写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第559列車 「 豪雨で足止めとなったトワイライトエクスプレス瑞風の回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

自身でカレンダーを確認したわけでは無いのですが、

本日は平成で最後の、13日の金曜日だそうで

ございます。

 

キリスト教圏ではこの、13日の金曜日というのが不吉だ

そうでございまして、この日をタイトルに冠した

ホラー映画も流行ったくらいでございました。

 

平成の世も残り1年も無いそうでして、次の元号が早く

定まらないと提出書類の日付が入れられないなど、

不便な点が出てきそうでございます。

 

 

私の場合、自分の生年月日を西暦で覚えておりまして、

役所などで記載の必要がある時に

はて、昭和…何年だっけという様な事態に陥ります。

 

普段から使っていないといざという時に困るモノで

ございますね。

 

 

昭和生まれの私ですが、東海道新幹線の開業よりは

後の生まれでございます。

 

新幹線は私が生まれた時には既に、高槻の地を

駆け抜けておりました。

 

新幹線以前と以降では、在来線もその運行形態を

大きく変えてしまっております。

 

かつては、鉄道開闢の時代から運行されていた

長距離普通列車が沢山あったものが、新幹線の開業後は

急行や特急に格上げされたり消滅したり。

 

今では「ムーンライトながら」くらいでしか歴史的な

長距離普通列車は残っていないのではないでしょうか。

 

 

昼行、夜行問わず時代に合わせて誕生しては

消滅していく数々の名列車たちですが、今の時代にも

世相に則した長距離列車は存在します。

 

その中の一つが今回ご紹介いたします、

トワイライトエクスプレス瑞風でございます。

 

 

現在は山陽、山陰、周遊の3コースを

日によって変えながら運転されております瑞風。

 

先週、西日本を襲った未曾有の大豪雨によって、線路が

寸断されてしまい、途中の出雲市で運行を打ち切った後

後藤総合車両所出雲支所に留置されていた瑞風ですが、

山陰本線の福知山ー豊岡が開通した事で本日、所属先の

宮原支所へ帰区する為に回送列車として運転されました。

 

 

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2018-07-13 回8270D  八木ー千代川

 

昨年は暇があれば撮影していた87系気動車ですが

何故か2018年に入ってからは縁が無く、今回が初めての

ご紹介となってしまいました。

 

先頭車両の連結器にカバーが付く仕様となりましたのは

2月に後藤総合車両所から出場した時からでございます。

 

 

豪雨被害の後初めて走る家路への道、踏みしめる様に

ゆっくりとした速度で通過して行きました。

 

 

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2018-07-13 221系K2編成  八木ー千代川

 

練習電でございます。

 

山陰本線奈良線同様221系が幅を利かせて

おりますが、奈良線とは異なりこちらは京都支所に

所属するK編成群が運用に就いております。

 

京都だからKなのでしょうね。

 

 

取り敢えず露出合わせに撮影したのですが、

架線柱は左端にインしているわ、右上には架線ビームが

中途半端に入っているわと、構図がガッタガタで

ございましたので次の列車で修正を試みます。

 

 

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2018-07-13 287系FA07編成  八木ー千代川

 

瑞風の露払いとなる287系特急。

 

丹鉄線の一部や舞鶴線は現在も不通でして

万全の山陰ではございませんが、こうして特急列車が

運行される姿を見ると、少なくとも京都口での日常は

戻って来たと実感できます。

 

が、残念な事に架線柱が左端に未だ残っておりまして

構図は失敗でございました…

 

また、右の架線柱の影が287系の頬に落ちていて

残念さに拍車が掛かります。

 

瑞風では失敗の無い様に、この2枚を参考に構図を

組み直しております。

 

 

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2018-07-13 87系気動車10両  八木ー千代川

 

お蔭で狙い通りの撮影が出来ました。

 

今年初めての瑞風ショット、満足でございます。

 

 

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2018-07-13 回8270D  八木ー千代川(後打ち)

 

オマケ。

 

回送ですので当然、乗客のいない後部展望です。

 

 

瑞風の運転日程は現在、7/18に出発する周遊コースが

WEB上で設定されておりますが、山陽本線の復旧が

見込めない為、恐らく今後新たにコース日程が

変更されるのではないかと思われます。

 

ひとまずねぐらへと戻った瑞風。

 

乗客を乗せて元気に走る姿を、また見たいもので

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!