この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昭和生まれの鉄さんにとって、重連と申しますと
想起されるのはどのような線区でしょうか。
北海道のブルトレ、東北のナナゴ貨物、山陰の出雲
楽しめたものでございました。
それも今では北海道からはDD51が駆逐され、
本州も含めて定期旅客列車さえも無くなりまして、
重連を撮影する機会はめっきり減ってしまいました。
JR線で比較的気軽な撮影の機会があるのは
中央西線くらいではないでしょうか。
さて、今回の更新は14日に撮影しておりました
新宮工臨の模様をご報告致します。
拙ブログにおきまして、紀勢本線へ運転されます
おりました。
今回は土日に紀勢本線を走るという事で、
和歌山方面へと赴かれた鉄さんも多いと思われます。
生憎私は激務の疲労で元気が無かったのと、土日は
地元を甲種輸送が運転されますので、そちらを
優先させました為に参戦は不可能でございます。
そこで、工臨も地元を走行する夜間に
撮影しておく事に致しました。
2018-12-14 工9895列車 茨木
先頭はDD51 1191、機次位はDD51 1193が担って
おります。
茨木駅で入線を狙うべく待っておりますと、
構内アナウンスで
「業務連絡、工臨9895列車、高槻通過」とホームに
流れます。
普段は勿論こんなアナウンスはありませんから、
茨木駅からの嬉しいファンサービスだったと
思っておきます。
一般の乗客からすると何のこっちゃ判らない
業務連絡も、我々には有難い情報でございます。
高槻を通過したとの事で、約8分後には茨木に
着くという事で準備を始めたのでございました。
2018-12-14 単8792列車 長岡京
ムコソを始発とする工臨の運転に先立ち、
機関車の送り込みがミハソ→ムコソで
実施されました。
こちらはいつもの場所で撮影しております。
2018-12-14 単8792列車 長岡京
コチラが本命ショットでございます。
DD51の重単もこんな時でしか撮影機会は
ありませんので、貴重なチャンスと思い
シャッターを切っております。
この時点で今回の重連は1191+1193の
ペアだと判りましたので、安心して
茨木へと向かうのでした。
何故、安心なのかですか?
色合いの異なる1183が入ると折角の重連でも
見映えが変わってしまいますので、出来れば
同じ色合いの釜で組んで欲しかったのでございます。
2018-12-14 工9895列車 茨木
表題のコマから連写しておりました。
唯でさえ格好いいDD51が2両連なるなど、
素敵に無敵でございますね。
2018-12-14 工9895列車 茨木
オマケ。
バックショットは残念ブレでございますが、
機次位エプロンを撮影したくて
夢中でシャッターを切っております。
大迫力でございます。
この冬は恐らく、関西本線の石油輸送にはもう
入らないと思われます凸の重連、
ないのでしょうか。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!