写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2434列車 「 小浜行き!原色PFが牽く梅小路配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は首都圏、北陸でそれぞれ大変珍しい

列車が走っておりました。

 

参戦したいなぁ…とは思っていたのですが何せ

月末、お仕事が大変立て込んでしまいまして

しかもちょっと遠いとあって二の足を踏んで

しまいました。

 

身の丈に合った鉄活をしておかねば、やがては

無理が祟って割を食う…そうも思いますので

潔く笑って見送る夜なのでございます。

 

 

さて、今回の更新は定尺チキが工臨に仕立て

られる前段階の配給列車を狙いましたご報告と

させていただきます。

 

関西チキ工臨では、向日町にレールセンターが

あります関係から発着は向日町となります。

 

ですが、レールは製鉄会社から直接向日町へ

搬入される訳ではなく、船便で大阪港へ荷揚げ

され、至近にある安治川口から臨時貨物列車で

京都貨物へ輸送されて来ます。

 

京都貨物からはJR西日本へ受け渡され、旅客の

配給列車として向日町へ搬入される形となる

ちょっとした小旅行なドラマが繰り広げられて

おります。

 

 

2023-07-18 配7993列車

先ずは今回の主題となります、EF65 1135が

定尺チキを牽く配給列車を据えてみました。

 

チキにはレールが積載され、もう既に工臨

見紛う状態でございます。

 

このまま向日町へ収容されまして、工臨の発日

に出発線へ移動。

 

担当の釜に牽かれて工臨となります。

 

 

2023-07-18 8183列車

一方で工臨返空で向日町へ戻ったチキは再び

向日町から配給で京都貨物へ、京都貨物からは

臨時貨物列車として安治川口へ向かいます。

 

丁度、京都貨物から安治川口へと向かう列車が

鉄橋に差し掛かりましたので、挨拶がてら

望遠を飛ばしてみました。

 

で、レンズを引いて構図を再構築致します。

 

 

2023-07-18 8183列車

EF210-7が充当されます臨時貨物列車。

 

工臨の役目を終え向日町へ戻った空チキ達を

安治川口まで引率する場面でございます。

 

0番台、所謂初期に製造された桃釜は既に経年

30年ほどとなります大ベテラン。

 

そんな岡山の桃たちがチキ牽引を担うのが今の

関西で地味に人気なネタとなっております。

 

世の撮り鉄さん方はあまり気にしていない模様

ですがこの組み合わせ、撮れる内に撮っておく

べきネタだと思います。

 

 

2023-07-18 8183列車

配給列車の時刻。

 

雲が晴れ陽が射し込む桂川橋梁を、PFの牽引で

短編成が渡り始めます。

 

PFの後ろには東海道新幹線が駆け抜けて行く

姿も見えます。

 

 

2023-07-18 配7993列車

今回の〆。

 

巻頭コマから更に列車を引き付けまして決めの

コマと致しました。

 

8月後半はトワ釜が充当されましたこの配給も

7月ではまだ原色釜が担っておりました。

 

個人的にはトワ釜より原色の方が、味があって

撮影し甲斐を感じております。

 

 

2023-07-18 荷票

オマケ。

 

チキの荷票を確認したら、敦賀地域鉄道部の

小浜宛となっておりました。

 

なるほど、このチキ達は小浜へ向かう事が判明

致しました。

 

ただ、荷票を見ても日時までは載っていない為

こちらへ掲載しても、問題は少なかろうと

思います。

 

 

向日町から各地へ向かうチキ工臨

 

ロンチキの場合はレールセンターでの溶接が

挟まりますが、定尺チキの場合は基本的に

安治川口から向日町を経てそのまま宛先へと

送られております。

 

皆様の工臨撮影の一助となれば、本記事もまた

幸いでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!