写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2111列車 「 クハ117-1の方転回送を夜間に狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

さて、今回の更新は一両だけ国鉄色

復刻を遂げましたクハ117形についての

ご報告でございます。

 

運用離脱致したT1編成から、東京方の

先頭車を抜き出して国鉄色へ塗り直し

致しましたのが先日の事。

 

その後、先頭車の向きを展示に則して

下関方へ変える為に方転回送が

実施される事となりました。

 

自走不可能なクハ117形、その前後に

クモヤ145形が付きますサンド編成で

深夜帯の吹田を発車しております。

 

 

2022-10-11 回9880M

クモヤ145-1104が先頭に立ち、次位に

クハ117-1、最後尾はクモヤ145-1009

という珍編成となりましたこの夜の

方転回送を仕留めました。

 

クハ117-1は車端部に増設された便所が

こちら側を向いた状態でございます。

 

帷の降りた夜闇の中でも煌々と明るい

駅のホームからは、国鉄色に戻った

クハ117の関西急電な車体が

良く見えます。

 

 

2022-10-11 クハ117-1

そのクハ117をフィーチャーしました

中抜きカットでございます。

 

ネオンが転換クロスシートを有する

車内を照らして、この瞬間だけ意識が

国鉄時代へ戻った気分になりました。

 

おブレさまになりました写真の出来が

申し訳ない限りでございます。

 

 

このショバでは、線路4本向こう側を

列車が走行致しますので、ワタクシが

好みなサイド寄り構図で撮影する事が

出来るのでございます。

 

一番手前は東海道本線の上り、特急や

新快速が走る列車線でございまして

2、3本目はおおさか東線から

梅田貨物線へ抜ける上下線。

 

今回クモヤが走りますのは北方貨物線

の下り線となります。

 

更にその奥には北方貨物線の上り線が

ありまして、賑やかな線路構成は

列車観察を飽きさせません。

 

 

2022-10-11 回9880M

再び暗闇へと進みたる列車へ追い縋り

クハ117の下膨れたお顔を狙います。

 

残念ながら確認は不可能ですが、この

時点でクハ117の幕は国鉄時代の新快速

表示となっていたそうでございます。

 

見たかったなぁ。

 

 

2022-10-11 回9880M

今回の〆。

 

巻頭コマから引いた構図でもう一度。

 

このショバ、深夜帯にも関わらず

30名を越える鉄さんが集まられまして

ワタクシが現着時には既にええポジは

埋まっておりました。

 

次善策として広角で編成を仕留める

立ち位置を確保致しましたのが、今回

更新致しました成果でございます。

 

 

2022-10-11 回9880M

オマケ。

例によってクモヤ145-1009側となる

後打ちも狙います。

 

立ち位置は前からの撮影重視でした為

後打ちはご覧の様な具合でして…

 

更には後ろから被りの281系が急接近し

そのライトによって肝心の117系

全く判別つかない有様となりました。

 

何気に被り危機を回避出来ましたのが

この後打ちで判明致しました。

 

ヤバかったのですね…

 

 

列車は吹田から北方貨物線を進んで

塚本信号場から大阪駅へ向かいまして

そのまま向日町まで走りました。

 

この翌朝、ムコソから吹田へ走って

方転は完了となりました。

 

勿論翌朝も参戦致しましたので、その

成果は改めて機会を設け、更新させて

いただく予定にしております。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!