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4月に入って忙しくしておりまして気が付いたら桜も散ってしまいました。
結局、桜と絡めた鉄画像を狙いに行く機会もなく
シーズンが終わってしまいそうになり、なんとか一葉でも残せないかな、と思案。
そこで今回は、山桜が残る山陰本線にて
検測が実施されるクモヤ443を狙いに行って参りました画像を更新のネタと致します。
さて、クモヤ443それ自体はこのブログでも何度か取り上げています。
被写体としては申し分ない国鉄型車両だと思います。
何度でもその姿を狙いたくなるのです。
今回は山桜が残っているポイントかつ、クモヤが通過する時間に光線状態の良好な
場所という事で、保津峡ー馬堀を選びました。
ところがこの日は朝からどんよりとした雲が空を覆い、光線云々など全く関係ない
フラットな状態に。
むしろ露出が厳しくなってしまいました。
通過予定の30分ほど前に現地入りして構図を考えながら練習電。
クモヤの2連とは構図が異なるのですが、取り敢えず練習です。
「山裾に、まだらに残るピンク色」
一句できましたw
このポイントは京都市と亀岡市の間に横たわる山々を抜けるトンネルから
列車が飛び出してすぐの所にあります。
画像を見て頂いたらお判りの通り、4両か5両が構図の限界だと考えます。
6月から運行する瑞風を撮影する場合は編成の半分がトンネルに隠れてしまいます。
2017-04-17 287系FA04編成 馬堀ー保津峡(後撃ち)
福知山の287系4連が高速で駆け抜けていきました。
この区間、現在は保津峡を越えて嵯峨嵐山までほぼ直線の路線なのですが、
かつては山々の間を流れる保津峡に沿った線形で列車が走っておりました。
当時の嵯峨野駅(現・嵯峨嵐山)から馬堀まで単線のカーブが続く区間は、
小一時間を要する難所であり風光明媚な区間としても知られていました。
現在は旧線を嵯峨野観光鉄道というトロッコ線に転換して
観光向けに運営されています。
2017-04-17 試9827M 保津峡ー馬堀
まずは1枚目。
トンネル出口の傍らには散らずに残っている樹がありました。
何とかこの桜を構図に入れ込みたくてトンネルから飛び出した所を狙いました。
2017-04-17 試9827M 保津峡ー馬堀
続いては編成写真の定番構図で。
もう少しズームしても良かったのですが、そうすると背後の山に咲く薄桃色が入らなくなるので
苦肉の構図でした。
最後に引いた所で。
2017-04-17 試9827M 保津峡ー馬堀
ここまで引いてしまうと桜はほとんどわかりませんね。
わずか1ショットでしたが、
何とか桜と絡めたネタが用意できてミッションクリアです。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!