この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
散々言われておりましたが、ネットに接続した
端末は如何なるセキュリティを敷いたとしても
絶対安全、とは申せません。
ましてや大規模な企業体の場合などは、派遣や
バイトも含めると企業倫理の徹底は無理だとも
申せましょう。
そんな状況下にあって、アサヒビールの被害は
残念でなりません。
店頭の品薄感は概ね解消されて来た様に思えは
しますが、お歳暮カタログには従来の2/3以下
しか商品が掲載されず、弊社も顧客から複数の
クレームが飛び込んでいる状況でございます。
いつまでも当たり前に存在するものなどは無く
去年カタログに載っていたから今年もそれを
購入したい!させろ!と言われた所でアサヒが
ダメ、むーりーと返せばそれまでのお話。
間を取りもちつつも、クレームのアホらしさに
溜め息が漏れてしまいます。
気が付いたら無くなっていた、という話ならば
113系という巨大な一族にも終焉の時が近づく
今日この頃でございます。
あとは福知山の2連5本を残すのみ。
都市部を席巻した国鉄近郊形に、本当の別れが
近い事を噛み締めております。
さて、今回の更新はマルタイ甲種を狙いました
ご報告とさせていただきます。
この日、間の悪い事に甲種が2件、ロンチキが
1件同じ様な時間に走る事態となりました。
ワタクシとしてはロンチキはさておき甲種の
2件は押さえたい所なのでございます。
ですが撮影となりますと、全てをガッツリと
押さえるのは困難となりました。
各ショバとスジを勘案しながら、取捨選択を
間違えない様にと悩み抜いた結果。
ロンチキは捨てて甲種2題を確実に仕留める事
と致しました。

この日の初手となりました。
ケツは架線柱に邪魔されましたが、お仕事を
抜けて来た身ではこの練習電が最初で最後。
露出、影落ちから逆算した切り位置などを確認
致しまして、お次は本番となります。

押桃、EF210-351でございました。
この日のマルタイは山口県の厚狭へ配置される
という事でして運用の都合からか、吹田からは
別の釜が牽引する事となります。
マニアとしてはそちらも仕留めたい所なのです
が、その時間には別のネタへ向かわねばならず
マルタイ甲種の撮影はこれっきり。
一発勝負となりました。

今回の決めコマ。
レンズを引いての決め位置にて、仕留めたのが
こちらとなります。
秋らしく色づく線間の草が押桃のスカートを
邪魔しますが、これ以上手前に引くと梁影が
ギロチンの様に落ちて参ります。
人工物じゃないし妥協するか、と草の方は諦め
敢えてここを切り位置に決めました。

今回の〆。
走り去る列車のお尻を失礼致しまして、普段は
中々見ないマルタイの、本線を走る姿を撮影
致します。
深夜に信号を閉塞した上で行われる保線作業に
活躍する作業機材として導入されるマルタイは
車籍が無く鉄道車両としてはカウントされない
存在でございます。
オーストリアのプラッサー&トイラー社から
海路で輸入された機材、この撮影の後に釜を
付け替えて山口県へ向かっております。
それでは、
この列車へ乗車いただき、ありがとうございました!