写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2727列車 「 草津工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

DD51、格好よい被写体でございます。

 

JR西では現在も山口に1両、米子に2両と宮原に

5両のDD51が在籍しておりまして、日々工臨

工臨、または工臨などに活躍しております。

 

偶に配給もありますが。

 

そんなDD51、やはり最も身近な列車となると

定尺チキを牽く工臨でございましょう。

 

工事臨時列車の略称として拙ブログでも多用を

致します工臨、そんな列車の先頭に立つのが

DD51なのでございます。

 

 

さて、今回の更新は先週に施行されました定尺

チキの工臨につきまして、ご報告させて

いただきます。

 

関西では毎日の様に走ります定尺チキですが

日中に撮影出来る機会は滅多とありません。

 

そんな貴重な機会に、沿線へ立つ事が叶い

仕留めた列車がこちらでございます。

 

 

2024-06-14 工8463列車

DD51 1191の牽引で空荷のチキを2両従えて

向日町へ戻ります、草津工臨返空列車。

 

アウトカーブを駆け抜ける場面を、鋭角構図で

狙ってみました。

 

 

2024-06-09 工8462列車

数日前には同じくDD51 1191に牽かれて草津

向かいます、レールを積載した往路も狙って

おりました。

 

ここも着々と工事が進み、いつショバとして

終焉を迎えるか判らない状況なのですが…この

日はまだ辛うじて撮影する事が出来ました。

 

 

2024-06-09 工8462列車

フェンス下に擁壁が出来上がりつつある築堤を

曇天も気にせず軽やかな足取りで草津を目指す

工臨でございます。

 

この日は家人が不調で予定していた遠征は中止

となりましたが、せめてこの一ネタだけは、と

買い物ついでに出向いての撮影でございます。

 

 

そして時間は進みまして数日後。

 

返空を狙いに再び沿線へやって参りました。

 

 

2024-06-14 工8463列車

カーブの奥、木立の間から恥ずかしげに顔を

覗かせるDD51 1191でございます。

 

バリ晴れエロ光な事もありこのショバに布陣し

草津から戻る空チキの工臨返空を仕留めようと

目論見ました。

 

挨拶ショットを撮影し、画角そのままに構図を

変えて巻頭コマを仕留めまして更に。

 

 

2024-06-14 工8463列車

今回の〆。

 

紅い車体が尚も朱に染まる夕刻、DD51

理想的な色となる光線でございます。

 

空チキの方は車体が黒く、沈んで見えますが

足元がお洒落な灰色台車のおかげか幾分その

存在を主張出来ております。

 

カツカツの構図となってしまいましたが、良き

色合いな凸の姿を残したくてこのコマも掲載を

させていただきました。

 

 

2024-06-14 工8463列車

オマケ。

 

宅地に囲まれた僅かな隙間に残る畑を尻目に

向日町へ急ぐ後ろ姿でございます。

 

25メートルの定尺レールを運搬する為、15mの

車体を2両1組で運用されます定尺チキ。

 

車体に載った緊締具と屹立したポールの存在が

レールを運び終えた返空である事を主張して

いる様に思えます。

 

 

予報を見ると連日お天気が良くなさそうな

今後の関西でございます。

 

次にこの様な良き光線で撮影出来る機会は

果たして、いつ訪れてくれるのか。

 

太陽眩しい空に問いかけるのでございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!