写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2113列車 「 甲113 JR貨物 EF210-348の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

鉄道の日でございます。

 

特に今年は新橋と横浜の区間が開通し

150年の節目を迎えますアニバーサリー

な年という事で、各地も盛り上がって

おります。

 

我が国の鉄道はご存知の通り戦前から

急速に発展し、路線は網の目の様に

伸びておりました。

 

それも貨物輸送を全国へ行き渡らせて

潤滑に戦争遂行が可能となる様に、と

いった不穏な理由も一因でしたが。

 

戦後の経済成長において自動車化が

進み、鉄道貨物輸送自体は衰退の末に

意義が今また見直されております。

 

貨物新幹線の実現検討を始め我が国の

鉄道貨物が今後、更なる変容を来す事

は恐らく確実でございましょう。

 

釜スキーな身の上と致しましては

鉄道開業200周年に向けて変わり行く

鉄道の、貨物輸送の未来をただただ

案じるばかりでございます。

 

 

さて、今回の更新は13日に撮影した

EF210-348の新製出場甲種について

ご報告させていただきます。

 

この日は川車にて、新鶴見へは今年度

最後と噂されますEF210の300番台が

落成致しました。

 

お仕事の都合で例によって毎度お馴染

の裏調子へ布陣致しまして、そんな

話題の押桃甲種を狙いました。

 

 

2022-10-13 9866列車

EF65 2091がエスコート役を務めます

EF210-348の甲種輸送を仕留めます。

 

ご覧いただきます通り辺り一面には

見頃を迎えた秋桜が咲き誇る裏調子。

 

美しい紅桃の絨毯を、押桃との重単が

駆け抜けて行きます。

 

…チーン。

 

 

2022-10-13 5070列車

本番前にはEF210-108が牽く定期の

貨物列車も狙っておりました。

 

お仕事を抜けて撮影へ向かいます道中

裏調子のコスモスを絡めて構図を組む

思案をしておりました。

 

下見もしていなかった為、先ずは

様子を見に行きますと既に満開!

 

しかも普段は貸切みたいなショバに

撮影者が数名いらっしゃり、コスモス

絡みな影響を感じさせられます賑わい

でございました。

 

お休みの日などはさぞ詰め掛ける事に

なるのでしょうか…

 

 

2022-10-13 9866列車

本番のファーストショットは、こんな

感じの挨拶打ちでございました。

 

本来は架線柱の、もう1スパン手前まで

列車を引きつけたい所なのですが。

 

背後から忍び寄るヤツの足音でビビり

まして、ここでシャッターを切る事と

なりました。

 

 

2022-10-13 9866列車

本番のスタートコマはまだヤツが

抜けず、裏被り状態でございます。

今回はコスモスに負けない様カメラを

振って被写体を追いかけておりまして

裏被りでも対向列車なら随分ブレて

目立ちはしませんでしたが。

 

 

2022-10-13 9866列車

今回の〆的なコマとなります。

もう少し左側へ引っ張れば良かったの

ですが、この次のコマはブレが酷くて

即削除致しました…

 

まぁ、このコマも大概なおブレさまに

なっておりますが。

 

 

2022-10-13 9866列車

オマケ。

再度ピントを当て直しての押桃中心な

コマを、後打ちの代わりに撮影して

甲種輸送の撮影を終えております。

 

このショバでは、先日の日車甲種へも

ご同道いただいたお仲間のmt鉄氏と

再びご一緒し、楽しく過ごす事が

出来ました。

 

氏に感謝申し上げます。

 

 

続々と送り込まれます押桃によって

PFの淘汰も始まるのでしょう。

 

側面にJRマークが無いEF65 2139が

ついに運用離脱した、とも聞きます。

 

今後とも、検査期限の迫った釜だけで

なく関西で当たり前に見る新鶴見

PFは、小まめに狙っていきたいと

考える秋の午後でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!