレ、他に何か来るの?と居合わせたお友達に
聞いてみると、遅延した5087レが来る筈、と
教えていただきまして延長戦となりました。
2089号機は側面上部に蛍光灯カバーが増設
されて、クリームの細帯がヨレて見えるのが
特徴でございます。
今の新鶴見PFでは割と目立つ、特徴的な個性を
持った釜を仕留める事が出来まして、この日の
撮影を終える事となりました。
ショバでご一緒致しました皆様、楽しい時間を
過ごせました事、感謝申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!