写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2799列車 「 吉成ストレートで国鉄キハを狙う(2ndステージ) 2024・お盆 徳島キハ遠征その6 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

一部地域では深刻な被害が出ている模様の台風

10号でございますが、どうやら強大な威力は

こそげ落ちている模様でございます。

 

関西では明朝が雨のピークみたいですし、一応

胸を撫で下ろしたい所。

 

ただ、これからも量産されそうな気配をみせる

台風シーズン、まだまだ油断は出来ませんね。

 

 

さて、今回の更新は灼熱の快晴となりました

お盆の吉成ストレートからお届けするご報告の

第2回、14時台の撮影をセカンドステージと

位置付けております。

 

この時間帯はまだまだ陽が高く、上り列車では

面に光線が回りません。

 

ですが下り列車では若干厳しい所ではあります

が、前面にも陽が当たるのでございます。

 

 

2024-08-14 キハ40/47 3両

幌付きのヨンナナを先頭に、徳島へ戻る3両の

四国キハでございます。

 

我々の布陣する位置からだと様々な障害物で

下り列車を狙うのは厳しいのですが、少しだけ

勝瑞方へ移動するとこの様な構図が組めます。

 

青空を取り入れ、キハの裾と窓上に巻く水色の

帯に合わせました。

 

ご一緒したかわつる氏は、ワタクシより線路へ

寄った立ち位置で撮影されておりましたが

そちらの成果も気になります。

 

 

2024-08-14 1000形1005号+1003号

板野行きが来る、という事で本来の立ち位置へ

戻りますと待望の1000形が登場致しました。

 

2月の土讃線でロイヤルエクスプレスを狙った

際には、単行の1000形を撮影しておりましたが

今回はワンマン表示の無い2両。

 

特に破廉恥な事柄が表示される訳でも無くて

白無地でございました。

 

 

2024-08-14 キハ40/47 4両

続きましては、吉成ストレートで今年初となる

4両の四国キハを捉える事が出来ました。

 

こちらも14時台だとやはり前面は厳しくて暗い

部分が否めません。

 

心持ち露出を明るくしましたが、そうすると

車体の白が飛びそうになってしまいます。

 

色味の調整が大変難しいシチュエーション。

 

半逆光だと実に撮りづらい被写体となります

この塗装も気に入っている反面、撮影者泣かせ

だと感じます。

 

 

続きましてここからは翌15日。

 

やはり同様に快晴となりまして、ご一緒した

競馬氏と二人、無言か暑いしか言わないマシン

みたいになっておりました。

 

 

2024-08-15 キハ40/47 3両

前日とは別の編成を、これまた別の構図にて

狙いましたセカンドステージの第一写。

 

サイドに寄りますと背景には高校の建物が写る

下りの構図でございますが、屋上部にドームが

あるのでランドマーク的で面白いと思います。

 

日都ヶ島民が攻め込んで来た際にはドームから

8.8ミリ砲が迫り出し影を返り討ちにする為の

フラックタワーなかと思いきや、天体観測用の

ドームなのだそうでございます。

 

とか言いながら実は周辺民家の若妻生着替えを

望遠鏡でピーピングする為の設備なんじゃ?と

推測、いや真実を暴いてしまいました。

 

滾るリビドーを持て余す男子高校生達が、毎日

望遠鏡を覗きながら若妻の生着替えを堪能する

魅惑の部活動。

 

何それそんな部活ワタクシも入部したいっ

 

毎年夏には若妻生着替え覗き見甲子園、とか

開催されたりして、出場を目指す為に努力は

惜しまない部員達の姿が目に浮かびます。

 

朝晩は自宅で自主練ですよねっ

 

などと妄想が膨らみますが、これもきっと夏の

暑さのせいで理性が沸騰していたのでしょう。

 

 

2024-08-15 1000形1007号+1009号

すぐに元の立ち位置へ返り咲き、1000形2両の

板野行きを前日同様に仕留めます。

 

コピーカットみたいですが、原版を確認すると

車番は前日とは異なっておりました。

 

面倒がって調べておりませんが、徳島地区にも

一定数の1000形が配置されている様で

ございますね。

 

 

2024-08-15 キハ40/47 4両

今回の〆。

 

最後はやはり4両の四国キハ。

 

前日の牟岐線で仕留めた変態編成でした。

 

ヨンマルとヨンナナは客用扉の配置が異なる為

車体下部の出っ張り位置も変わります。

 

パッと足回りを見て出っ張り部が不揃いなのが

魅力でございます。

 

10年先には確実に見られ無いであろう四国の

キハ40、47。

 

今この時点ではまだ沢山走っておりますのが

有り難い事でございます。

 

 

2024-08-14 キハ40/47 3両

オマケ。

 

巻頭コマからレンズを引いての2発目となる

撮影でございます。

 

手前の用水路を入れて夏らしさを強調すると

いう観点からこちらを狙いました。

 

巻頭コマは編成狙い、こちらは情景を意識した

コマとしております。

 

 

実はこの初日、ここで撮影した際に腰まである

長い髪の、中学生くらいの子が大人に混じって

お一人撮影されていらっしゃいました。

 

髪型から見て一瞬女の子かと思い、事案になる

と怖いので躊躇ったのですがその子、厳つい

外観の黄色い自転車を乗り回しております。

 

よく見るとその自転車、道の駅いたの、という

記載が入っております。

 

堪らず好奇心が刺激されまして早朝の牟岐線

続いてまたもやお声をかけてしまいました。

 

お返事が低い声だったので少年と判り一安心し

話を伺います。

 

案の定、道の駅いたの、つまりは板野からここ

吉成ストレートまで自転車で来たそうで。

 

この暑さの中、3駅ほど先からよくもまぁ…

と思っていると前日13日は板野から徒歩で来た

ので、今日は楽勝ですよ!と笑顔で言われる

少年。

 

え、徒歩で…!?

 

あまりの無謀な行為に絶句致しました。

 

これが若さか…と、カミーユに殴られた大尉の

気分を味わった吉成の午後でございます。

 

熱中症になってなければ良いのですが。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!