この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
次のプランとして、貨物を狙う事と致しました
我々一行。
本来ならばPF牽引の5087レを、伊吹山を背景
として撮影したいというご希望をお持ちだった
かわつる氏でございますが、生憎と垂れ込める
分厚い雨雲がその希望を打ち砕きます。
伊吹山は雲に遮られてその姿が丸っ切り見えず
伊吹かないのでございました。
伊吹いて欲しいのはワタクシも同じなのですが
残念ながら天狗では無い身の上ゆえ、潔く諦め
次善策を引っ張り出します。
ここは曇天を逆手に、曇りでしか布陣出来ない
ショバにしませんか?と提案致しまして早速
そちらへと向かう事になりました。
さて、今回の更新は東近江界隈にて貨物列車の
撮影に挑みましたご報告でございます。
我々一行は果たしてどこへ向かったのか。
それがこちら。
↓ ↓ ↓
既にかわつる氏が記事を更新されておりますが
米原からチョイ東へ進みました山の上からの
俯瞰撮影で知られるショバに進路を取ります。
ワタクシもここへは初めて布陣するのですが
位置などは既に把握しておりましたので迷わず
到着する事が出来ました。
ただ、俯瞰ポイントまでは軽く山登り。
心臓が人一倍弱いワタクシ、途中で息が詰まり
かわつる氏をお待たせする羽目になってしまい
心苦しい所存でございます。
氏には休憩にお付き合いいただき感謝!
下枠交差形パンタグラフを装備する初期製造の
EF210-13が牽引する、定期貨物列車を狙った
撮影でございます。
米原駅へと下って来た列車がくの字に弧を描く
場面をイメージ致しまして、構図を引き気味に
組んでみました。
残念ながら編成後方はガスっておりますが
天候が天候なだけに仕方がありません…
こちらの構図ですが、線路は南から来て西へと
抜ける線形でございますので、お天気の良い日
だと終日に渡ってド逆光となります。
そんな訳で曇り限定なショバという事ですから
こんな日ならでは、と思い布陣致しました。
布陣して最初に撮影致しましたのは313系が
6両となる列車でございました。
これもかわつる氏の記事にありますが、以前は
3+3の6両へ変更となった様に思います。
ワタクシみたいに電車には興味が薄い人間から
見ると、組成はさておき6両の313系という点は
変わらないので気になりませんが、若い方など
詳しい方にすればニュースなのでしょうか…
つい電車、と一括りに見てしまいますが
そうした視点だと盟友ブログ友氏などの詳しい
方々から怒られてしまいそうでございます。
不勉強を恥じねばなりませんね。
いい加減な事を適当に綴る訳には参りませんし
改めて運用などを確認する機会を見つけたいと
思います。
681系6連を仕留めました。
東海管内ですが、改正後も名古屋まで西日本の
車両が出入りしているのは興味深い事で
ございます。
直流区間ばかりになりましたからここは
373系で運行するのも有り、な感じが致します
が、今の所は変わらず681系が走ってくれる為
嬉しい被写体となっております。
ただ、米原と名古屋の間は2時間に1本なので
撮影機会は少ないのですが。
癒しのひと時、ワタクシ大好きな311系がこの
日も撮影出来ました。
211系からの正統進化を感じさせるマスクに
東海オリジナル車両としての矜持たるオレンジ
単色の帯が映える名車でございます。
新形式315系に活躍の場を奪われ始めましたが
まだまだ元気に走るその姿を記録する事が
叶いました。
この後、巻頭の1073レを撮影致しまして
ポジションを変えてみます。
今回の〆。
関ヶ原へ続く薄墨の様な山々を望みながら狙う
EF210-350の牽く5085レでございます。
機次位にイルカが描かれたJFEスチールの
私有コンテナが、特徴的な編成でございます。
この列車、ワタクシが丁度午後の外回りにと
会社を出るタイミングで地元を通過する為に
中々撮影機会が得られない被写体となります。
機次位に甲種輸送の牽引機がムドで付いたり
釜が鮫になったり、魅力的な列車なだけに毎度
悔しい思いをするのですがこの日は〆として
狙う事が出来ました。
釜の切り位置は殆ど同じでございますが、巻頭
コマの1073レより少し低い位置から5085レを
撮影致しました。
背景が遠くまで入る為、写真の印象も随分と
変わって見えます。
どちらの構図も長短がそれぞれにあり、好みや
状況で選ぶ感じでございましょう。
良いショバを知る事が出来まして同行いただく
かわつる氏にまたしても感謝!でございます。
あのショベルカーさえ無ければ…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!