この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今回の更新は昨夜、吹田から出場しております福知山の
113系2両編成、S7編成を夜も更けた谷川駅で
撮影しておりますご報告となります。
クモヤサンドをここで撮影するのも3回目、その内
初回は今回と同じS7編成でございました。
あの時は高感度撮影の為に手持ちで
狙っておりました。
それも今では足の伸びないローアングル専用と
化したへっぽこ三脚とは申しましても
長時間露光の有り難さを知り多用する
始末でございます。
都会の駅では使用制限がございます三脚も
列車と撮影者以外誰も居ない山間の駅では無問題。
ルールを守って楽しく撮影となりました。
まずは望遠ショットからスタート致します。
駅の光源が車両に当たるのが中間部だけですので
頭とお尻が明るめになる様に露光時間を
調整しております。
4両中パンタが3つも上がる素敵な編成を
捉える事が出来ました。
篠山口へ向かいます223系の普電と
離合致します。
単線区間になっております。
その為、現行のダイヤではここ谷川駅で
数本の列車を見送るべく、割と長い間
停車するのでございます。
今回のクモヤ145も前回、S5編成の出場時と同様に
クモヤ145-1003、クモヤ145-1001のコンビが
充当されておりました。
このクモヤ2両は本日の日中に福知山から
吹田へ返却された模様でございます。
スナップショット的な感じで。
三脚の都合上、ローアングルでしか構図が
組めないのがお笑い所でございます。
ほんまに誰もおりません。
実に静か、と申しますかクモヤと113系の奏でる
国鉄モーターだけが響き渡る構内でございます。
目を閉じますとそこはもう昭和の世界…
目を開けてもここは昭和の世界なのかも知れません…
101系の足回りを流用してボディを新造した
クモヤ145形は車内も未だに国鉄の、昭和の香りが
ムンムンと漂います。
モヤ~っとした写真になっておりますが、低速SSで
手持ち撮影をした結果、この様な具合になりました。
網棚の上のトイレットペーパーは一体何に使うのか
興味をそそります。
今回の〆。
表題から引いた構図で
もう一度撮影しておきました。
この編成、4両の内で運転台が付いていない
車両が無いという面白い編成でございます。
営業運転では見る事の出来ない事業用車両と
短編成で今も活躍する国鉄形車両の競演。
ジックリと堪能させていただきました。
ここでの撮影は、写真を撮るという目的以上に
都会の喧騒から遠く離れた山間で過ごす
ほんのひと時。
また機会がございましたら、谷川駅へと
足を運ぶのでございましょう。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!