写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第753列車 「 のせでん50形復刻塗装の5124fを狙う 2019冬・能勢電鉄紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

3白、というものが有るそうでございます。

 

特産品として米、酒、寒天を指す言葉だそうで

ございまして、対比的に黒毛和牛、栗、炭を3黒と

呼び、これらを妙見の山から都市部へ産出する為

能勢電鉄建設の動機づけとなったそうでございます。

 

今ではこれらの特産品もトラック輸送に切り替わり

山の害獣としてお馴染みのイノシシが妙見口駅前の

お店で、観光客の舌を喜ばせる特産品となりました。

 

 

滋賀県の方でも、琵琶湖の外来魚として駆除される

オオクチバスが新たな特産品として調理する試みも

進んでいるという話でございますし、時代によって

特産品も移ろうのかも知れません。

 

ひょっとしたら近い将来、今のイノシシの様に

北摂地域の山々で最近荒らしまわっている

アライグマなんかも美味しい特産品と

なるのかも知れませんね…

 

 

さて、今回の更新は今月上旬に撮影しておりました

能勢電鉄の変わり種、5124編成についての

ご報告となります。

 

この日はお休みでございましたが翌日から本格的に

2019年のお仕事がスタートする為、外出せずに

自宅でのんびりと過ごす予定でおりました。

 

ですがいざのんびりしてみますと、意外と

手持無沙汰になります。

 

家人の買い物に付き合わされたり、といった

面倒事から逃れる為にもここは一つ撮影にでも

行ってみようかと、いう事でお正月休みに引き続いて

能勢電鉄へと赴いてみたのでございます。

 

 

前回の訪問では、川西能勢口付近の沿線で初詣の

ヘッドマークを狙っていたのですが、今回は終点の

妙見口付近で撮影してみる事に致しました。

 

のせでんの山下駅から路線は日生中央へ向かいます

日生線妙見口へ向かう妙見線へと二股に分かれて

おります。

 

この別れた区間のみ、5100系が2両でピストン運用に

就いておりまして、その2両にはかつて能勢電鉄

走っていた車両の塗装が施されているのでございます。

 

2両編成の5100系は2編成ありまして、1本は日生線

運用に就いている為この日は狙わず、残りの1本を

じっくりと腰を据えて撮影する事と致します。

 

 

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2019-01-06 5100系5124編成  光風台ーときわ台

 

山下駅から先、妙見口まで続く急峻な北摂山地

駆け上がります2両の5100系。

 

かつては阪急でマルーンをまとっていた車両も

ガラリと印象を変えて現れました。

 

 

この撮影が今回のハイライトとなるのですが、実は

ここへ至るまでに何度もリテイクしておりました。

 

 

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2019-01-06 5100系5146編成  ときわ台ー光風台(後打ち)

 

現着した際に撮影しておりましたのは、先ほどと

同じ5100系でございます5146fでした。

 

こちらは川西能勢口から直通する4両編成でして

阪急時代と変わらぬマルーンに包まれております。

 

 

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2019-01-06 5100系5124編成  光風台ーときわ台
 

 お目当ての編成がカーブの向こうから

姿を現した途端、太陽が雲にブロックされ

あらら露出アンダーに…

 

気を取り直して場所を移動し、妙見口から

山下方面へ向かう列車を撮影する事に致します。 

 

 

 

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2019-01-06 5100系5124編成  ときわ台ー光風台 

 

阪急線には無い山の中というシチュエーションを

ゆっくりと下ります5124f。

 

 編成後端(画面右端)にはイノシシ避けの柵が

設置され、車両に掛かってしまいます。

 

些細なものですから気にしなくてもいいのですが

スッキリと編成が抜きたいと思いまして、

妙見口へ向かう列車を再度狙う事に致しましたのが

表題の写真となります。 

 

 

ようやく狙いの撮影が叶いまして、この後は

山間を走るのせでんを堪能すべく、凝った撮影に

移行しております。

 

その模様は次回、その3にて

改めてご報告させていただきます。

 

出来るだけ近日中にその3が更新できます様に

努力いたしますので、今しばらくお待ちください。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!