写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2740列車 「 クモヤ145-1109の廃車回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日もひたすら雨が降る1日。

 

雨は雨でまた良いのですが、気圧が下り多湿に

なる点は体調的にも下降するから困ります。

 

明日は晴れ予報だそうでございますが果たして

空気は乾いてくれるのでしょうか。

 

と申しますか、予報は当たってくれますよね?

 

 

さて、今回の更新は西明石に常駐していました

クモヤ145-1109が吹田へ廃車回送される、と

いう事で狙いましたご報告でございます。

 

前回の〆にて74レを狙いました様にこの日は

曇天の予報でございましたので、晴れますと

側面真っ暗になりますショバへ布陣しよう、と

判断致しました。

 

 

2024-06-27 回9782M

吹田のクモヤ145-1003が先頭、間に1009を

挟んで最後尾にクモヤ145-1109が付く編成で

やって来た列車でございます。

 

予報通り曇天…かと思いきや、なんと薄日が

射し込んで来まして思う様な色味が出せないと

いう顛末でございました。

 

 

2024-06-27 223系W19編成

本番前、練習にと撮影した快速列車ではまだ

露出が低いものの、曇天らしい状況でしたので

安心して構えておりました。

 

寧ろこのショバでは複々線ゆえの被り被害こそ

懸念していたのでございます。

 

案の定、クモヤ到来の1分前に踏切が鳴り出し

遮断機が降りたタイミングで遥か向こうからは

クモヤの前照灯が煌めきます。

 

が、背後からは普電と、更に貨物列車までもが

襲来致しました。

 

頼む、貨物よ早く抜けてくれ!と願いつつ

カメラを構えます。

 

 

2024-06-27 回9782M

クモヤ145が駅を通過する場面を挨拶ショット

として捉えてみましたが、4本の線路全てに

列車が在線しているのがお判りでしょうか。

 

手前の下り2線は普電と貨物が過ぎ去り、脅威

判定が消えたのですが、上り内線の普電は未だ

並走してやろうかと此方を睨んでおります。

 

ただホーム上には溢れんばかりの通勤客がまだ

いらっしゃるので、その隙にクモヤが先行し

巻頭コマを仕留めたのでございます。

 

 

2024-06-27 回9782M

こちらは巻頭からレンズを引きつつ連写しての

2発目、でございます。

 

手前2両の1003と1009に対し同じ形式ながら

出自の異なる1109は側面の窓・扉の配置でも

差異が認められます。

 

まさかのヌル晴れ状況となって困りましたが

この差異が判る撮影が出来たのは、せめてもの

慰めとなりました。

 

 

2024-06-27 回9782M

オマケ的に狙ってみた最終カットにて、やっと

クモヤ側面がそれらしい色味となりました。

 

ヌル晴れゆえにこの程度で済みましたが、これ

本格的に陽が顔を出しますと完全にアウト判定

でございます。

 

ヤバい所でございました…

 

 

 

2024-06-27 回9782M

今回の〆。

 

廃車回送として吹田へ送られる対象である

クモヤ145-1109のお顔を狙って、ケツ打ちを

敢行致しました。

 

吹田所属の2両が凄いパッチワーク塗装なのに

1109の方は綺麗な側面でございますのは何だか

釈然と致しません。

 

また、貫通扉から伺える運用番号が145と表示

されております点も涙を誘います。

 

3両が3つのパンタを振り上げて走る勇壮な姿は

いつまでも記憶に残るのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!