写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達354 「 みまさかスローライフ列車を狙う 秋遠征 因美線紀行・前編 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


 

本日は年内最後のトオ日でございましたので、

私は集金だの配達だので駆けずり回り、

非鉄となりました。


年末へ向け、弊社も臨戦態勢となりまして、

いつもの様なチョイ鉄を気軽にはし難く

なりました。



その分は今までに撮り蓄えたネタで更新を

お楽しみいただく所存でございます。



今回も、そんな感じで。


 

 

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2017-11-12 9624D  三浦ー美作加茂

 

この記事のハイライトとなる一葉でございます。

 

 

ようやく秋遠征の本題に入ります。

 

そもそも今回、岡山県北部を訪れたのは

この日の午後から因美線で運転される

イベント列車、みまさかスローライフ列車を

追っかけ撮影する為でございました。

 


美作(みまさか)地方と鳥取因幡地方)を

結ぶ因美線は、津山からの津山線を経る事で

伯備線と並ぶ岡山ー鳥取陰陽連絡となる

路線でございます。

 

ですが、伯備線は幹線として特急やくもが

運行されているのに対し、津山・因美線

優等列車が設定されておらず、

更に因美線では津山ー智頭間において

キハ120の単行が数時間に1本、

1日わずか7本のみの運行というローカル線と

なっております。

 

尤も、因美線鳥取ー智頭間は

智頭急行社線へ乗り入れる特急が

頻繁に走るのですが。

 


中国山地の合間に開けた盆地である、

津山市街から徐々に山間部へと

分け入り出す因美線

 

今回からの因美線紀行は全2回の前後編として、

山あいを走る静かな路線の姿をお伝え致します

レポートでございます。

 

 

津山を正午に出発した上り列車は、東津山

高野を過ぎ、次の美作滝尾にて約30分の

停車時間が設定されていました。 

 

 そこで、美作滝尾のバカ停を利用して

追っかけを敢行すべく、第1写は美作滝尾の

手前にて撮影するポイントを探します

 

美作滝尾駅自体は、国民的な映画の一作で

ロケ地として使用されている、

松の木が印象的な木造の駅でございます。

 

残念ながら今回の因美線紀行では

立ち寄れませんでしたが、

機会があればこちらにも立ち寄ってみたい

ものでございます。

 

 

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2017-11-12 9624D  高野ー美作滝尾

 

キハ47形2両にキハ40形を加え、

窓配置の異なる3両のノスタルジー編成。

 

 

美作滝尾駅のすぐ手前、築堤を行く列車を

サイドからの構図で狙いました。

 

線路が丁度南北に走っている為、昼前後の

この時間ではどうしてもトップライト気味に

なってしまい、色調を決定するのに

時間が掛かりました。

 


土手の草も、1両目に掛かる部分は茂って

おりますが2両目部分は茶色い地肌が

むき出しで、3両目は短く刈られた状態という、

誂えたかの様な3色具合でございました。

 


列車が通過するまでの間、確か小1時間ほど

この場所に居りましたが、

練習に撮影する普通列車は、

単行のキハ120形が1本、前走りとなるスジで

やって来ただけでした。

 

1両分の目安となる架線柱もなく、21m級

車両3両分の構図がこれで合っているのか、

実際に列車を撮影するまで随分と不安に

駆られましたのを覚えております。

 


画面右下にトタンが写っていたり露出が トップ気味だったりと、不満点はあるのですが、

そんな不安を振り切って、ピタリ3両の構図で

撮影出来た事が、この時はとても嬉しく

感じました。

 

津山線で午前中にキハ47をしこたま

撮影していたおかげでしょうか…

 

 

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2017-11-12 678D  高野ー美作滝尾

 

こちらは前走りとなる、単行キハ120でございます。

 

因美線の津山ー智頭ではこのスタイルが日常でございます。

 

晴天の昼下がり、16m級の軽快な車両が山間への入り口にやって来ました。 

 

 

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2017-11-12 キハ120-343  高野ー美作滝尾(後打ち)

 

キハ120形を後打ちで狙いました。

というか、背景が写したかったのです。

 

ここからは山!という感じで、山々が奥へと連なっておりました。

 

 

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2017-11-12 みまさかスローライフ列車  三浦ー美作加茂

 

中国山地の山々を縫う様にして、ゆっくりとやってきた列車。

 

 

美作滝尾に長時間停車している隙に、

因美線に沿って走る県道6号線を北進致します。

 

途中、何ヶ所かいい撮影地になるポイントが

ありましたが、長時間停車に備え、

出来るだけ美作加茂の近くへとやって参りました。

 

本来撮影したかったポイントには、

既に鉄さんが大勢ひしめいて

いらっしゃいましたので、次点ポイントで

構える事になりました。

 

逆光ですが何とか編成写真を狙うべく、

四苦八苦。

 

 

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2017-11-12 9624D  三浦ー美作加茂

 

ありがとう10周年、の文字がささやかに

添えられたヘッドマークを掲げて、

やって来た編成を小ぶりな柿の木を一緒に

据えて狙いました。

 

冒頭の写真よりも後のコマとなります。

 

 

こうして見ると、その塗装から

キハユニ25形なんかを思い出してしまいます。

 

列車はこの後、美作加茂駅にも33分の

長時間停車をしますので、その間に

次の撮影地へと移動致します。

 

 

ですが、ここから先は次回更新のお楽しみと

させていただきます。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!