写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2649列車 「 681系(V42編成)の疎開回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ワタクシの地元、関西では一昨日辺りから桜が

良い感じに花開いております。

 

桜とのコラボ撮影!と喜びたい所なのですが

何故かお天気は梅雨の様な悪天候が続く予報で

喜び一転、残念な気分でございます。

 

 

さて、今回の更新は681系しらさぎ帯車の

野洲への疎開に伴う回送列車を狙いましたので

ご報告させていただきます。

 

お天気はやはりこの日も冴えない感じになって

ドヨヨンとした雰囲気でございます。

 

 

2024-03-26 回9462M

北陸新幹線敦賀延伸により余剰となりました

3連の681系V42編成が、ムコソから野洲へ向け

回送される場面でございます。

 

681系/683系は普段、向日町から上り回送線を

走る機会がありません。

 

ですから撮影するなら回送線の築堤を走行する

シーンだな、と決めてショバ付近へと向かった

ワタクシでございます。

 

曇天ならば光線は意識せずに布陣するのですが

沿線へ到着した際、なんと雲間から陽が射して

明るく撮影が出来る状況となりました。

 

 

2024-03-26 8183列車

前座として陽が射し込む築堤を走る釜へと狙い

定めましての挨拶ショットでございます。

 

あまり注目は集めませんこの列車ですが、岡山

の桃太郎が関西でチキを牽くという点は実に

マニア向け、玄人向けな列車だと思います。

 

 

2024-03-26 8183列車

EF210-127が曇天の下、空荷のチキ4両を牽き

築堤を走る姿を捉えます。

 

背景はガイガンでも降ってきそうな黒い雲が

一面を覆う曇天なのですが、ワタクシの背後

からはカーッと陽が射しておりました。

 

舞台演出みたいなスポット光線を浴びました

脇役列車が、主役を食う勢いで走り去ります。

 

この光線なら681系も映えるな、とほくそ笑み

引き続きやって来るPF牽引の梅小路配給を待つ

間のこと。

 

あの光線はほんの気まぐれなの。オーッホッホ

とでも嘲笑いつつ言い放つお嬢様の様に、空は

瞬く間に雲が陽を隠してしまいました。

 

しかも見た感じ、回復の兆しも無し。

 

やむ無く梅小路配給を撮影する時間を潰して

ショバを変える事に致しました。

 

曇り空となれば列車は可能な限りサイドから

狙いたかったのでございます。

 

 

2024-03-26 回9462M

今回の〆。

 

巻頭から続きますコマで編成を抜きます。

 

3両の付属編成のみが走る場面も中々無い機会

でございますが、その上この回送線での撮影と

個人的には大変レアなネタを回収する事が出来

満足のいく機会となりました。

 

この二日後にはもう1編成が同じく野洲疎開

しておりますが、そちらは不参戦でした。

 

ですからワタクシが撮影したのはこれっきり。

 

野洲への疎開という事で、その去就もまた気に

なる所でございます。

 

特急運用に返り咲く事が出来るのか、或いは…

 

 

2024-03-26 回9462M

オマケ。

 

走り去る列車のケツを無理矢理狙ってみます。

 

下関方の先頭車は485系電気釜顔の系譜を継ぐ

貫通扉の設けられた切妻顔でございました。

 

681系が初めて眼前へ現れた際には、車体色が

白いものの大凡485系っぽい面構えに安心した

ものでございます。

 

北陸特急新時代が来たと喜んだ当時のワタクシ

でしたが、まさか北陸特急それ自体が消え失せ

残滓としてライナー特急みたいになるとは。

 

世の中、どう転ぶか

わからないもんでございますね。

 

お天気も含めて先の見えない未来に翻弄される

ワタクシなのでございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!