写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第845列車 「 工9572レ 今庄・粟津・松任工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

尼崎の脱線事故から14年。

 

JR西日本が事故後、明らかに変わったのは

207系のカラーリングだけ、なんてご意見も

ある様でございます。

 

これからも人の命を預かる公共事業として、

襟を正して邁進いただきたいものでございます。

 

当時は私もまだ茨木の職場で働いていた頃で、

丁度帰宅してニュースを見た際に初めて事故を知り

映像で見る痛ましい惨状に動悸が激しくなったのを

よく覚えております。

 

亡くなられた方々のご冥福を申し上げ、

心身に傷を負わされ、今尚苦しまれていらっしゃる

方々の回復をお祈り申し上げます。

 

 

当該編成の後半3両が、事故後暫くして留置先の

塚口からDD51にPPで挟まれてミハソへ

回送されたのを知り、撮影欲に駆られましたのは

撮り鉄の悲しい性でございましょう。

 

 

さて、今回の更新は久々のパイチ工臨

撮影しておりましたご報告となります。

 

パイチ、或いはパーイチことEF81は、JR西日本

所属する全3両の内2両(EF81 44と114)が現在、

松任工場へと回送されております。

 

松任では廃車の解体なども行われている

そうですのでこのまま2両とも廃車となるのか、

はたまた検査期限の関係から単なる休車として、

後日復活するのかその動向に注視しているので

ございます。

 

そんな中で唯一の稼働釜でありますEF81 113が

工臨を牽くという情報をいただき、今回は早朝に

撮影へと赴いた次第でございます。

 

 

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2019-04-11 工9572列車  桂川ー向日町

 

まだ陽が昇り切らない、ほんのりと青い空気の中

3ユニット6両のチキをまとめて牽引する

EF81 113の姿を捉える事が出来ました。

 

露出を上げるよりも、夜明け直後の雰囲気が

出したくて画面を暗く設定してみました。

 

 

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2019-04-11 65列車  桂川ー向日町

 

練習レとして撮影しましたのはEF66 121が牽く

高速貨物列車の65レでございます。

 

EF66 27の一両しか基本番台が残っていない

現状では、鮫も記録する対象として

俄かに意識する様になって参りました。

 

 

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2019-04-11 工9572列車  桂川ー向日町

 

表題の一つ前のコマでございます。

 

シャッターの切り位置は釜のスカートに掛かる

黄色いポールの手前でしたので、こちらは残念ながら

没カットに。

 

後ろのパンタが串ってますしね。

 

 

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2019-04-11 工9572列車  桂川ー向日町(後打ち)

 

オマケ。

 

3か所にそれぞれ荷を卸す定尺チキを

まとめて6両牽引する姿も珍しいパイチですが、

近頃はそもそも稼働事態が珍しく、単機でも

撮影対象となっている様でございます。

 

パイチを取り巻く実情の厳しい昨今、

こうなってしまってはローズピンクの塗装に

戻してほしいなどと贅沢は申しませんので、

末永く稼働させてほしいと願うばかりでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!