写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2426列車 「 阪急電鉄8300系(8301f)の正雀出場試運転を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

電車の試運転。

 

電車マニアでは無いワタクシにとりましては

釜ネタほどの魅力を見出すのが難しい種別の

ネタでございます。

 

が、若い方などは試運転幕で走る列車がご馳走

だと感じる模様でございます。

 

それが良い、悪い、という話ではありません。

 

ワタクシも普段見られない幕を掲出する場面は

やはり撮影する機会があれば参戦したくなる

性分でございますし、ね。

 

 

東武の駅でメトロ17000系の試運転を撮影する

動画を拝見致しました。

 

駅員が制止する中を無理矢理に撮影しようと

して危険だ、駅員の言う事を聞いてくれとの旨

東武鉄道からもアナウンスがありました。

 

が、実際に動画を見ていると、駅先のキッズが

無理の無い様に撮影すべくカメラを頭上へと

上げて撮影しようとするのに対し、駅員が手で

レンズを遮ったりカメラをずらしたり。

 

明らかに撮影妨害をしている様が見て取れます

行為が記録されておりました。

 

撮影をさせない、ではなく安全に撮影出来る様

サポートするのが本来なら求められるべきかと

思うのですが…

 

東武鉄道の発表には疑問符が付かざるを得ない

エピソードでございます。

 

 

さて、今回の更新は阪急の試運転を狙いました

ご報告とさせていただきます。

 

安心して下さい。駅撮りでは無く沿線にて

周囲にも迷惑の掛からない様に撮影を

しております。

 

 

2023-07-10 8300系8301編成

オマケ。

 

いきなりオマケからでございますが、試運転の

往路をケツ打ちで狙っておりました。

 

信号ボックスが編成に掛かります、およそ良い

コマとは申せないこの構図。

 

この日はトホホな状況となってしまいまして。

 

 

少し巻き戻した所から

お話を進めて参りましょうか。

 

 

2023-07-10 1300系1300編成

ショバへ到着し、練習に狙いました1300系。

 

元々ド逆光となる構図なのですが、黒い雲が

ドンヨリと垂れ込めますお天気で、露出もほぼ

出ないシチュエーションでございました。

 

ならば車体の色出しよりも幕を鮮やかに見せる

撮影を意識して露出を決めます。

 

お次はいよいよ本番。

 

 

2023-07-10 8300系8301編成

試運転の往路では、8401号車を先頭にして

やって来ました場面でございます。

 

幕がLEDになっておりますので、切らない様に

SSを下げての撮影を意識致しました。

 

この次のコマが巻頭に据えたオマケなのですが

当然、この後は復路を狙う予定でおりました。

 

所が往路通過後すぐに雨が降り出します。

 

この雨がまた酷く、ゲリラ豪雨の見本みたいな

降り方でございまして、あぁん!そんな激しく

されたら濡れちゃう…と叫んでしまいます。

 

案の定ワタクシは下着までびしょびしょに。

 

傘なんて丸で役に立たないただの棒と化して

撮影意欲が削り取られる事となりました。

 

なので復路の撮影は止め、豪雨の中を撤収と

致します。

 

帰り道では雨も止みましたが、ワタクシの心は

雨模様のまんま、翌日に再挑戦となりました。

 

 

2023-07-11 9300系9305編成

試運転二日目はお天気。

 

練習電に撮影した特急は祇園祭HMを掲出中。

 

車番が貫通扉から助士席窓下へ移り、HMを

掲出しても番号が判る様になりましたのは

地味に有り難い所でございます。

 

違和感はまだありますが。

 

 

2023-07-11 8300系8301編成

本番の時間となり、試運転の復路が坂を登って

来る場面を挨拶代わりに望遠で狙います。

 

対LED用の設定ゆえ、止め打ちだとブレるのは

仕様でございますから仕方がありません。

 

ここからレンズを引き戻して構図を再構築し

決めコマへと挑みます。

 

 

2023-07-11 8300系8301編成

今回の〆。

 

肝心の試運転幕がガラスの反射で見にくいのが

何とも残念な結末でございます決めのコマ。

 

とは申しましても、検査明けの綺麗な車体を

しかと仕留められました点は嬉しい所でも

ございます。

 

試運転を二日かけて追う事となりました

8301編成でございますが、最後は晴れショバで

撮影する事が出来まして安堵致しました。

 

 

普段から京都線を走る8301編成でございますが

やはり幕が試運転、となりますと特別な感じが

湧いて参りますワタクシ。

 

それだけでは無く、車体が輝く検査明け直後の

状態を撮影出来る、という点もまた魅力の一つ

なのだと再認識する機会でございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!