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今夏から運行される東武鉄道のSLは、
JR各社から譲渡された車両で組成されています。
客車は北海道と四国から、後補機のDLは東日本から、
そしてSL・DLと客車の間には、緩急車として西日本と貨物から来た
ヨ8000が組み込まれております。
ちなみにヨ5000は大井川鉄道からの譲渡ですね。
鬼怒川線での試運転画像を見ていると、ワクワクした気分になりまして撮影意欲が高まります。
試運転、毎週やっているらしいですね。
撮影したいなぁ。
さて、今回の更新では
通達153~154でご紹介した甲42のマヤ35形甲種輸送で使用された緩急車、
ヨ8902号車が甲種輸送での任を終え、
吹田へと戻って来るシーンのレポートとなります。
2017-05-15 配6550列車 京都貨物ー向日町
機次位に付いている黒くて小さな箱みたいな車両が主題のヨ8000です。
牽引はまたしても青ゴトー。
この釜はマヤ甲種の牽引機ではなく502号機でございました。
今回の甲種輸送は下松から吹田を経て秋田貨物駅まで緩急車が付いておりまして、
秋田でマヤと別れたヨは新潟、富山と繋いで北陸を上り、
この日の朝に富山を出てここ桂川まで帰って参りました。
2017-05-15 同上 京都貨物ー向日町
長ーい桂川橋梁を、コキと一緒にゆっくりと渡るヨ8000。
鉄橋を渡る時に貨物が奏でる、ダダンダダン!という音が辺りに心地よく響きます。
これでワムとかトラ、タキなんかの貨車が付いていれば往年の専用貨物列車ですね。
今のご時世、ヨ8000がこうして走る姿を拝めるだけありがたいものでございます。
おまけ。
2017-05-15 同上 京都貨物ー向日町
以前に何かの番組で、小学生に何千万もするスーパーカーとヨ8000、
もらえるならどちらが良い?と尋ねると
ヨ8000!と答えるシーンが流れていて頼もしく感じた事がありました。
実は私はその昔、吹田に留置されていたヨ8000の車内を
何度か見学した事があります。
国鉄清算事業団が引き継いだ廃車車両群の中にあったものでした。
小さな車体ですがこう見えて6畳間ほどのスペースに机が据えられ、
さらにトイレがあり、デッキに出て風も感じられるという、
プライベート貨車の最高峰なんですヨ。
このヨ8000を定期貨物列車に併結、乗車して
大阪貨物ターミナルか、
百済貨物ターミナルから東京貨物ターミナルまでの1泊素泊まり
ツアーなんかがあれば、めっちゃ参加したいですよ。
何とか実施出来ないものでしょうか。。。
なんて夢想しながら、本日はこれにて。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!