この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ワタクシがホームグラウンドと
勝手に思っております長岡京の調子踏切ですが
別に普段から彼の地に足繁く通っているという
訳ではございません。
逆に、このスジは!というネタ以外では余り
寄り付く事も無いのでございます。
では何故にホームグラウンドなどと思っているのか
と申しますと、彼の地で声を掛けて下さり仲良く
なりました鉄仲間の皆様と集う場所、という
側面が強くあるのでございます。
例えば重連ロンチキだったり、シーズン中の
朝練では馴染みの面子が顔を合わせる機会が多く
そこで過ごした時間を礎に交友が広がるのが
とても幸せな事の様に思えるのでございます。
さて、今回の更新は今朝がたに吹田へ入場した
福知山の113系を撮影して参りました
ご報告でございます。
福知山の113系が吹田へ入場する際には
自走では無く、事業用車両のクモヤ145形が編成の
前後に付きまして挟み込んで走ります。
その姿が物珍しく、毎回の運転では沿線に数多くの
撮影者が集まっている事でも知られております。
山陽新幹線の高架を背にして宮原支所の脇を
通過します入場列車を捉えました。
先頭は元トップナンバーのクモヤ145 1001が、
間に113系S2編成を挟み、後尾には
クモヤ145 1003が付いておりました。
クモヤの貫通扉にある窓には、ST01という
編成番号が貼付されております。
STは吹田の略号なのでしょうね。
今朝の撮影に先立ちまして、先週には
クモヤ145形2両が吹田から福知山へ
送り込まれておりました。
毎度の事になりますが、送り込みのスジは
福知山線内の谷川駅で長時間露光を楽しむ、
谷川バルブカーニバル、通称
谷バルを開催しておりました。
谷バルとは申しましてもビールは出て来ませんが(笑)
先ずはお尻から美味しくいただきます。
今朝は編成の先頭となりましたST01が後尾に
付き、テールランプがリンゴの様に
輝いておりました。
この日は仲間内の皆様へ、谷バルへご一緒に、と
お声かけをさせていただいたのですが、中々出難い
時間帯という事もありほとんどの皆様は不参戦。
そんな中、ワタクシの職場近くでお仕事をされて
いらっしゃる方と、帰り道を大回りして
参戦して下さる方、更には現地集合を挑まれる方の
御三方が集まる事となりました。
当日、列車到着の20分程前に現着して一同が揃い
ホームへ乗り込みますと、今回も前方の
ポジションには三脚が既に林立しておりました。
ここで毎回お会いする顔馴染みの皆様に
ご挨拶をして、後から来た我々は邪魔にならぬ様に
お尻の撮影からスタートしたのでございます。
前に回って先頭からの構図で撮影致します。
この夜は雨上がりでして、周りの山々から列車の
到着に合わせるかの様に霧が降りて参りました。
後方に見えます赤信号の辺りは、既に霧に包まれ
ぼやけ始めております。
構図を変えて、少しサイドに寄っての撮影。
こちらの方がお好みなのでございます。
判りにくいのですが、霧も徐々に近づいております。
少し間を開けて構図を組み直したのですが、
霧は既に列車の周囲にまとわりつきまして
フィルターを掛けたかの様なミルキーな空気感を
醸す様になりました。
編成写真は満足致しましたので、この後はスナップを
撮影すべく跨線橋を渡り、クモヤが居るホームへ
向かう事に致しました。
スナップその1。
後ろから来た特急がクモヤを追い越して行きました。
クモヤの車体が綺麗に発色し満足な一枚でございます。
スナップ色々。
先頭の乗務員扉から助士席側と、後部の運転席側を
それぞれピーピングしてみました。
メータ類は古き良きアナログ感抜群で、眺めていて
飽きの来ない情景でございます。
これらの撮影も、前回同様にご同行いただいた
鉄仲間さんのご厚意でお借りした
三脚によるものでして、氏には
感謝しきりでございます。
因みにその鉄仲間氏とは、今朝も撮影へ
ご一緒いただく事となりました。
自身初めての北方貨物線へ向かい、あーだこーだと
駄弁りもって過ごしますと待ち時間も早く過ぎ
狙いの列車がやって来たのでございます。
今回のオチ。
駄目かな〜、駄目だろうな〜と考えながら2写目を
切ったのですが、案の定車両には踏切の障検が
引っ掛かりましてボツとなりました。
表題が満足のいく出来でしたから、これはオチとして
採用する事で供養と致します。
ボッチ撮影も気を使わないという点では
良いのですが、仲間内でワイワイと撮影するのも
また楽しいものでございます。
拙ブログ開設当初には考えらなかった幸せな状況に
嬉しさと感謝で腸が舞っている様な気分でございます。
あ、蝶でした。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!