この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
主婦、という単語にはそこはかとなくエッチな
響きが内包されている様に感じます。
昼下がり、団地の一室に訪ねて来るスーツ姿の
男性が、主婦を言葉巧みに口説いて寝室へ…
壁の薄い隣家に聞こえない様、唇を噛んで声を
圧し殺しながらも男の指遣いに時折り漏れる
主婦の嬌声…テンションが爆上がり致します。
これが主夫だと台無し。
団地の部屋の呼び鈴を鳴らして、主夫が顔を
出したら即回れ右でございます。
やはり主婦、化粧気が薄くヨレたシャツを着て
でもムッチリした身体からはオンナが匂い立つ
そんな想像がこの単語からは湧き立ちます。
え、そんなのワタクシだけなのでしょうか?
さて、今回の更新はその2で馬越峠から
見下ろしておりました銚子川の袂へ参陣しての
撮影となるご報告でございます。
道瀬の跨線橋で撮影を終えた我々、次のショバ
と致しまして銚子川橋梁の付近にある小山へと
登ります。
神社も据えられたこの小山は参道となる道が
コンクリートで整備こそされているものの
かなりの急峻な角度となっております。
軽装なワタクシではございますが心臓の悪い
身体ゆえ、同行のかわつる氏よりも更に遅い
ペースでヨタヨタ登る事となりました。
今回の決めコマ。
太平洋を望む橋梁を渡る、5両のキハ85系を
仕留めました。
名古屋方の先頭車である構図左手側が非貫通の
車両なのですが、その特徴的なくの字形の前面
がよく判るサイドからの撮影となります。
2023-05-04 ショバの様子
このショバもまた教えていただけねば判らない
位置にございまして、足元は崖っぷち。
木々が生い茂る隙間から橋梁を狙う事となる
キャパの狭いショバなのでございます。
無理な体制で狙いますと、下手を打てば崖下へ
落ちてデザイア〜してしまいますから慎重に
ポジションを決め、安全第一で撮影致します。
ここまで我々をエスコートして下さいました
サロン熊野路氏でございますが、氏は別ショバ
で撮影したいらしく急遽離脱されました。
後でまた落ち合う約束をして、熊氏と別れ
我々は引き続き撮影を続けます。
オマケ。
巻頭の決めコマと優劣付け難いのですが、この
コマの方が少しピントがズレている気がして
オマケ扱いさせていただきました。
待ち時間、奥の浜から聞こえて来る波の音に
耳を傾けながら水平線を眺めてぼぅっと過ごす
時間は、まさに贅沢。
撮影だけではなく待ち時間ですらも満喫出来る
素晴らしいロケーションでございます。
ただ、昼食がまだでしたので空腹が酷くて
難儀致しました…
近くにコンビニでもあれば良いのですが、残念
ながらこの付近には見当たりません。
この撮影を終えると次の列車まで60分ばかり
猶予が生まれますので、撮影後は下山しまして
腹拵えする事になりました。
2023-05-04 現地スーパーマーケット
コンビニよりも地域色が味わえそう、という事
で現地の店舗シュフノミセへ伺いました。
片仮名表記だとフランス語っぽくなりますが
漢字だとワタクシみたいな妄想猛々しい輩など
夜のお店っぽい響きをも感じ取ります。
主婦 の 店、とコードギアスのサブタイトルを
連想させるスペースを用いた表記がまた、その
隙間にエッチッチィな余地を感じさせますね。
化粧気の薄い40代半ばくらいの堀北真希っぽい
女性店員が品出しで屈んだ際に見えるうなじの
色っぽさよ。
夏服の胸元から覗く鎖骨の艶めかしさよ。
シャツ越しに背中から見えるブラのラインよ!
もう買い物どころでは無いかも知れません。
よし、入店だっ!
と食欲より色欲となったワタクシは期待に胸を
膨らませたのでございます、が。
店内はワタクシが所望する主婦はまるで居らず
店員も客もシワシワな爺さん婆さんばかり。
めくるめく妙齢のシュフとの出会いは、幻想に
終わった事を明記しておきます。
因みにこのシュフノミセは尾鷲市に本社があり
近隣7店舗を展開する東紀州の独自会社でして
地域密着な営業スタイルとなっております。
2023-05-04 この日の昼食
焼きそば。
醤油やソースといった調味料には地域性が強く
出るよね、という魂胆からチョイス致しました
店内調理っぽい一品でございます。
見てくれは極普通の焼きそばの様に思えますが
残念な事に紅生姜は添えてありません。
焼きそばやお好み焼きには角切りの紅生姜が
必須、と思うのですが仕方がないのでそのまま
実食致しました。
既に昼を大幅に過ぎた時間。
しかも朝食は早朝の幕でございましたから
我々は空腹の極致となっておりました。
多分、だからでしょう。
僅か5口くらいで掻き込んでしまい、味わう等
そんな余裕などありはしませんでした。
強いて感想を申し上げるとすれば、不味くは
無かった、というナチュラル上から目線な評と
なってしまいます。
腹を満たせただけで充分に幸せなので…
海の見えないアイレベルにて、銚子川を渡る
キハ25系を狙います。
長閑な非電化単線を走るステンレス気動車。
ローカル路線のデイタイムに単行形1両で運行
では無く2連で走らせるのはJR東海の良心なの
でしょうか。
はたまた単行形を開発する費用を抑制しただけ
なのでしょうか。
昼食を終えてショバへ舞い戻って来ました我々
ですが、またあの急坂な参道を登るのは少々
気後れ致しまして、地平から狙ってみる事と
なりました。
実はこの判断が功奏する事となります。
今回の〆。
その3にて新宮へ向かう場面を撮影した4連貫通
レア編成が名古屋へ戻るシーンでございます。
サイドからだと貫通編成という事が際立って
良い具合にまとめる事が出来ました。
俯瞰構図では風景と食い合ってしまい、列車の
レアさが霞んでしまう所でございますからね。
この撮影で銚子川チャレンジは終了。
次は離脱した熊氏と合流すべく、待ち合わせの
場所へ向けて車を発進させます。
https://kawaturu-tetudouroku.hatenablog.com/entry/2024/04/16/210240
ご一緒したかわつる氏の記事もリンクさせて
いただきます。
拙ブログよりも詳細にショバについて触れて
おりますので、訪問される際の参考になるやも
しれません。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!