写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1413列車 「 サロンカーなにわの団臨、城崎温泉開湯1300年記念列車を狙う その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



小や大と申します出ものが催します事を

文語表現で便意、と表しますのは皆様

ご存知の通りでございましょう。


ワタクシも存じております。


では、オナラ、いわゆる屁を催した際には

屁意と表現するのでしょうか?


屁意!そこのお嬢さん、…なんて粋な声の

掛け方でナンパが成功したりとか。



さて、今回の更新は第1412列車記事に続く

大サロ撮影記のラストページとなります。


この日は前日の往路を単独で撮影されていた

ブログ友、かわつる氏と豊岡で合流しまして

復路を追っ掛けながら撮影して参りました。


前回は福知山の手前で撮影したものの

ワタクシは凡ミスを繰り出す大失態となり

次で挽回すべくかわつる氏と転戦致します。


移動には、マイカーを使用しております。


ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが

ワタクシの車は軽自動車でして、狭い車内で

同乗のかわつる氏には毎度窮屈な思いをさせ

申し訳無い限りでございます…


これが見目麗しいえみソラ氏だと、狭くて

ラッキー、と彼女の吐く二酸化炭素を懸命に

取り込もうとしてみたり体臭を嗅ごうとして

挙動不審になる所でございます。


実際にはしませんけどね?



気心の知れた男二人ですから、他愛の無い

会話を楽しみながらのんびりと次なる場所へ

車を走らせておりました。



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2020-11-08 9712列車ヘッドマーク

前回その2で撮影した写真からトリミングで 

拡大しました専用ヘッドマーク


往路は第1408列車記事にてご報告の通り

白地に赤をあしらうシンプルなデザインで

復路は大サロのマークを上半分に取り入れた

洒落たデザインとなっておりました。


こちらの方はマークだけ見ても大サロだと

判るデザインになっており、個人的に

気に入っておりましたので表題としました。

 


最初に到着した場所では、人が多かったのと

太陽が山かげに隠れそうな具合でしたので

安全策を取りまして、山が無い開けた場所へ

更に移動致します。


そちらは線路寄りのかぶりつく構図ですと

鈴生りに撮影者が居たのですが、既に我々は

似た様な構図で撮影しておりましたから

今度は線路から離れた構図で撮影しました。

 

 

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2020-11-08 9712列車

オニギリの様な形が特徴的な山を背にして

大阪を目指すサロンカーなにわの編成。


この立ち位置では編成にブタ草が掛かるので

嫌がる方もいらっしゃる様で、人が少なく

まったりと過ごす事が出来ました。

 

いえね、遠目から編成を抜いておりますから

多少草が編成を遮っても、大サロだと十分に

判る写真なら問題なしと判断致しまして。


それよりも、斜光した太陽を受けて

秋の丹波路を走る姿を雄大に捉える事が

ここでのテーマでございました。

 

 

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2020-11-08 9712列車

ファーストショットでございます。


ゆっくりとレンズを引きながら連写を開始し

この一つ前に掲載したコマへと至りました。 

 


ここでは列車撮影までの間に割と余裕が有り

仕入れていた昼食を食べたりして、気分は

ピクニックでございます。

 

お天気も良く、のんびりした景色の中で

食事を摂りながらかわつる氏と歓談し、時折

通過する練習電を撮影して過ごしました。



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2020-11-08 9712列車

ここでのラストショットとなります。 

 

どこまでレンズを引いてもブタ草からは

逃れられない撮影地なのでございます…


と、まぁ気にしても仕方が無い事は気にせず

ここでも狙い通りの撮影が叶いましたので

これにて追っ掛け終了!となる所でしたが。


大サロのスジを見るともう1発くらいは何か

抜けそうな気が致しまして、かわつる氏と

更に追っ掛けを実施する事と致しました。

 

しかし。


車を国道へ回した途端、福知山方面から

やって来た鉄さん達の大渋滞に巻き込まれて

車列が動きません…


何とか高速道のICに辿り着き、次の目的地を

目指したのですが、時間的にかなり微妙。


ならば、とその場で予定を変えて別の場所へ向かいました。


 

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2020-11-08 9712列車

今回の〆。


複線区間の某駅ホームから、通過する列車を

仕留める事が出来ました。 

 

ここでは撮影までの間に色々と

愉快な出来事がありまして、随分と楽しく

時間を潰す事が出来ました。


そちらの顛末は、いずれ改めて記すとして

最後の撮影でございます。


既に陽は山向こうへと沈み行き、残照で

辛うじて撮影出来る程度の露出となります。


レンズを引いてハイビームをやり過ごし

何とか最後も仕留められました。



この撮影にて、この日のミッションは全て

終了致しましたので、関東へ戻られます

かわつる氏を駅までお連れする事に。


車を走らせておりますと、先程食べた昼食の

所為でしょうか、にわかに屁意がもたげ

尻をにじりながら運転致します。


ヤバい。


狭い車内で出た屁がもし臭かったら

かわつる氏の旅の思い出を地獄に突き落とす

結果となります…


そんな折、妙案が浮かびました。



ラーメン、食べたくないですか?

ワタクシいいお店を知ってまして。


そう言葉巧みにかわつる氏を誘導し、店に

入ってすぐ一人トイレへと

駆け込んだのでございました。


あのお店がオススメなのは事実なのですが。



ラーメン店へ誘う案を下さったえみソラ氏に

こっそり感謝でございます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!