この記事をご覧いただき、ありがとうございます。
今朝は下りのサンライズ出雲・瀬戸がパンタグラフ故障のため、
名古屋で運転を打ち切り、午前中に関西を通過していきました。
私はお仕事が抜けられず対応出来なかったのですが、撮影された方、お疲れ様です。
当該列車に乗車していた方は災難でしたね。
月曜が休日だと火曜がつい月曜につもりになってしまいまして。
本日は8865レがネタ日だったのですがうっかり明日だと勘違いしてしまい
逃してしまうというミスをやらかしてしまいました。
おかげで本日は非鉄でございます。
先日、JR東日本、JR北海道が相次いで既存のキハ40系気動車を
置き換える発表を致しました。
すべての旅客鉄道会社で今でも使用されている形式となっています。
それがここに来てついに、淘汰の時を迎えようとしている、という事でございます。
個人的な思惑としては、烏山線のEV-E301系や男鹿線で導入されたEV-E801系が
量産導入されるのでは、と踏んでおりましたが違っておりました。
JR北海道は新幹線のみならず在来線でも
東日本ライセンスの車両を導入するという事で、いよいよキハ40の未来に
暗雲が垂れ込めて参りました。
さすがに北海道遠征は難しいなぁ、と撮影機会は諦めております。
さて、今回の更新はそんなキハ40系のJR西日本での様子を、
ぐるっと北近畿号を撮影したついでに播但線へ寄りまして撮影した報告となります。
JR西日本では各地の地域色を廃して気動車はすべてタラコ色に統一する方針だそうで、
以前は豊岡色だったこの線区も、今では懐かしい色に出会えます。
2017-06-25 キハ41 2003 竹田ー和田山
後方に北近畿豊岡道を望む、長閑な単線を行くキハ41。
タラコ色をした昔なじみのお顔にちょっと安堵してしまいます。
が、しかし!
あれれ~おっかしいなぁ、とコナン君に突っ込まれそうな側面をしています。
キハ40形気動車は通達198のぐるっと北近畿号でもご覧いただいたように、
車体両端に1枚引き戸がそれぞれ設置されておりまして、
その間を窓が連なる外観なのですが、このキハ41は2枚引き戸でございます。
しかも、客用扉と乗務員扉の間にも窓が配されております。
このデザイン、キハ47と同一のスタイルでございます。
ですがキハ47形は片側運転台の車両で、
営業運転時に単行での走行は安全上不可能です。
それでは一体どういう事か、と申しますと。
2017-06-25 キハ41 2003 和田山ー竹田
先ほどのキハ41が終点の和田山から折り返してきた姿でございます。
妻面に運転台を取り付け、窓を無理やりくり抜いた様なデザイン。
余剰となったキハ47形を単行運転できるように改造し、投入されたのがキハ41形で、
和田山方の先頭はキハ顔で我々を安心させておいて、
クルッと振り返ると実は…っあ~!! な顔立ちという、ビックリ車両でございます。
2017-06-25 キハ41 2003 和田山ー竹田(後打ち)
オマケは安心のバックショット。
昔なじみのこのお顔だとホッとします。
この列車は大阪から山陽本線、播但線を経由して鳥取へ向かう特急はまかぜ。
今では新鋭車両で比較的静かに走り去っていきました。
恐らく意識したのでしょう、お顔のデザインも
これでヘッドマークがあれば文句なし、だったのですが残念です。
しばらくすると、寺前へ向かった先ほどのキハ41と途中交換した車両が
和田山目指してやって参りました。
改めて、架線が無い風景って素敵だな、癒されるな、と景色を堪能しておりました。
2017-06-25 キハ41 2004 竹田ー和田山
先ほどのキハ41とは異なり、前面右下部に切欠きのある2004号車でございました。
この色、この顔、やはり落ち着きます。
しかしながら折り返しは…
2017-06-25 キハ41 2004 和田山ー竹田
見慣れない故か、落ち着かないデザインに感じます。
慣れてしまえばコレも有り、なのかなぁ。。
この段階ではまだ雨も降りそうで降らない、
蒸し暑さだけが難儀な状態でございました。
この撮影後は再びぐるっと北近畿号を撮影するために福知山へ向かうのですが、
非電化単線で癒されほっこり致しました。
自宅から車で約3時間、また播但線に、気動車に会いに来ようと思います。
それでは、
この記事をご覧いただき、ありがとうございました!