写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2650列車 「 スハフ12-129の伴車送込み回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

予報通りに土砂降りとなりました本日、関西は

デゴイチ試運転一色となりました。

 

ワタクシも参戦したかったのですが…水曜は

言わずもがなの激務でございまして、泣く泣く

お仕事に邁進致しました。

 

チョイ鉄で小ネタのみ仕込みましたが。

 

 

さて、今回の更新は北陸本線でのD51試運転に

伴走車として連結される、スハフ12-129の

送り込み回送を狙ったご報告でございます。

 

この日もやはり雨でございまして、光線を気に

せず布陣が出来るのですが、傘を挿して撮影を

したかったのでお馴染みの聖地・調子踏切へと

向かう選択と致しました。

 

現地では撮影までの僅かな時間でしたが親しい

お仲間の皆様とお会いしまして、歓談の幸せに

浸る事が出来ました。

 

お会いした皆様、ありがとうございます。

 

勿論、直前までには構図を決めて露出も設定し

練習電で確認致します。

 

 

2024-03-25 225系L6編成

暗く厳しい露出でして、背後のお山も雨霧に

霞んで稜線が見え難い状況の中を225系普電が

走り去ります。

 

ちょいと想定よりも暗かった事が判りました為

設定を弄って次の本番へ備えます。

 

 

2024-03-25 回9386列車

EF65 1132の牽引でやって来ました回送列車。

 

先ずは望遠で遠目から、ご挨拶がてらに一コマ

抜かせていただきました。

 

雨脚が強く、露出をあまり上げてしまうと写真

全体が白っぽ番長になりますので、ここは多少

暗くとも我慢でございます。

 

 

2024-03-25 回9386列車

決めのコマとなります。

 

挨拶を済ませた後は慌ただしくも焦らず構図を

再構築致しまして、本命となりますコマを

仕留めました。

 

挨拶ショットを手前に引きつけた結果、決めの

コマへと構図を組み直す余裕が短くなりまして

本命の撮影はこれ一コマのみに。

 

もっとゆっくりと、60kmくらいの速度で来る

と思いきや予想外にかっ飛ばして通過しており

慌ててしまいました。

 

まるで

客車時代の急行ちくまみたいでございます。

 

大阪へ向かう急行ちくまも客車時代はよく山崎

界隈で撮影致しましたが、ラッシュの少し前に

大阪へ着くダイヤでしたからか随分と飛ばして

来る印象がございました。

 

あの様な客レが当たり前に走る時代が懐かしい

と、つい懐古してしまいます12系客車の姿。

 

 

2024-03-25 回9386列車

今回の〆。

 

実はこのケツ打ちが個人的に撮りたいコマで

ございました。

 

釜+スハフ、という僅か1両のみの客レ。

 

しかもケツはスハフのお顔が拝めますので

面白い絵になりました。

 

急行ちくまは急行だいせんと同じく、当時は

ハネ(寝台)14系+ハザ(座席)12系の混成でして

12系のケツにもテールマークが掲出されていた

事を思い出します。

 

ちくまはその後、客レから383系へ置き換わり

規制緩和による夜行バスの極端な増加による

煽りもあって消えてしまいました。

 

今では団臨にのみ存在意義を見出される12系も

経年劣化には勝てず、その役目を終えるのでは

ないか?という噂も聞こえる今日この頃。

 

貴重となりました12系のお顔を拝謁致しまして

撮影を終えております。

 

 

今回のデゴイチ試運転では、北陸本線内での

名物となります逆機運転が実施されずに推進で

走った様でございます。

 

確かに営業運転時に行わない逆機での走行は

実施する意味が乏しいとは思いますが…

何だか残念な気分でございます。

 

今後の試運転でも逆機運転は実施されなくなる

のでしょうか、その辺りも気になります。

 

 

ここでの撮影でご一緒したお仲間の方と、後日

某所で開催される貸切イベントへ参加の話と

なりました。

 

イベントの主催はワタクシが調子踏切へ出入り

する様になった頃にはまだ小学生だったS氏。

 

貨物◯ゃんねるがみたくてワタクシにスマホ

貸せ、と迫って来た事を昨日の事みたいに

思い出します。

 

なんやコイツ!?と当時は思ったもんですが

今では我々よりもバリバリと鉄活する大人に

なってしまいました。

 

受け応えもしっかりしていて感心致します。

 

ワタクシの中ではまだまだ小さな電車小僧の

イメージでございましたが、随分と成長されて

嬉しく思います。

 

親御さんも頼もしい事でございましょう。

 

果たして、彼の貸切イベントは成功するのか。

 

近所のオッサン的な気分で彼の頑張りを

温かく見守りたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!