写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2022列車 「 国鉄形事業用車両、クモヤ145形2両の送り込みを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



悩ましい…


9月に走ります兵庫DCの大サロと同じ

日に、岡山DCの鷲羽が設定されまして

悩まされております。


鷲羽の方は115系のD-26、27編成の

いわゆる湘南シックスでございまして

撮りたい被写体なのは勿論の事。


一方で大サロは浜坂から姫路へ走る為

日中にどちらも狙うのは困難なので

ございます。


前日もお休みならば無理なくどちらも

撮影可能なのですが、ワタクシには

そんな素敵なホリデーはありません。


やむ無く湘南シックスは捨てまして

大サロへ全集中するしか無いかなぁと

考える次第でございます。

 

 

さて、今回の更新は吹田総合車両所

所属します事業用車両クモヤ145形の

走行場面を狙いましたご報告と

なります。


以前は向日町所属の電気検測車として

クモヤ443系が在籍していましたので

単にクモヤ、と呼ぶ場合はどちらを

指すかが判りにくかったのですが…


クモヤ443は廃車となり、今では唯一

クモヤ145だけがクモヤという形式を

冠しております。


そんなクモヤが久々に走る、と教えて

いただきましたので、闇鉄参戦すべく

夜の駅へと向かいました。



2022-07-11 回97777M

クモヤ145-1009を先頭に、後ろには

クモヤ145-1003が付く2両編成で夜の

駅を通過する場面でございます。 

 

事業用らしい塗装パターンは、昨秋に

登場したDEC741系へ引き継がれます

が、こちらが本家でございます。 


帰宅ラッシュの終わった静かな駅を

MT54系モーターのけたたましい音を

響かせて走り去る2両。


国鉄時代の生き証人として、半世紀を

駆ける事業用車両を見送りました。



2022-07-11 207系7両…

布陣しまして最初の練習電は、幸先の

悪い結果となりました。

 

 ひょっとして本番でもこの様な悲劇に

見舞われるのでは!?と、俄に不安が

もたげて参ります。


慌ててダイヤを確認し、クモヤ通過の

際には対向列車が無いか調べました。


幸いな事にこれ以降、被られる事は

無さそうでございます。


ダイヤが正常なら…ですが。

 

 

2022-07-11 321系D37編成他7両

入線する普電を、今度こそガッチリと

仕留めまして練習撮影の意義が叶い

安堵する事が出来ました。 


この後は本番でございます。


入念に切り位置やズーム回りを弄り

本番に備えてますと、対向ホームで

通過案内がなり始めました。



2022-07-11 回97777M

巻頭コマから引いた構図と申しますか

連写した二発目でございます。

 

検査表記の書かれた後位側が先頭の

クモヤ145-1009を、このコマでも

辛うじて止める事が出来ました。


運転席後ろは6人掛けのロングシート

左右に用意されます12名乗車の可能な

仕様でございます。


昨今の高額裏側体験ツアーにも活用が

可能な様に思えますが、その内これも

乗車の機会が用意されたりするので

しょうか。



この夜に走りました2両のクモヤは

福知山への送り込みなのだそうでして

後日、間に113系を挟んで吹田へと

戻る事となります。


そちらも撮影の機会は得られました為

後日、更新ネタに充当する予定で

ございます。



以前は夕飯時に吹田を発していました

スジでしたが、帰宅ラッシュがパない

時間帯に駅へ集まるバルブ勢が乗客の

通行を阻害しトラブルになりました。


三脚や脚立が並び通行を阻害したとの

話でございます。


クレームのメールまで近畿統括本部へ

寄せられまして、次の運行からスジが

遅い時間へ繰り下げられたと、中の人

から聞いております。


その為、山間の小さな駅でバルブ撮影

致しました我々も、今ではこうして

流し撮り一発勝負が関の山。


これはこれで楽しいのですが、紳士の

皆様が集うあのバルブナイトが少々

懐かしく感じられますのも本音で

ございます。


 

2022-07-11 回97777M

オマケ。


クルリと振り返り、後打ちも…と思い

ましたがピントが暗くて作動せず。


クモヤ145-1003側の方は無念のボケ

具合となりました。


チラッと写ります時計から、今が

夜遅くである事もお察しいただける事

かと存じます。

 

最後が締まらないオチの付く撮影で

この夜は帰宅の途に就きました。


帰宅したら午前さま。


家人を起こさぬ様に忍び足で

シャワーを浴びて就寝致しました。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!