写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2021列車 「 国宝機充当のムド付き臨貨、8865レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



昨日の記事へのコメントでもいただき

ましたが、京鉄博で国宝機が8/20〜28

の期間に展示されるのだそうですね。


しかも、新鶴見EF65 2085とコキが

2両も一緒にだとか。


コキにはどんなコンテナが積載される

事になるのでしょうか。


小豆色した12ftコンテナ?はたまた

水色の31ftコンテナでしょうか。


私有コンテナを引っ張ってくるのは

流石に難しいと思いますが、そんな

展示のアクセントにもつい、興味を

抱きます。

 


さて、今回の更新は復帰後に関東やら

岡山へ頻繁に動いているEF66 27が、

お馴染みの臨貨8865レに充当された

ご報告となっております。


前日の8864レで稲沢へ向かいました

我らが国宝機ですが、巷では様々な

流言飛語が舞っておりました。


曰く、稲沢から8862で関東へ向かう

だの8865レは一日空いて走るだの。


よくもまぁそんな適当な話が出てくる

もんだ、と呆れたものでございます。


実際、運用表などはガン無視しての

仕業就きですから、憶測は仕方がない

事でございますけれど。


個人的には何か大きなネタが走る際に

その裏でコソーッと運用入りしている

様に感じられます。


おっと、これもまた流言飛語の類に

なってしまいますね。


何の根拠もない憶測ですから。


と、話がズレてしまいましたがこの日

8865レ充当という事で、定期運用の

最後に撮影した4月の8865レと同様の

ショバへと布陣致しました。 



2022-07-13 8865列車

ドン曇りな桂川橋梁を、EF64 1037を

従え渡りますEF66 27でございます。 

 

共に国鉄色をまとう古株同士、実に

お似合いなアベックとなりました。 



2022-07-13 281系6両

練習電には日中運用が復活した関空

向かう特急はるかを仕留めました。


キッズ達が指差して笑う、左スカ且つ

上スカな構図でございます。 


何故こんなスカスカ構図にしたのかと

申しますと、はるか先頭車の上空に

スーッと伸びる1本の縦筋、飛行機雲が

見えたのでございます。


関空特急だけに、絡めねばなるまいと

思案してこんな構図に致しました。


露出的には苦しくて、飛行機雲は写真

だと薄く見える具合なのはご愛嬌。


夏場の海水浴場で、インナーを忘れて

薄く縦スジが見えちゃうオナゴの如き

写真でございましょう。


アレ、指摘する訳にもいかず、視線が

彷徨って挙動不審になっちゃうんで

困りますね。


学生時代にサークルの皆で海水浴に

行った際、女子6人中4人がスケスケで

我々男性陣は皆一様に竿が立ったのも

懐かしい思い出でございます。


黒々としたワカメの生えるその下に

ひっそり息づく穢れなき縦スジ…


しかも普段からバカ話で盛り上がる

仲間たちの縦スジ。


目のやり場に困る、と言いながらも

男達は皆、視線固定でしたねぇ。


あ、また話がズレてしまいました。



2022-07-13 8865列車

桂川橋梁を渡り始めます8865レ。


本番のファーストコマは、例によって

望遠を効かせた構図でございます。


左スカ且つ上スカで、キッズ達からは

指差し爆笑な構図ではありますが、

こちらは他意なくスカスカショットを

撮影してしまいました。


この後レンズを引いて巻頭コマを撮影

し、更に引きつけまして…



2022-07-13 8865列車

本命構図で列車を仕留める事が

出来ました。 


練習電の時とは異なり、背後に澱んだ

雲が鎮座致しましてTHE曇り!って

感じの雰囲気が出せました。


晴れなら晴れ、曇りなら曇りで、空の

表情を捉える事もまた撮影の難しさと

面白さを感じさせられます。


勿論、雨なら雨の面白さだってある為

天候不順だからと撮影を取り止めには

致しませんし、不出来の言い訳にも

なりはしません。


まぁ、雨だと機材や身体が濡れるのは

嫌ですが…


え?濡らすのは好きな癖に、ですか?


そちらは主に屋内にて、存分に

楽しませて差し上げます…ウェヒヒ。



2022-07-13 8865列車

オマケでもう一枚。


連写した次のコマも辛うじてフレーム

内に列車が収まりましたので供養も

兼ねて掲載しておきます。


4月の8865レではムドの64が更新色で

それはそれで良かったと思うのですが

やはり国鉄色同士の組み合わせは

最高でございましょう。


後ろのロクヨンセンは側面外板が酷く

ヨレヨレなのも、老兵の奮闘という

雰囲気が伝わります。


実は国宝機の側面も、目立ちませんが

そこそこヘタリが出ております。


そりゃね、もうお歳がお歳ですから

今までよく働かれたなぁ、と彼の釜へ

労いの言葉も投げたくなります。

 

 

2022-07-13 8865列車

今回の〆。


クルリと振り返りまして、ケツ打ちも

狙ってみました。


法面の補強工事に伴い腰高な柵が生え

編成写真としましてはバッテンな所と

なりますが、国鉄色同士の共演を

後ろからも狙いたくて、つい。


このコンビは明けて本日、後ろに

コキを連ねた2077レとして岡山へ向け

吹田を発っております。


そちらはワタクシ不参戦ゆえ、これが

精一杯の国宝機撮影。


廃車となるまでもう幾ばくも無い中で

再び撮影が叶う機会は巡ってくるので

しょうか…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!