この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
さて、今回の更新はこの春からロクヨンセンが
撤退し、牽引する釜が変わりました8865レを
狙っておりますご報告となります。
これまでは関西で唯一、ロクヨンセンが牽く
列車として日中撮影が出来ました8865レが
ご存知の通り現在は吹田の受持ちとなり
EF66が仕業に入っております。
EF66も国宝機をはじめ先行きが安泰とは
申せない釜でございましょうから、この機会に
小まめな撮影を試みております。
そんな中、先日10日には岡山へと転属する
DE10が無動力回送でぶら下がる事となり
都営6500形の甲種を撮影するのと併せて
狙ってみたのでございます。
EF66 112に先導されまして、稲沢から
慣れぬ道程を下りますのはDE10 1562で
ございます。
拙ブログの第1514列車記事にて、浜名湖橋梁を
渡る姿を撮影しておりました釜が、この日
岡山へ向けて転出する事となりました。
稲沢-吹田の短い区間とは申しましても、
物珍しい組み合わせで走る列車となりまして
興味深く撮影させて頂きました。
デーテンを真横から仕留めてみます。
丁度背後の建物が1エンド側のボンネットから
頭を覗かせてしまいました。
それはそれ、として今後のこの釜の動向にも
注意を払いたい所でございます。
稲沢から岡山へは他にも確か以前に
デーテンが転出しておりました。
あの時も8865レで吹田へ向かう様子を記事に
認めておりましたが、ご記憶の方も
いらっしゃるかもしれません。
転出した1750号機は今も彼の地で元気に
活躍しておりますので、1562号機も今頃は
かつての僚機と再会の喜びに浸っている
のかも知れませんね。
そんな岡山の地でここ数年目立ち始めました
存在がございます。
デーテンの活躍する場の一つ、貨物駅などで
実施されます入れ換え業務を奪う新鋭、
ミニザリガニことHD300でございます。
稲沢へ貸し出されていたHD300-27を
EF66 130が牽引して連れて参りましたのが
この日の8865レでございます。
表題から数日前に運転されました8865レでは
空コキ2両をお供にして稲沢から戻る為に
HD300が連結されておりました。
愛知機関区へ貸し出されていた際には
名古屋貨物タを始め、臨海鉄道線へも
入線していたようですし、これらの動きも
今後の指標となりそうでございます。
古い釜は淘汰され、 新しい顔ぶれへ変わる
過渡期を記録する事も、撮り鉄の貴重な
撮影機会でございます。
このスジでは北陸や九州へ巡業する
ザリガニが連結される機会も多いのですが
ミニザリがくっ付く事は稀でございます。
本線用のDD200よりも小柄な車体を
クローズアップしてみました。
HD300-27は拙ブログで新製出場の
甲種輸送も記事にしておりました。
あれは夜間の撮影でございましたが
こうしてお昼間に回送が狙えますのも
有り難い事でございます。
最後は表題から1週間前となります3日に
ロクヨンセンを引き連れてやって来ました
EF66 121の登板シーンをご紹介致します。
定番の桂川橋梁は丁度菜の花が咲き乱れ
春爛漫でございましたが、お天気が
芳しくなく、それならばと流しての
撮影を試みたのでございます。
機次位には6日の甲種輸送でDD200を
牽引したEF64 1026がぶら下がります
この日の8865レ。
面白い組み合わせとなっております。
今回の〆。
河川銘板が間に噛んでしまいましたが
横構図で先頭の釜を止める事が出来ました。
改正によって貴重なロクヨンセンの来阪ネタが
失われてしまいましたが、この様に鮫が牽く
8865レもまた撮影していて面白い被写体だと
感じるのでございます。
今後も機会があればこの様に狙っていきたい
そんな列車でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!