この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日もひたすら雨が降る1日。
雨は雨でまた良いのですが、気圧が下り多湿に
なる点は体調的にも下降するから困ります。
明日は晴れ予報だそうでございますが果たして
空気は乾いてくれるのでしょうか。
と申しますか、予報は当たってくれますよね?
さて、今回の更新は西明石に常駐していました
クモヤ145-1109が吹田へ廃車回送される、と
いう事で狙いましたご報告でございます。
前回の〆にて74レを狙いました様にこの日は
曇天の予報でございましたので、晴れますと
側面真っ暗になりますショバへ布陣しよう、と
判断致しました。
吹田のクモヤ145-1003が先頭、間に1009を
挟んで最後尾にクモヤ145-1109が付く編成で
やって来た列車でございます。
予報通り曇天…かと思いきや、なんと薄日が
射し込んで来まして思う様な色味が出せないと
いう顛末でございました。
本番前、練習にと撮影した快速列車ではまだ
露出が低いものの、曇天らしい状況でしたので
安心して構えておりました。
寧ろこのショバでは複々線ゆえの被り被害こそ
懸念していたのでございます。
案の定、クモヤ到来の1分前に踏切が鳴り出し
遮断機が降りたタイミングで遥か向こうからは
クモヤの前照灯が煌めきます。
が、背後からは普電と、更に貨物列車までもが
襲来致しました。
頼む、貨物よ早く抜けてくれ!と願いつつ
カメラを構えます。
クモヤ145が駅を通過する場面を挨拶ショット
として捉えてみましたが、4本の線路全てに
列車が在線しているのがお判りでしょうか。
手前の下り2線は普電と貨物が過ぎ去り、脅威
判定が消えたのですが、上り内線の普電は未だ
並走してやろうかと此方を睨んでおります。
ただホーム上には溢れんばかりの通勤客がまだ
いらっしゃるので、その隙にクモヤが先行し
巻頭コマを仕留めたのでございます。
こちらは巻頭からレンズを引きつつ連写しての
2発目、でございます。
手前2両の1003と1009に対し同じ形式ながら
出自の異なる1109は側面の窓・扉の配置でも
差異が認められます。
まさかのヌル晴れ状況となって困りましたが
この差異が判る撮影が出来たのは、せめてもの
慰めとなりました。
オマケ的に狙ってみた最終カットにて、やっと
クモヤ側面がそれらしい色味となりました。
ヌル晴れゆえにこの程度で済みましたが、これ
本格的に陽が顔を出しますと完全にアウト判定
でございます。
ヤバい所でございました…
今回の〆。
廃車回送として吹田へ送られる対象である
クモヤ145-1109のお顔を狙って、ケツ打ちを
敢行致しました。
吹田所属の2両が凄いパッチワーク塗装なのに
1109の方は綺麗な側面でございますのは何だか
釈然と致しません。
また、貫通扉から伺える運用番号が145と表示
されております点も涙を誘います。
3両が3つのパンタを振り上げて走る勇壮な姿は
いつまでも記憶に残るのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!