この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
我妻カッターで活躍します関東のクモヤ145が先ごろ
運用を離脱したとの報せをキャッチ致しました。
国鉄時代から縁の下の力持ちとして活躍します
クモヤ145形ですが、そろそろいい御歳ですから
出来るだけ早めにその姿を記録していきたいと
思う所存でございます。
さて、今回の更新はお正月明けに走りました
日根野のクモヤ145を狙いましたご報告となります。
この日は生憎の雨空となりまして、何時もであれば
調子踏切から撮影するのですが、調子の方だと
足元が悪くて靴やズボンが汚れるのを避ける為に
この日は偶々裏調子の方へ布陣しておりました。
雨でしたので光線を気にしなくて良い、という
利点もございましたし。
で、本番を迎えた訳なのですが。
クモヤ145-1106が先頭、次位には伴走として
クモヤ145-1003が付いております。
が!
なんと内側線を普電が並走して参りました。
このスジは調子で被る事が無いと思っていたので
ちょっと驚きでございます。
引いた構図でもう一度。
後ろの普電が上げるパンタグラフがクモヤ145の
パンタと微妙に隣り合ってしまい、何だか
トリックアートみたいな構図になりました。
それにしましても、いつもの様に調子へ
布陣してますと被り撃沈となったので、回避が出来て
胸を撫で下ろしました。
夜。
午前中に撮影したクモヤ145-1106が日根野へと
戻る際に、前後をクモヤ145に挟まれる3連が
撮影出来ると聞きまして、吹田駅に陣取りました。
望遠レンズで吹貨を望みますと、クモヤ145が
待機しているのが見えました。
で、本番となったのですが。
通過する線路を読み間違い、レンズと構図の選択を
誤りましてハイビームを喰らい大撃沈。
しかも聞いていた3連では無く、午前中と同じ
2両じゃ無いですか…やだもぅ。
オマケ。
午前中の本線試運転では方向幕が微妙に杉本町と
掲示されていたのですが、夜にはしっかり回送と
表示が改まっておりました、クモヤ145-1106。
クモヤサンドの撮影などで吹田のクモヤ145は
比較的撮影機会があるのですが、日根野の車両は
中々目にするチャンスがございません。
こんな撮影成果ではありますが、貴重な機会が
得られただけ有難い事だと感じております。
でもいつかはまた、クモヤ145の3連も撮影したいと
思うのでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!