この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
早いものでございまして、今日から
10月でございます。
これをお読みになっている皆様も
今年はもう残り3ヶ月、となる方が
多いのではないでしょうか。
え、皆そうだ?
確かに、俺は後2ヶ月だ!なんて方は
余り見かけ無いですね。
以前の話になりますが、SNSにて
10/1の投稿で今年もあと2ヶ月ですね、
と書いた人が居らっしゃいまして。
ひょっとしたらその方は引き算が
苦手な訳では無くて、我々とは異なる
時間軸で生きているのかも
知れません…
さて、今回の更新は30日に近車から
出てきました東京メトロ2000系に
つきまして、撮影致しました顛末を
ご報告させていただきます。
第2四半期最終月の月末という事もあり
立て続けで実施されました新製車両の
出場甲種輸送。
4日間に渡りお届け致しました甲種の
更新も、いよいよ今回でトリを迎える
事となりました。
果たしてその成果は…!?
甲種輸送を仕留める事が出来ました。
この日も甲88と同様に新鶴見の桃が
9866レに登板するという事で、メトロ
2000系をEF210が牽引というレアな
組合わせが見られました。
あ、いえレアと申しますか、ワタクシ
初撮影というだけの話でございます。
今後は毎回、EF210の牽引なんて事も
あるやも知れませんからねぇ…
そんなEF210の始祖的存在であります
吹田へ向かう8865レがこの日初の
撮影でございました。
ビーム影が引っかかるわ、被写体が
小さく写る日の丸構図だわ、と碌な
成果とは申せませんね…
ここでは、SNSで親しい高槻在住の
FF氏とご一緒出来ました。
甲種輸送撮影の為にやって来ました
久しぶりの裏調子にて、先ずは練習に
仕留めました223系でございます。
こんな風に、良い感じの斜光線が
列車を照らす午後でございました。
それがまさか、あんな事になるとは…
丁度空を流れる雲の塊が、太陽を遮り
薄曇りになったので陽の射して来ます
西方へカメラを向けてみました。
手前には疎らですがコスモスが咲き
田んぼの向こうには赤いリコリスが
絨毯の様に見えております。
水族館に行って、さかなー!とつい
叫びたくなる様な赤い色。
このショバへご一緒しました
お仲間氏は秋桜と絡めて撮る構図を
組まれております。
高槻のFF氏や他の多くのお仲間方は
奥に咲く曼珠沙華を絡めた構図を組み
今ならではなシチュエーションを
堪能されておられました。
ワタクシは甲種輸送を撮影する際には
編成を記録する事が優先なので、華は
脇に置いていつもの構図を組みます。
雲の塊が光線を隠した状況のまんまで
本番を迎えてしまいまして、挨拶の為
先ずは遠目から一枚撮影致しました。
毎度お馴染みな刺客の特急が走り去り
甲種輸送の列車と離合する寸前の
場面でございます。
今回の〆。
巻頭コマから引いた構図でもう一度。
彼岸花を思わせます赤い車体のメトロ
2000系を、プレーンな原色の桃が牽く
甲種輸送を仕留める事が出来ました。
折角の斜光線が雲配給に遮られたのは
悔しい点でございますが、変に斑らな
光線となるよりはマシでございます。
また、並走が懸念されます普電も先に
走り去りましたから、裏被りを心配に
なる事もなく撮影が出来ました。
ですからこれはこれでまぁいいか、と
思う事に致しました。
オマケ。
クルリと振り返ってケツ打ちも狙う
お見送りショットでございます。
近車で落成した出場車両には、緑の
ビニールで覆われる養生が
施されます。
列車はこのまま新鶴見へ、そこで
向きを変えて根岸までJR線を
走ります。
両端共に釜と連結する事になる訳で
前後に養生が必要なのでしょうかね。
広角でサイド気味な撮影でしたので
仮連結器の飛び出し具合までよく判る
面白い一コマとなりました。
10月は例年、実施件数が落ち込みます
甲種輸送シーン。
何か面白い輸送が撮影出来る機会が
あれば、嬉しいのですが…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!