この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
稲沢に残っていた最後の広島更新色の
ロクヨンセンが、大宮へと送られて
しまいました。
彼の釜も8865レを担当していた折には
幾度も来阪し、ワタクシもその姿を
記録する事は出来たのですが。
重連タンカー運用に就く姿は未だ撮影
叶わず心残りでございます。
やはり他の釜と同様、原色での出場と
なるのでしょうね。
さて、今回の更新は吹田へ入場して
おりましたクモヤ145-1201が、検査を
終えての本線試運転を実施致しました
ご報告となります。
向日町の古株となるクモヤ145-1201は
滅多と本線へ出て来ず、更に面打ちの
機会が中々無い車両でございます。
本線試運転、という事で貴重な機会を
仕留めるべく、半ば無理矢理に時間を
捻出し撮影に向かいました。
片パンタが特徴のクモヤ145-1201が
調子踏切を駆け抜けて行きます。
お天気はまさかのドン曇り。
厳しい露出でございましたが辛うじて
仕留める事が出来ました。
練習電その1、321系同士の離合を
狙ったつもりでしたが、下りの列車は
ほとんど見切れてしまいました。
慌てて構図を組むとこうなる、という
好例としてご笑覧いただければと思い
掲載してみました。
練習電その2
223系の普電も狙ってみました。
京都以東へ向かう普電は基本、3扉車が
充当されますのでこの区間では扉数が
2種の普電を撮影出来ます。
通勤車両形は4扉で、223系などの所謂
近郊形車両は3扉となります。
尤も3扉車は高槻以西では快速列車と
なりますから、各駅停車としての
役割が4扉車と被るのは高槻と京都の
間だけになりますが。
今回の〆。
後打ち、クモヤ145-1051のお顔も
狙っておりました。
巻頭コマの1200番台同様1050番台も
本線で撮影可能な機会が乏しいレアな
車両でございます。
この機会を逃すと次はいつ、本線に
出てくるのかも判りませんから、
逃さず仕留める事が出来て嬉しく思う
結果となりました。
JR西各地のクモヤ145をはじめとした
目立たぬ事業用車両に、最近は相次ぐ
転機が訪れております。
向日町所属のクモル145系も京鉄博で
展示された際に、お役御免となるとの
アナウンスも為されました。
普段は車庫のある敷地、いわば構内で
錆取りや入換えに活躍する存在ですが
記録出来る間に、しかとその姿を
焼付けておかねばなりません。
事業用車両が本線走行をするのは
有り難い事とは申せど、その機会も
そう長くは無いのかも知れませんね。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!