写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2817列車 「 ハピラインふくい 521系(HF04編成)の吹田出場回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

皆さまが初めて異性と口づけを交わしたのは

いつだったか覚えていらっしゃいますか?

 

勿論、ワタクシもしかと記憶しております。

 

が、何故か舌を絡めるディープなキスについて

いつ、どこで誰としたのが最初だったのかは

判然と致しません…

 

いつの間にかしてた、って感じですね。

 

唇の熱さと柔らかさを味わう軽いキスも良いの

ですが、唾液を貪る様な深いキスもまた味わい

甲斐がございましょう。

 

 

さて、今回の更新は521系の吹田出場回送を

狙いましたご報告でございます。

 

 

2024-09-11 回6567M

敦賀521系E02編成が手を引く形で、7月に

入場したハピラインふくい社線の521系HF04

編成をエスコートする回送列車でございます。

 

前面はどこへ布陣しましても真っ黒けになる

午後の光線でございますから、せめてサイドは

美しく魅せたいと思いこの構図に致しました。

 

 

2024-09-11 回6567M

ファーストショットは高架道路の下を潜って

現れる場面を、望遠を伸ばして捉えます。

 

ご覧の通り前回、あいの風とやま鉄道社線の

521系回送と同様に内線を普電が並走しまして

デュエットとなりました。

 

やはりこうなるかと諦めつつシャッターを切り

レンズを引いて構図を組み換えます。

 

 

2024-09-11 回6567M

が、なんと521系の回送列車がここへ来まして

失速し、普電が先に抜けてしまいました。

 

あらやだビッグチャンスの到来でございます。

 

所で、背景の雲が印影により、やたらと主張の

強い絵になっております。

 

列車直上のきめの細かい泡みたいな雲にすぐ

目が向いてしまいます、が。

 

その背後の巨大な雲が何だかキスを迫って来る

唇みたいな口が付いている様に見えて仕方が

ありません。

 

んーー、とか言いながら顔を寄せて来る

おばちゃんを幻視して以後、この背景がもう

キス顔にしか見えず困っております。

 

 

2024-09-11 回6567M

今回の〆。

 

内線を走り去る普電をフレームから排除しての

決め打ちと致しました。

 

7月の入場時にはJR車同様の北陸帯だった筈の

HF04編成でございますが、吹田での検査で

ついでにラッピングされたのでしょう。

 

出場に際してはハピライン装飾を纏う事となり

鮮やかなピンク袴を履く521系を拙ブログで

初撮影となりました。

 

 

この出場によりハピラインふくいに所属する

521系は、全てがハピラッピングとなりまして

福井県で北陸帯を巻くのは敦賀のE編成のみと

なりました。

 

それ故に、この2編成が手を携えて走る姿は

出場回送ならでは、という事でございまして

編成をサイドから仕留めたかったのでした。

 

良き光線、良き被写体に恵まれた感謝に尽きる

撮影でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!