写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2741列車 「 空チキを牽く岡桃、臨貨8183レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

くっそ暑い1日となりました、本日の関西。

 

予報通り陽射しが射し込む空模様となったのは

有り難い事なのですが、前日までの湿気もまた

至る所に残ったまんま気温が上がる訳ですから

最早、世の中がサウナでございます。

 

しかもカァーッとした熱気では無くムゥーッと

する湿気で、整うどころかシャツは汗まみれに

なるしパンツは白濁まみれ…いえ、それは無し

でございますが。

 

魔の水曜ではございますが、お仕事も鉄活も

それなりに片付けまして汗だくな夕方。

 

早めにお仕事を上がりまして帰宅→即シャワー

で、ようやく一心地つきました。

 

夕飯は湯掻いた枝豆と焼き鳥、ビールが欲しい

所なのですが、用意する気力が湧かずに3分で

出来上がる麺類にしちゃいました…

 

この記事を書き終えたら、コンビニへアイスを

買いに行って参ります。

 

 

さて、今回の更新は空チキを牽く岡山のEF210

いわゆる岡桃を被写体と致しますご報告で

ございます。

 

関西チキ工臨ではレールセンターの所在する

向日町を起点として、各地へ工臨が走りますが

向日町までのレール運搬に関しては二通りの

ルートがございます。

 

一つは東福山のJFEスチールから列車での直接

搬入、もう一つが安治川口からのレール輸送で

ございまして、これが臨貨に仕立てられており

ワタクシのお目当てとなっております。

 

尤もレールを積載した往路はお仕事の都合上

中々その撮影機会が捻出出来ないのですが

復路につきましては比較的容易に狙えます。

 

 

2024-06-27 8183列車

EF210-128の牽く空チキ6両の臨貨を、いつも

お邪魔しているショバから狙いました。

 

この日は引退が発表された黄色先生の運転日と

相まって、その撮影に行かれた為にヌシのT氏

不在となりましてワタクシ一人寂しく撮影。

 

そんなぼっち野郎を哀れに思ったのでしょうか

ちょっとしたサプライズがありました。

 

 

2024-06-27 関空特急はるか

本番の少し前に通過する練習電でございます。

 

ウィルス禍全盛期には日根野で燻っていた新車

271系を先頭にした9両で、勢いよく橋を渡る

列車の姿を捉えました。

 

早朝のクモヤ撮影では薄日も射すお天気となり

予報に騙された感がございましたが、午後には

すっかり分厚い雲が空を覆っておりました。

 

逆ならば大歓迎だったのですけれど…

 

 

2024-06-27 8183列車

本番、橋を渡り始めた空チキを連れる臨貨です

が、何故かこの位置で停車してしまいました。

 

恐らく信号が停止現示だったのでしょう。

 

ここで停められましても、せいぜいご挨拶に

一コマ切るくらいしか出来ませんのでもう少し

こちら側へ近づいて欲しい所でございます。

 

すると願いが通じたのか、ゆっくりゆっくりと

橋を渡り目の前へ来てくれました。

 

 

2024-06-27 8183列車

今回の〆。

 

巻頭コマと殆ど変わらない位置にある列車を

構図を少し変えてもう一度狙いました。

 

タキやホキなどが走る事の無い関西に於いては

チキを牽く岡桃、というコンテナ列車以外の

貨車を牽引する貴重な被写体でございます。

 

しかも、更新色でも初期塗装に分類される様に

なった明灰色スカートを持つ岡桃の牽引。

 

地味なネタだとは理解しておりますが、やはり

ワタクシ血が沸き立つのでございます。

 

やっぱチキ臨貨、最高ですわ。

 

 

2024-06-27 8183列車

オマケ。

 

単なるケツ打ち、に見えない様に狙ってみた

バックショットでございます。

 

列車はここで再び停車致しましたので、列車の

前方にある信号機が停止現示となっている様を

併せて構図に入れてみました。

 

どうぞスワイプしてご確認ください。

 

この後暫くして、対向から遅延していた回送

列車が向日町からやって来まして、やっと信号

も切り替わり臨貨が発車して行きました。

 

単線ゆえに偶に見られますこの様な停車劇。

 

短時間とは申せども、中々にドラマのある

出来事でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!