この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
くっそ暑い1日となりました、本日の関西。
予報通り陽射しが射し込む空模様となったのは
有り難い事なのですが、前日までの湿気もまた
至る所に残ったまんま気温が上がる訳ですから
最早、世の中がサウナでございます。
しかもカァーッとした熱気では無くムゥーッと
する湿気で、整うどころかシャツは汗まみれに
なるしパンツは白濁まみれ…いえ、それは無し
でございますが。
魔の水曜ではございますが、お仕事も鉄活も
それなりに片付けまして汗だくな夕方。
早めにお仕事を上がりまして帰宅→即シャワー
で、ようやく一心地つきました。
夕飯は湯掻いた枝豆と焼き鳥、ビールが欲しい
所なのですが、用意する気力が湧かずに3分で
出来上がる麺類にしちゃいました…
この記事を書き終えたら、コンビニへアイスを
買いに行って参ります。
さて、今回の更新は空チキを牽く岡山のEF210
いわゆる岡桃を被写体と致しますご報告で
ございます。
関西チキ工臨ではレールセンターの所在する
向日町を起点として、各地へ工臨が走りますが
向日町までのレール運搬に関しては二通りの
ルートがございます。
一つは東福山のJFEスチールから列車での直接
搬入、もう一つが安治川口からのレール輸送で
ございまして、これが臨貨に仕立てられており
ワタクシのお目当てとなっております。
尤もレールを積載した往路はお仕事の都合上
中々その撮影機会が捻出出来ないのですが
復路につきましては比較的容易に狙えます。
EF210-128の牽く空チキ6両の臨貨を、いつも
お邪魔しているショバから狙いました。
この日は引退が発表された黄色先生の運転日と
相まって、その撮影に行かれた為にヌシのT氏
不在となりましてワタクシ一人寂しく撮影。
そんなぼっち野郎を哀れに思ったのでしょうか
ちょっとしたサプライズがありました。
本番の少し前に通過する練習電でございます。
ウィルス禍全盛期には日根野で燻っていた新車
271系を先頭にした9両で、勢いよく橋を渡る
列車の姿を捉えました。
早朝のクモヤ撮影では薄日も射すお天気となり
予報に騙された感がございましたが、午後には
すっかり分厚い雲が空を覆っておりました。
逆ならば大歓迎だったのですけれど…
本番、橋を渡り始めた空チキを連れる臨貨です
が、何故かこの位置で停車してしまいました。
恐らく信号が停止現示だったのでしょう。
ここで停められましても、せいぜいご挨拶に
一コマ切るくらいしか出来ませんのでもう少し
こちら側へ近づいて欲しい所でございます。
すると願いが通じたのか、ゆっくりゆっくりと
橋を渡り目の前へ来てくれました。
今回の〆。
巻頭コマと殆ど変わらない位置にある列車を
構図を少し変えてもう一度狙いました。
タキやホキなどが走る事の無い関西に於いては
チキを牽く岡桃、というコンテナ列車以外の
貨車を牽引する貴重な被写体でございます。
しかも、更新色でも初期塗装に分類される様に
なった明灰色スカートを持つ岡桃の牽引。
地味なネタだとは理解しておりますが、やはり
ワタクシ血が沸き立つのでございます。
やっぱチキ臨貨、最高ですわ。
オマケ。
単なるケツ打ち、に見えない様に狙ってみた
バックショットでございます。
列車はここで再び停車致しましたので、列車の
前方にある信号機が停止現示となっている様を
併せて構図に入れてみました。
どうぞスワイプしてご確認ください。
この後暫くして、対向から遅延していた回送
列車が向日町からやって来まして、やっと信号
も切り替わり臨貨が発車して行きました。
単線ゆえに偶に見られますこの様な停車劇。
短時間とは申せども、中々にドラマのある
出来事でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!