この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ワタクシの地元、関西では一昨日辺りから桜が
良い感じに花開いております。
桜とのコラボ撮影!と喜びたい所なのですが
何故かお天気は梅雨の様な悪天候が続く予報で
喜び一転、残念な気分でございます。
さて、今回の更新は681系しらさぎ帯車の
ご報告させていただきます。
お天気はやはりこの日も冴えない感じになって
ドヨヨンとした雰囲気でございます。
3連の681系V42編成が、ムコソから野洲へ向け
回送される場面でございます。
681系/683系は普段、向日町から上り回送線を
走る機会がありません。
ですから撮影するなら回送線の築堤を走行する
シーンだな、と決めてショバ付近へと向かった
ワタクシでございます。
曇天ならば光線は意識せずに布陣するのですが
沿線へ到着した際、なんと雲間から陽が射して
明るく撮影が出来る状況となりました。
前座として陽が射し込む築堤を走る釜へと狙い
定めましての挨拶ショットでございます。
あまり注目は集めませんこの列車ですが、岡山
の桃太郎が関西でチキを牽くという点は実に
マニア向け、玄人向けな列車だと思います。
EF210-127が曇天の下、空荷のチキ4両を牽き
築堤を走る姿を捉えます。
背景はガイガンでも降ってきそうな黒い雲が
一面を覆う曇天なのですが、ワタクシの背後
からはカーッと陽が射しておりました。
舞台演出みたいなスポット光線を浴びました
脇役列車が、主役を食う勢いで走り去ります。
この光線なら681系も映えるな、とほくそ笑み
引き続きやって来るPF牽引の梅小路配給を待つ
間のこと。
あの光線はほんの気まぐれなの。オーッホッホ
とでも嘲笑いつつ言い放つお嬢様の様に、空は
瞬く間に雲が陽を隠してしまいました。
しかも見た感じ、回復の兆しも無し。
やむ無く梅小路配給を撮影する時間を潰して
ショバを変える事に致しました。
曇り空となれば列車は可能な限りサイドから
狙いたかったのでございます。
今回の〆。
巻頭から続きますコマで編成を抜きます。
3両の付属編成のみが走る場面も中々無い機会
でございますが、その上この回送線での撮影と
個人的には大変レアなネタを回収する事が出来
満足のいく機会となりました。
しておりますが、そちらは不参戦でした。
ですからワタクシが撮影したのはこれっきり。
なる所でございます。
特急運用に返り咲く事が出来るのか、或いは…
オマケ。
走り去る列車のケツを無理矢理狙ってみます。
下関方の先頭車は485系電気釜顔の系譜を継ぐ
貫通扉の設けられた切妻顔でございました。
681系が初めて眼前へ現れた際には、車体色が
白いものの大凡485系っぽい面構えに安心した
ものでございます。
北陸特急新時代が来たと喜んだ当時のワタクシ
でしたが、まさか北陸特急それ自体が消え失せ
残滓としてライナー特急みたいになるとは。
世の中、どう転ぶか
わからないもんでございますね。
お天気も含めて先の見えない未来に翻弄される
ワタクシなのでございます…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!