写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1414列車 「 クモヤサンド! 113系S2編成の吹田出場を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

当たり前にあるものが突然無くなりますと、それは

大変不便に感じるものでございます。

 

代わりになるものが便利であれば良いのですが

代替品はいつだって所詮は代替品でございますから

いざという時の備え、というものは心構えも含めて

必要なのかも知れませんね。

 

 

さて、今回の更新は先日撮影しておりました

福知山の113系の吹田出場に関します

撮影報告でございます。

 

この列車は福知山線を経由して入出場が

行われますが、その際には事業用車両が前後に

連結されます、通称クモヤサンド、という状態と

なるのでございます。

 

今回の出場回送もクモヤが前後に付きます形で

実施されておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20201114210821j:plain

2020-11-10 回7777M

前後にクモヤを連結した113系S2編成が

霧の立ち込めます夜の駅へと到着致しました。

 

望遠構図で編成中に上がる3丁もの菱形パンタを

ばっちり捉えております。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20201114211100j:plain

2020-11-10 回7777M

駅へ向かう道中は特に霧が深い訳でも

無かったのですが、列車の到着に合わせる様に

霧が駅を包み込みまして、

一瞬で幻想的な雰囲気になりました。

 

お陰で後方のクモヤも何となく明るく捉えられ

山あいの駅という空気感が増している様に思えます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20201114211443j:plain

2020-11-10 クモヤ145-1006

スナップ撮影も楽しんでおりました。

 

こちらは後尾のクモヤを、乗務員扉を中心に

撮影してみた構図でございます。

 

三脚に固定して長時間露光で撮影しているので

スナップ撮影というのも可笑しな物言いですね。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20201114211658j:plain

2020-11-10 クモヤ145-1006

こちらは乗務員扉の窓から、煌々と明りの灯る

車内を狙ってみました。

 

窓越しなのでこんなものかな、と適当な

撮影になってしまいましたね。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20201114211849j:plain

2020-11-10 回7777M

後ろからも編成を狙ってみます。

 

今回の編成は先頭がクモヤ145-1007、間に

113系S2編成を挟み後尾がクモヤ145-1006という

陣容となっておりました。

 

大抵このスジにはクモヤ145-1001と1003の

コンビが充当されますので、ちょっと珍しい

顔ぶれに撮影しながら気分が高揚しておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20201114212157j:plain

2020-11-10 回7777M

今回の〆。

 

表題と同じ構図でございます。

 

先頭のクモヤ145-1007は貫通扉の上に

設けられた運用番号表示が臨5963と

なっておりました。

 

何を労っているのか今一つ判りかねますが

ちょっと面白い小ネタ、という事で

撮影する側も意識してファインダーを

覗いておりました。

 

ちなみに後尾の1006では運用番号表示が

6001、となっており思わず戦前かい!と

ツッコミを入れたくなりました。

 

ほら、戦前の横文字って左から読むじゃないですか。

 

6001を逆読みすると車番になるので、きっと

そういう意図なのだと思いまして。

 

 

このクモヤ2両、予定ではもう吹田へ

戻っている筈だったのですが、どうやら今も

福知山に居残っている様でございます。

 

一部では故障か、とも言われておりまして

真相や車両の様子も気に掛かります。

 

無事に吹田へ戻れれば良いのですが。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!