写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第536列車 「 冬の藤原岳をバックにセメント貨物を狙う 2018冬四日市遠征 その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も朝からアスファルトが色濃く染め上がる

雨天となりました関西。

 

懸念されている強い余震は今の所無く、このまま

終息してくれるのを祈るばかりでございます。

 

 

さて、本日の更新はGWから止まっておりました

四日市遠征の続きとなります。

 

四日市と申しましても今回からは少しばかり

四日市から離れまして、三岐鉄道を走る列車を

標的としております。

 

 

まずは以前から来てみたかった藤原岳を背景にして

東藤原にあります太平洋セメント藤原工場から

出荷されるセメント貨物列車を狙います。

 

 

このポイント、午前の遅い時間が順光となりまして

丁度良いタイミングで通過する列車が1本だけ

ございます。

 

それがコチラ。

 

 

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2018-02-12 3714列車  丹生川ー三里

 

 三重と岐阜の県境に聳え立ちます藤原岳雄大

姿を背景に、重連で牽引されるセメント便。

 

残念ながらこの日は雲が多く、手前は陽が

射すものの背景となります藤原岳の方には雲が

掛かり影になってしまいました。

 

このシーンを順光で捉えられますのはこの列車だけと

なりますので、残念ながら後日再履修せねばなりません。 

 

 

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2018-02-12 ED456+ED457   丹生川ー三里

 

地方私鉄線らしい、昼間時のヘッドライト点灯が

行われていないスタイルは新鮮に感じます。

 

 

この列車の牽引機であるED45は、現在全9両が

三岐鉄道三岐線内で運用されております。

 

この9両、一見すると同じに見えるのですが

細かく見ていきますと、実は1両毎に明らかな差異が

ございます。

 

出自もバラバラでして、今回のペアである

ED456とED457は2両とも自社発注でありながら、

通風口や窓の大きさなどが異なります。

 

 

また、JRの電気機関車の様に乗務員扉が側面に

設けて有りません。

 

その為、機関士は前面デッキへ上がり貫通扉から

車内へ入る形を取ります。

 

 

 

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2018-02-12 3714列車   丹生川ー三里(後打ち)

 

私有貨車タキ1900形を連ねるセメント便。

 

 

東藤原を発ちました列車は、JRとの間に渡り線が

設けられた富田を目指します。

 

富田から四日市まではJR貨物DD51が単機で

牽引致しまして、四日市にある太平洋セメント

サイロへセメントが格納されるそうでございます。

 

 

この撮影の後には、対向の返空便がやって参ります。

 

すぐ様移動致しまして、別ポイントにて狙う

事になりました。

 

 

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2018-02-12 3713列車  三里ー丹生川

 

先ほど撮影した3714レとは途中駅で交換し、

やって来ました返空便。

 

牽引はED455とED452でございます。

 

釜番がデッキの手摺に隠れてしまわないか、

ヒヤヒヤしたのですが、辛うじて

セーフでございます。

 

 

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2018-02-12 ED455+ED452  三里ー丹生川

 

JRのF級電機に比べて可愛らしい小さな車体を持つ

ED45形が、定期列車として重連で長いタキを

牽く姿が見られるのはとても幸せな事に感じます。

 

こんなシーンが地元からわずか3時間程で

見に来る事が出来るのですから、今後も積極的に

訪れたいと思うのでございます。

 

 

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2018-02-12 3713列車  三里ー丹生川(後打ち)

 

以前にも記したのですが、太平洋セメント

藤原工場はGWの辺りから4、50日の間は毎年

定期メンテの為に操業を停止致します。

 

それに伴いセメント便も運休となりますので、

撮影に出向く際には注意しなければなりません。

 

今年も運休していたセメント便、ようやく先日から

運行が再開されたそうでございます。

 

 

いずれ機を見て再履修といきたいものでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!