写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2834列車 「 銚子川俯瞰でキハ85系を狙う 2023・GW 南紀どっぷり遠征 その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

主婦、という単語にはそこはかとなくエッチな

響きが内包されている様に感じます。

 

昼下がり、団地の一室に訪ねて来るスーツ姿の

男性が、主婦を言葉巧みに口説いて寝室へ…

 

壁の薄い隣家に聞こえない様、唇を噛んで声を

圧し殺しながらも男の指遣いに時折り漏れる

主婦の嬌声…テンションが爆上がり致します。

 

これが主夫だと台無し。

 

団地の部屋の呼び鈴を鳴らして、主夫が顔を

出したら即回れ右でございます。

 

やはり主婦、化粧気が薄くヨレたシャツを着て

でもムッチリした身体からはオンナが匂い立つ

そんな想像がこの単語からは湧き立ちます。

 

え、そんなのワタクシだけなのでしょうか?

 

 

さて、今回の更新はその2で馬越峠から

見下ろしておりました銚子川の袂へ参陣しての

撮影となるご報告でございます。

 

道瀬の跨線橋で撮影を終えた我々、次のショバ

と致しまして銚子川橋梁の付近にある小山へと

登ります。

 

神社も据えられたこの小山は参道となる道が

コンクリートで整備こそされているものの

かなりの急峻な角度となっております。

 

軽装なワタクシではございますが心臓の悪い

身体ゆえ、同行のかわつる氏よりも更に遅い

ペースでヨタヨタ登る事となりました。

 

 

2023-05-04 キハ85系 特急 南紀

今回の決めコマ。

 

太平洋を望む橋梁を渡る、5両のキハ85系

仕留めました。

 

名古屋方の先頭車である構図左手側が非貫通の

車両なのですが、その特徴的なくの字形の前面

がよく判るサイドからの撮影となります。

 

 

         2023-05-04       ショバの様子

 

このショバもまた教えていただけねば判らない

位置にございまして、足元は崖っぷち。

 

木々が生い茂る隙間から橋梁を狙う事となる

キャパの狭いショバなのでございます。

 

無理な体制で狙いますと、下手を打てば崖下へ

落ちてデザイア〜してしまいますから慎重に

ポジションを決め、安全第一で撮影致します。

 

ここまで我々をエスコートして下さいました

サロン熊野路氏でございますが、氏は別ショバ

で撮影したいらしく急遽離脱されました。

 

後でまた落ち合う約束をして、熊氏と別れ

我々は引き続き撮影を続けます。

 

 

2023-05-04 キハ85系 特急 南紀

オマケ。

 

巻頭の決めコマと優劣付け難いのですが、この

コマの方が少しピントがズレている気がして

オマケ扱いさせていただきました。

 

待ち時間、奥の浜から聞こえて来る波の音に

耳を傾けながら水平線を眺めてぼぅっと過ごす

時間は、まさに贅沢。

 

撮影だけではなく待ち時間ですらも満喫出来る

素晴らしいロケーションでございます。

 

ただ、昼食がまだでしたので空腹が酷くて

難儀致しました…

 

近くにコンビニでもあれば良いのですが、残念

ながらこの付近には見当たりません。

 

この撮影を終えると次の列車まで60分ばかり

猶予が生まれますので、撮影後は下山しまして

腹拵えする事になりました。

 

 

 2023-05-04      現地スーパーマーケット

 

コンビニよりも地域色が味わえそう、という事

で現地の店舗シュフノミセへ伺いました。

 

片仮名表記だとフランス語っぽくなりますが

漢字だとワタクシみたいな妄想猛々しい輩など

夜のお店っぽい響きをも感じ取ります。

 

主婦  の  店、とコードギアスのサブタイトルを

連想させるスペースを用いた表記がまた、その

隙間にエッチッチィな余地を感じさせますね。

 

化粧気の薄い40代半ばくらいの堀北真希っぽい

女性店員が品出しで屈んだ際に見えるうなじの

色っぽさよ。

 

夏服の胸元から覗く鎖骨の艶めかしさよ。

 

シャツ越しに背中から見えるブラのラインよ!

 

もう買い物どころでは無いかも知れません。

よし、入店だっ!

 

と食欲より色欲となったワタクシは期待に胸を

膨らませたのでございます、が。

 

店内はワタクシが所望する主婦はまるで居らず

店員も客もシワシワな爺さん婆さんばかり。

 

めくるめく妙齢のシュフとの出会いは、幻想に

終わった事を明記しておきます。

 

因みにこのシュフノミセは尾鷲市に本社があり

近隣7店舗を展開する東紀州の独自会社でして

地域密着な営業スタイルとなっております。

 

 

   2023-05-04       この日の昼食

 

焼きそば。

 

醤油やソースといった調味料には地域性が強く

出るよね、という魂胆からチョイス致しました

店内調理っぽい一品でございます。

 

見てくれは極普通の焼きそばの様に思えますが

残念な事に紅生姜は添えてありません。

 

焼きそばやお好み焼きには角切りの紅生姜が

必須、と思うのですが仕方がないのでそのまま

実食致しました。

 

既に昼を大幅に過ぎた時間。

 

しかも朝食は早朝の幕でございましたから

我々は空腹の極致となっておりました。

 

多分、だからでしょう。

 

僅か5口くらいで掻き込んでしまい、味わう等

そんな余裕などありはしませんでした。

 

強いて感想を申し上げるとすれば、不味くは

無かった、というナチュラル上から目線な評と

なってしまいます。

 

腹を満たせただけで充分に幸せなので…

 

 

2023-05-04 キハ25系2連

海の見えないアイレベルにて、銚子川を渡る

キハ25系を狙います。

 

長閑な非電化単線を走るステンレス気動車

 

ローカル路線のデイタイムに単行形1両で運行

では無く2連で走らせるのはJR東海の良心なの

でしょうか。

 

はたまた単行形を開発する費用を抑制しただけ

なのでしょうか。

 

 

昼食を終えてショバへ舞い戻って来ました我々

ですが、またあの急坂な参道を登るのは少々

気後れ致しまして、地平から狙ってみる事と

なりました。

 

実はこの判断が功奏する事となります。

 

 

2023-05-04 キハ85系 特急 南紀

今回の〆。

 

その3にて新宮へ向かう場面を撮影した4連貫通

レア編成が名古屋へ戻るシーンでございます。

 

サイドからだと貫通編成という事が際立って

良い具合にまとめる事が出来ました。

 

俯瞰構図では風景と食い合ってしまい、列車の

レアさが霞んでしまう所でございますからね。

 

 

この撮影で銚子川チャレンジは終了。

 

次は離脱した熊氏と合流すべく、待ち合わせの

場所へ向けて車を発進させます。

 

 

https://kawaturu-tetudouroku.hatenablog.com/entry/2024/04/16/210240

 

ご一緒したかわつる氏の記事もリンクさせて

いただきます。

 

拙ブログよりも詳細にショバについて触れて

おりますので、訪問される際の参考になるやも

しれません。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!