この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日降り出した雨も今朝には上がり、何とか鉄活が
出来る日和となりました、本日の関西。
私はと申しますと、午前中に電話が鳴りまして
お得意様から緊急で届けねばならない発注があった、と
云う事で已む無く出勤する羽目になりました。
午後からは身体が空きましたので、丁度気になって
おりましたネタを仕入れに、渋滞に巻き込まれつつ
出掛けております。
本日撮影致しましたネタにつきましては、日常ネタと
するか否か、判断に迷う所でございます。
さて、今回の更新は桜井線紀行の第2弾として、
奈良方面へ向かう列車をまとめてご紹介致します。
撮影した写真を見返しておりますと、一見みな
同じ車両の様に見えるのですが、側面や屋根上の
構造物などで微妙に差異があったりして、編成毎に
個性があるのが105系の特徴だと感じます。
今回はそんな僅かな差異を可能な限り拾っての
ご紹介を試みたいと存じます。
2018-02-04 105系SW012編成 三輪―巻向
まずはプレーンな外観を堅持する編成から。
このポイントは午前中の光線ですと背景に三輪神社の
大鳥居を入れ込む事が出来ます。
2丁パンタの時にこれをやっておけば…と後から
悔やんでしまいました。
側面は戸袋窓有、田の字型の窓枠となっておりまして
屋根上にはボタン型のグロベンが並びます、古き良き
国電スタイルでございます。
今でも関西ではこの様な国電スタイルの電車が日常的に
走っているという所が、とても幸せに感じてしまいます。
地元ユーザーからすれば迷惑な話なのでしょうけれど。
2018-02-04 105系SW007編成 三輪ー巻向
続いては先ほどの編成と大きく異なる007編成。
角度を変えてもう一度、
2018-02-12 SW007編成 三輪―巻向
この編成は延命N40工事が施工された車両で
ございまして、屋根上こそ蒲鉾型のクーラーに
ボタン型のグロベンが付いている安定のスタイル
ですが、側面は戸袋窓が埋められ窓サッシも
黒塗りとなり、田の字が目立ちません。
良し悪しではなく、こういった個性のある車両だという
事でございます。
実際、乗り心地に差異はありませんから。
2018-02-04 105系SW011編成 三輪ー巻向
こちらはN40ほど明確なメニューでは無い延命工事が
施工された編成でございます。
施工箇所がほぼ車内なので、外観は未施工車と違いが
ございませんね。
表題の012編成との差異を求めるとすれば、後方の
といった違いでしょうか。
こちらの011編成は103系1000番台顔なのでございます。
2018-02-04 105系SW010編成 三輪―巻向
最後にご紹介いたしますのが変わり種、010編成で
ございます。
どこが変わり種かと申しますと、後方の車両の屋根上、
分散型クーラーを搭載したスタイルの為に先頭の車両とは
シルエットが大きく異なるチグハグ編成だからなのです。
もはやマニア的なコダワリの世界でございますね。
この分散型クーラーを搭載したクハ104‐551は、
事故廃車となったクハ105-7の代替で改造された、
105系のグループ内では新参者となる存在で
ございます。
この様に一見同じに見える105系達でございますが、凝らして
見てみますと意外に差異がある事に気が付くのでございます。
2018-02-04 三輪神社の大鳥居 三輪―巻向
オマケ。
撮影地からはご覧の様に大鳥居が臨めます。
ほんまにでっかいですね。
大仏といい、鳥居といい奈良はスケール感が違う様に思います。
2018-02-04 大鳥居のアップ 三輪―巻向
オマケその2。
手前の住宅と縮尺が違うのではないかと、目を
疑ってしまう大きさでございました。
この大鳥居、車窓からもしっかりと眺める事が
出来ますので、桜井線へご乗車の際にはどうぞ、
ご覧になってみて下さい。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!