写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2904列車 「 カニ再び!佃踏切でラッピング289系FG406編成を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日、来春のダイヤ改正についてJR各社より

プレスリリースがありました。

 

軒並み減便や廃止といった文言が踊る寂しい

内容でございますが、中でもJR四国の発表では

特急むろとの廃止が案内されております。

 

今夏、何やらヤバそうだと感じて二日間に渡り

撮影致しましたのが、多分ワタクシにとっての

ラストカットとなるのでしょう。

 

様変わりする事が発表されている徳島地区。

 

むろとに留まらず変革期に突入する徳島の今を

記録したい思いに駆られる夜でございます。

 

 

さて、今回の更新は福知山の289系、FG406を

再び狙いましたご報告でございます。

 

前回は名神クロスから撮影致しましたが今回は

逆サイドとなる佃踏切から狙ってみました。

 

と申しましても左右でデザインが異なる訳では

ありませんから、上から撮るか下から撮るかの

違いだけなのかもしれませんが…

 

 

2024-12-03 289系FG406編成

晴れると面トップ気味になります午後のショバ

にて、ど根性カニみたいな289系を捉えます。

 

やはり側面窓下には、カニを食え!的な文言が

スローガンみたいに掲げられております。

 

また、先頭側客用扉付近には雲だか白波だかを

あしらった白い楕円の模様も貼り付けられて

いるのが確認出来ます。

 

って蟹を食え、なのですから日本海の波模様が

正解なんでしょうね。

 

 

2024-12-03 223系J6編成

練習撮影として狙いました223系の普電。

 

サイドが弱い光線ですが、引きつければ少しは

陽がマシになるかな?と浅はかな考えを巡らし

広角で狙ってみました。

 

が、引っ張り過ぎて右上に標識看板が写り込む

失態となります。

 

撮り慣れた佃踏切でも、慣れない構図を組むと

この様なミスを犯す腕前。

 

まだまだワタクシは初心者でございますね。

 

 

2024-12-03 683系B34編成

長い編成はケツが巻いてしまいますが、北陸の

入口から来る特急も狙ってみました。

 

これまでは北陸特急の看板を背負っていた列車

ですが、今では大阪と敦賀をピストンするだけ

のサンダル履きみたいな列車でございます。

 

網干から敦賀へ向かう新快速の方が走行距離も

長く、課金要らずの特急みたいなものという

印象なのですよね…

 

 

2024-12-03 289系FG406編成

今回の〆。

 

巻頭から引いた構図でもう一度狙いました。

 

側面のテキトーな装飾はさておき、やはり前面

下部の蟹はインパクト強い意匠でございます。

 

カニ&温泉の為に城崎へ向かう際、こんな列車

に乗り合わせたらテンションが上がりますね。

 

 

2024-12-03 289系FG406編成

オマケ。

 

ケツ打ちは貫通扉のある先頭部を狙いました。

 

こちらは大人しいデザインですが、ニョキッと

下から生えたカニ鋏が面白く一目でカニだと

判るのが秀逸でございましょう。

 

 

個人的な好みなのはフルラッピングなのですが

パンダやこの蟹みたいに、強烈な個性を出す

意匠もまた撮影していて楽しい被写体だなぁと

感じております。

 

デザインセンスは大河ドラマ放映時に走った

光秀ラッピングよりも高いと思います。

 

こんな列車がバンバン走ってくれる、という

今の時代も、恵まれているのでしょう。

 

ラッピングフィルムが開発された恩恵に感謝し

走り去る蟹を見送りました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!