写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第3170列車 「 板チキ2両の米原訓練を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は台風が通過する鬱陶しいお天気となった

関西でございますが、幸いな事に懸念された

被害もなく平和の内に終わりました。

 

ただ、過ぎた後も短時間に纏まった雨が降って

撮影には難儀致しました…

 

晴れた!と思ってたら曇り、あらら〜と諦めた

途端にまた晴れる。

 

翻弄される空模様でございます。

 

愛知・静岡は今回もヤバい地域があった模様で

深刻な被害には胸を痛めます。

 

そんな状況に比べれば遥かにマシ、と考えて

撮影に勤しんでおりました…

 

 

さて、今回の更新はお盆期間に走った数少ない

凸ネタの一つ、板チキを牽く訓練列車について

ご報告をさせていただきます。

 

お盆には貨物も事業用の列車もお休みするので

ワタクシとしては、些か撮影意欲を削られる

時期でございます。

 

所が今年は二日間のみですが、板チキ2両を

凸が牽く米原訓練が実施されました。

 

お仕事の隙間に沿線へ立ち、その模様を記録

致します。

 

 

2025-08-13 281系他9両

白無垢に額の30th印が嬉しい、今だけな姿の

281系でございます。

 

6両の281系の後ろには未だ狂猫の装飾が残る

271系3両が連なります。

 

夕刻、米原から折り返し向日町へ戻って来る

訓練列車を狙う為、布陣したワタクシ。

 

練習に特急はるかを撮影した後にポジションを

変え、本番となりました。

 

 

2025-08-13 試9971列車

お馴染みの挨拶ショットでは、カーブの奥から

チラッと顔を覗かせたDD51を仕留めます。

 

よっしゃ、時間通りに来た!って具合で、この

瞬間が実に心踊るのでございます。

 

一コマご挨拶としてシャッターを切り、すぐに

構図を変更して本番を続けます。

 

 

2025-08-13 試9971列車

本番、DD51 1193がツルツルとした車体上面を

見せるチキ5500形2両を牽いて来ました。

 

背後の架線柱が丁度、凸のキャビンに刺さって

しまう構図でございますが、薄く落ちた梁影を

避けたらこうなってしまいました。

 

架線柱は車体の向こう側ですが、梁影は車体に

掛かると不細工ですのでこれで妥協致します。

 

 

2025-08-13 試9971列車

今回の決めコマ。

 

これも架線柱が釜串の位置に来ますが、梁影を

避けた位置で仕留めるのにはやむを得ません。

 

薄く陽が射す曇り具合なのですが背後の住宅に

電柱の影が落ちている様に、油断すると釜にも

梁影が掛かるのでございます。

 

そんな訳で絶妙に良い位置で、決めのコマを

仕留められたのでございました。

 

 

2025-08-13 試9971列車

今回のケツ。

 

走り去る列車へ追い縋り、工臨とはまた異なり

板状のフラットな上面を見せる訓練仕様なチキ

5500形を牽くDD51を見送ります。

 

このタイミングで対向の普電が来た為、キャブ

にはライトが照り返しているのが判ります。

 

ともすればモノトーンな風景となる曇り空の

夕刻に、鮮やかな赤を挿すDD51

 

蒸し暑い夏を表す様に、キャビンの窓が全開で

運転士のご苦労が偲ばれます。

 

 

余談になりますが、JR貨物が運用するEF210

エアコンの効きが絶品らしく、暑い今の時期は

皆さん桃太郎への乗務を求めるのだとか。

 

国鉄形や鮫などの古い設計車だと、まだ厳しい

夏になる前の時代を想定していた為か今ひとつ

エアコンが効かないか、長袖の上着が必要な程

極端に寒くなるかの二択だと伺いました。

 

ウチの車もそうなのですが、エアコンをフルで

稼働させても昼間は暑さが取れず、曇りや夜は

窓に結露が付くくらい冷えるのでございます。

 

アレ、地味にストレスなんですよね…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!