写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2517列車 「 まつかぜ!?京鉄博直通団臨のキハ189系を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

明日は祝日という事でワタクシもお休みなので

ございますが、その分本日は輪をかけて忙しく

午後にチョイ抜けしての撮影しか出来ず。

 

まだ今日のお仕事が終わらずに、シコシコと

お股を擦りながら事務作業に終われているので

ございます…

 

 

さて、今回の更新は9月に実施された京鉄博

直通列車で乗り入れます団臨につきましての

撮影報告でございます。

 

同様の団臨はこれまでにも2回実施されており

2022年6月のツアーで、はまかぜ風ステッカー

が貼付され話題となり続く2022年末の際には

あさしお風ステッカーが貼られました。

 

第三弾となります今回は果たして如何なる

ステッカーが掲出されるのか!?と期待しつつ

ショバへと向かいます。

 

 

2023-09-23 まつかぜ風HMステッカー

オマケ。

 

往路では先頭を務めたキハ189系H4編成前面に

貼られたHMステッカーは、まつかぜの意匠を

模しておりました。

 

京都から福知山線経由で山陰本線へ、時代に

よっては博多まで直通という長距離を走る

陰陽連絡特急でございました特急まつかぜ。

 

現在ではそのまつかぜと同じ様なルートで

トワイライトエクスプレス瑞風の山陰コースが

運行されております。

 

尤も、特急まつかぜは福知山線の全線電化に

伴いまして、485系から交流機器を取り除いて

就役した183系800番台の特急北近畿へと

その役を譲って廃止されております。

 

 

2023-09-23 9073D

そんな、随分と古くに現役から退いた列車の

図案を貼り付けたキハ189系H4編成が、桂川

渡り始めた場面でございます、ご挨拶の一枚。

 

マークを貼り付けた貫通扉が架線柱の隙間から

見えるタイミングでシャッターを切ります。

 

京都市と洛東を隔てます東山を背にした列車を

望遠で抜きまして、レンズは列車に合わせて

ズームアウトさせていきます。

 

おっと、行政上は洛東も一応京都市でしたね。

 

 

2023-09-23 9073D

面が順光となるこのショバ、普段のワタクシは

あまり選択しない線路へ寄った構図を組んで

ヘッドマーク風ステッカーを意識した撮影に

終始致しました。

 

短編成はサイドから、というセオリーもHMを

狙う撮影では活用出来ませんから…

 

定期列車の運行では桂川の回送線を走る機会は

無いキハ189系、そんなレアな姿をアップで

仕留めました後はいよいよ決めコマへと構図を

組み直します。

 

 

2023-09-23 9073D

姫路側の先頭には、京鉄博ロゴも入った意匠の

ステッカーでございます。

 

ワタクシもまた現役のまつかぜを見た記憶は

僅かしかなく、はまかぜやあさしお程の愛着は

持ち合わせておりません。

 

が。

 

それでも往時の特急を彷彿とさせるマークは

掲出するだけで撮影したい欲求がウンと高まり

ウキウキ致します。

 

やはりHMは特急のアイデンティティですね。

 

今のJR各社はこぞってマークを廃した列車を

走らせ、面白みが半減していると感じます。

 

特急しなので活躍する383系の後継車もまた

マークを廃したスタイルとなるのでしょうし…

 

 

2023-09-23 9073D

ケツ打ちだってなるべく綺麗に、と意識して

構図を組んでみました。

 

このショバはケツ構図だとかなり難がある為に

工夫した所で知れておりますが…

 

そんな訳でこのコマの後に望遠を伸ばしまして

巻頭コマを狙ってみたのでございました。

 

 

2023-09-23 5087列車

今回の〆。

 

EF65 2089が牽く定期貨物列車でございます。

 

キハ189系団臨を撮影し終え、さぁ帰ろうと

思ったら周囲の皆様は誰も片付けておらず

まだ撮影を続ける姿勢でいらっしゃいます。

 

アレ、他に何か来るの?と居合わせたお友達に

聞いてみると、遅延した5087レが来る筈、と

教えていただきまして延長戦となりました。

 

2089号機は側面上部に蛍光灯カバーが増設

されて、クリームの細帯がヨレて見えるのが

特徴でございます。

 

今の新鶴見PFでは割と目立つ、特徴的な個性を

持った釜を仕留める事が出来まして、この日の

撮影を終える事となりました。

 

ショバでご一緒致しました皆様、楽しい時間を

過ごせました事、感謝申し上げます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!