写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2117列車 「 長谷・豊岡工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ワタクシのSNS、そのタイムラインは

今朝からEF81 113がホキ800形を牽く

配給列車で賑わっております。

 

8月に向日町へ検査しに来たホキ2両は

その後も留まり続け、動向を気にして

いた矢先の配給列車。

 

行先は松任という事で、廃車だの

転属だのと噂が飛び交います。

 

また、EF81 113も今回がラスト運用と

実しやかに囁かれておりまして、それ

故にネット上で祭りの様な賑わいと

なった様でございます。

 

どちらにせよ、今後もホキやパイチを

見守りたい所でございます。

 

 

さて、今回の更新はちょいと前に撮影

しておきながら、塩漬けしてしまった

工臨返空につきましてのご報告で

ございます。

 

この日は何だか色々と撮影しており

小出しに更新していたらいつの間にか

朝イチで撮った分だけ未更新のままに

季節が移ろってしまいました。

 

先日フォルダをほじくり返していて

そんな埋もれたネタを発見、コイツァ

いけねえ、ってな訳で今回の更新に

充てる事と致しました。

 

 

2022-08-24 工9394列車

緩〜い朝の光線の中、DD51 1193に

牽引されまして聖地・調子踏切を征く

定尺チキ4両の返空列車でございます。

 

定期旅客列車も団臨も消え、貨物も

既に置き換わり全国に居たDD51は今や

貴重な被写体となりました。

 

それだけでなく、定尺チキの方もまた

東海や東日本では見られなくなり

本州では貨物会社と西日本のみ。

 

我々地元民にすれば、毎日の様に走る

工臨ですがそれも今だけ、な贅沢と

申せるのかも知れません。

 

 

2022-08-24 工9394列車

挨拶ショットは遠目から、普電との

交錯シーンとして狙いました。

 

後ろに控える天王山の麓を、縫う様に

カーブが続く山崎界隈を抜けての

長いストレートでございます。

 

立ち位置の都合上、釜の正面から相対

する構図となりましてチキが見えない

所だけが難点でしょうか。

 

 

2022-08-24 工9394列車

本命のコマがこちら。

 

直線からカーブに入ります首振り構図

で列車を仕留める事が出来ました。

 

この日の撮影ではお仲間の皆様との

楽しい会話で待ち時間を退屈せずに

過ごせた事を思い出します。

 

やはり聖地。

 

こちらへ集う皆様の温かさは、まるで

自宅の様な安心感でございます。

 

皆様、

ありがとうございます。

 

 

2022-08-24 工9394列車

オマケ。

 

調子踏切のカーブを抜け、列車の頭が

チョイ北寄りの東を向いたらその先は

終着の向日町まで一直線。

 

まさにラストスパートとなります。

 

お盆も過ぎた8月の終わり、朝練も

そろそろシーズンオフに差し掛かる

この時期に、良い撮影が出来ました。

 

 

2022-08-24 8056列車

今回の〆。

 

工臨撮影後もショバに居残って残業と

なりまして、クロスパンタの初期桃

EF210-14が牽引する臨貨を狙います。

 

毎日の様に走る予定臨の8056レは基本

岡山の仕業でございますから、初期の

EF210が充当されます嬉しい列車で

ございます。

 

実に聖地・調子踏切らしい構図での

〆カットとなりました。

 

 

いつまでも撮影出来る様に思えます

被写体の数々でございますが、ふと

気が付くと居なくなってしまいます。

 

国鉄時代に製造され、半世紀を迎える

車両も多い古豪たち。

 

その活躍を静かに、着実に記録して

お届けさせていただきたいと

思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!