この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
暑い1日でございました本日。
戸外におりますと自然に体内の脂質が着火する
のではないか!?と思う程に、陽射しも強く
アイスの美味い午後でございます。
燃焼した脂質は充填された上に尚も増量して
夏を乗り切らねばなりますまい。
さて、今回の更新は久々の撮影となります甲種
輸送につきましてのご報告でございます。
この日は秋田の土崎工場へ全般検査を受ける為
衣浦臨海鉄道のKE65-1が稲沢から吹田までの
行程で甲種輸送されるという事でございまして
土曜という面倒な日ですが、参戦致しました。
梅雨の晴れ間を得て良さげな光線でございます
ので、拙ブログでもお馴染みとなるショバへと
足を向けてみました。
事が出来ました。
長鼻を前にして牽引、輸送されるKE65-1には
キャブ前面の窓に輸送時の注意書きと思われる
張り紙が為されております。
若い職員などは触る機会の乏しい年季の入った
KE65形、細かく注意書きをせねばならないの
かもしれません。
そもそもDLの操縦資格自体、運転士全体から
見ても僅かでしょうしね。
事案があるのだろう、と拝察致します。
練習電には付属の3連も含めた9両全てが同一の
形式で揃う、フル281編成の特急を狙います。
このショバでは線形外側に膨らむアウトカーブ
構図となりまして、長い編成だと尻が巻いて
編成後端までは収まりません。
ロンチキや空コキだと多少は編成が長くても
後まで見通せるのですが、箱車の場合はご覧の
様に8両程度が限界となります。
この撮影で、露出や本番の構図をイメージして
失敗の無い様に致します。
と、背後から貨物が現れましたので思わず撮影
してしまいました。
潜って北陸を目指します。
この様なついシャッターを切ってしまった撮影
の事を、スナップ写真と呼ぶのでしょうかね。
本番タイムのスタートとして、望遠構図にて
先ずは被写体を仕留めました挨拶ショット。
串パン上等な出来映えなのは気にしないのです
が、それよりもKE65の短鼻が見えない点が
残念な所でございます。
折角のセミセンターキャブ車体なのが、望遠を
効かせると台無しになってしまいました。
ですから本命となります決めのコマでは、その
点に注意を払って撮影致しました。
今回の〆。
ございます。
本音を申しますと、もう少し手前まで引きつけ
サイド寄りの構図にて狙いたい被写体ですが
そうすると架線梁の影が忽ち牙を剥いて鮫へと
襲いかかります。
この切り位置が妥協点でございました。
オマケ。
最後に、腹を揺らしながらターンを決めまして
振り向きざまのケツ打ちでございます。
実はワタクシよりも歳下なKE65 1。
自社発注機として衣浦臨海鉄道を今なお支える
生え抜きの釜でございますが、2022年度の
衣浦臨海鉄道安全報告書にあります様に今後は
DD200が導入される模様でございます。
次の全検はあるのか?そう考えますと、やはり
先行きの怪しい古豪ですから貴重な甲種輸送の
場面が記録出来た事に感謝でございます。
よりにもよってこの次の週の水曜、今度は
吹田から土崎へ向けた甲種輸送が施行されて
おります。
果たしてワタクシ、参戦が叶ったのか。
続きはまた改めての機会とさせていただきたい
と思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!