この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨夜は記事を予約投稿にして夜遊びへと
出掛けたのですが、ウッカリ前説を綴り忘れて
いきなり本文から始まってしまいました。
後から気づいてアチャ〜、となりましたが
この日は更に重大なインシデントが
発生しております。
さて、今回の更新は昨夜から本日未明にかけて
運転されましたMTTの甲種輸送を撮影して
おりますご報告でございます。
JR西日本では保線機材の刷新を企図しまして
これまで昨年度にMTTを3本、今年度は3月に
1本を導入しております。
今回はそれに続く5本目の導入となりまして
これまで同様に安治川口までは船便で、
そこから先は甲種輸送となっております。
この夜も先ずは桃太郎が牽くシーンから狙おう
という事で、前回と同じ駅へ
布陣しておりました。
予報に反して止まない雨に車体を濡らしながら
MTTを牽引し、吹田貨物ターミナルを目指す
EF210-104でございます。
画質が悪く光量も足らず、釜番がよく見えない
残念な仕上がりとなりました。
ただ、雨垂れた車体側面が面白いな、と感じ
このコマを表題にしております。
MTTを待ちながら待機しておりますと
北方貨物線から何やら近づいてくるライトが
見えました。
撮影して確認しますと、ミハソの女王1183が
単機で上っていくではないですか。
何やらスノープラウの白挿しが無くなり
真っ黒な下回りなのが気になります。
MTTは今回、吹貨タから牽引機を凸に換えて
塚口へ向かいますから、きっとそのお迎えと
いう事なのでしょう。
更に待機しておりますと、SRCが
夜闇を切り裂く勢いで駆け抜けて行きました。
この列車の先頭はMc250-5が担い、佐川の
ステッカーを誇らしげに東を目指します。
この列車だけなのでは無いでしょうか?
吹貨タを通過する貨物列車は。
颯爽と駆ける優等列車を見送りました。
そしてようやく表題の撮影となりまして。
後打ちにも挑戦でございます。
今回は富山へご一緒した鉄仲間氏を加えまして
3連星となって闇鉄に参戦致しました。
前回はボッチ鉄でしたから、賑やかさが格段に
違います。
勿論駅とは申しましても夜中でございますから
弁えた賑やかさでございますよ?
この後、吹貨タにて凸に釜を交換したMTTを
狙うべく次のポイントへ移動致します。
終電が繰り上がりまして駅での闇鉄が不可能な
時間に走る事となりますから、沿線での撮影は
諦めまして、長時間露光で仕留める方針と
なりました。
コンテナが並ぶ吹田貨物ターミナルにて
出発の時を待つDD51 1183と、その後ろへ
付き従うMTTという贅沢な編成を狙います。
雨粒やら雨雲が光を反射しているのでしょう、
予想以上に明るい空でございます。
やはり女王1183の白挿しは消えており、かつて
検査入場前に見た姿へと戻っておりました。
丁度構図の真ん中へ架線柱が入ります、何とも
残念な構図となりますが、レンズの焦点距離と
立ち位置の関係で妥協した撮影となりました。
この編成を撮影出来るのですから、些かばかり
気になる部分があっても目を瞑っておく方が
幸せな様に思うのでございます。
ここではウッカリミスでカメラを固定する
機材を忘れてしまいまして、すわ撮影出来ず
という重大な事態に直面致しました。
幸いにも同道いただいた鉄仲間氏からお借り
する事で凌ぐ事が出来ました。
鉄仲間氏に感謝でございます。
折角ですから他の構図も
試してみようと列車へ近づきまして、架線柱が
躱せないか挑戦してみる事と致します。
オマケ。
広角構図で架線柱を躱したまではいいのですが
今度はMTTに停止目標がぶっ刺さるという
結果となってしまいます。
更に、20秒ほどシャッターを開けている間に
小康状態だったお天気が崩れまして、パラリと
雨粒が落ちて参りました。
慌てて傘をかざしたものの、幾ばくかの水滴が
レンズへ降り立つのを許してしまいまして
オーブの様なものが列車にまとわりつくという
仕上がりになってしまいました。
しかしながら不幸が更に重なります。
レンズを拭こうと固定具を緩めた際にどうやら
固定具のパーツが敷地内へ落ちた様で失えて
しまいました…
善意でお借りした機材を使えなくして
しまったのでございます。
インシデントどころか、事故ってしまいました
この夜の撮影。
不注意で他人様の機材を無くしてしまう結果と
なりまして、非常に心苦しい結末を迎えて
しまいました。
改めて、この場をお借りして
謝罪申し上げます。
機材の準備は念入りに、借りた場合は慎重に
扱わねば、と反省して出直して参ります。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!