この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
地方遠征に向かいますと、基本は撮影ですが
空いた時間には地元の美味い食事が食べたいと
思うものでございます。
大抵の場合は事前にネットで調査したりして
お店を確認致しますが、この東紀州遠征では
この地に住まうサロン熊野路氏がエスコートを
して下さりました。
当然の様に夜もまた、氏のお勧めに従っての
お楽しみと相成ります。
ワタクシも自身の地元なら胸を張ってお勧めが
出来るお店が幾つもございますし、ね。
さて、今回は昨年GWに東紀州へ遠征しました
ご報告より、5/4最後の鉄活となります。
新鹿湾を望む大俯瞰から下山し再びバイパスを
利用して熊野を経まして、最後のショバとなる
熊野川橋梁へやって参りました。
今回の決めコマ。
陽も暮れかけの時間帯、邪魔な背景の建物には
影に入って貰いつつ列車には陽が当たるという
最高のシチュエーションでございます。
新宮を発ち名古屋へ向かう特急 南紀をベストな
構図にて仕留める事が出来ました。
初日の〆としては申し分の無いコマでした。
オマケ。
引いた構図で連写したコマでして、手前の藪が
構図左手に写り込みます。
多くの撮り鉄諸氏はこうした前景を嫌う傾向が
見受けられますが、実はワタクシこの様なコマ
大好きでございます。
逆張りとかでは無く、遠近感が手軽に出せて
奥行きを感じさせるのが好きな理由でして
右端のトラスと対を為す様に藪を配しての撮影
でございました。
オマケと称してはおりますが、このコマもまた
計算づくで切ったコマなのでございます。
2023-05-04 新宮市内にて入浴
この界隈で撮影を終えた我々は熊氏に案内を
いただき、公衆浴場にて汗を流しました。
サッパリして気持ち良い!
銭湯、最高でございます。
2023-05-04 熊野市某所にて祝杯
身綺麗にした後は、熊野市へ再度舞い戻って
熊氏お勧めの地元店舗へお邪魔致します。
かわつる氏と熊氏はビールですが、ワタクシは
お酒が飲めない下戸野郎ですので烏龍茶にて
打ち上げと洒落込みます。
勿論、この後は地元産新鮮魚介類を中心にして
様々なお料理に舌鼓を打つ事となります。
2023-05-04 新鮮な海の幸!
熊野灘に面したこの地、魚介類を食べなければ
何しに来たのか判ったものではないでしょうと
いう事で、何はともあれお刺身からスタート。
ワタクシもお刺身は割と色々味わって来たので
見せて貰おうか、熊野灘の刺身の実力とやらを
等と軽く上から目線でいざ、実食致しました。
が。
食べ始めるまでは、
刺身の差が料理の決定的差では無い事を教えて
やる!と息巻いていたワタクシでしたが、早速
撃墜されてしまいました。
美味い、美味い。美味い!
柔らかく、口腔内でホロホロと蕩ける様に解れ
ほんのりとした甘みさえ湛えますこのお刺身。
日本酒とかあれば合うだろうな、と思わせる
美味さでございます。
2023-05-04 サロン熊野路氏からおもてなし
今回の〆。
熊野灘のお刺身だけではありません。
こちらは地元のお肉屋さんで仕入れたという
またもや絶品のお肉でございます。
付属にタレが付いておりますが、先ずはタレを
使わずそのまま一口食べても美味い。
しつこく無い程度に脂が乗った肉の旨みと香り
だけで、お口が幸せになります。
勿論タレを付けても美味い!
わざわざ我々の為にこの様な幸せ食材を仕入れ
て下さった熊氏のご厚意に、更に場を快く提供
いただきました店舗様に感謝でございます。
素晴らしいおもてなしをしていただいた熊氏に
この場を借りて改めて感謝申し上げます。
はぁ、幸せな夜でございました…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!