写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1325列車 「 あまびえ!?HMつき風鈴電車を狙う 2020・夏能勢電鉄紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

さて、今回の更新は先週の祝日にふらりと撮影へ

向かいました能勢電鉄でのご報告となります。

 

阪急での撮影でフルマルーンを撮影し、些か

欲求不満を感じまして、解消する為の能勢電紀行、

今回の狙いはかつて阪急の神宝線で2000系として

活躍しておりました1700系でございます。

 

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2020-08-10 1700系1705編成

年々廃車の続く1700系、今では4本しか残らない

30年選手でございますが、能勢電に来る前の

2000系時代と併せますと50年、十分に古豪と

名乗れる車両でございます。

 

この編成は現在、車内に風鈴を飾り付けて涼を

感じさせてくれる企画、風鈴電車として運行され

時勢柄でしょう、疫病退散の文字とあまびえの

姿が描かれたマークを掲出しております。

 

 

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2020-08-10 7200系7201編成

現着時のファーストショットがコチラ。

 

のせでん最新の7200系でございまして、この

構図は川西能勢口へ向かう列車を狙えます。

 

前面ドーンと据える構図にしてみたのですが

余り好みでは無い絵面でしたので

このコマ以降はもっと引いて撮影しております。

 

 

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2020-08-10 5100系5136編成

のせでん最大派閥を形成します5100系、

フルマルーンですが前面窓下のライトが

やはり気になってしまいます。

 

ライトがオデコにあるスッキリとした

顔だちを求める身には少々の不満が…

 

ワタクシも大概な贅沢者でございますね。

 

 

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2020-08-10 7200系7200編成

またしても最新の7200系が。

 

2本しかない7200系、こちらはトップナンバーの

編成でございます。

 

お顔がドーンと来ます構図よりも、此方の方が

好みでございますので、以降は多用しております。

 

丁度カーブに差し掛かる、首カックンな構図で

カントのおかげで先頭車が傾くのが尚ヨシでした。

 

 

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2020-08-10 1700系1705編成

で、ようやく冒頭のあまびえマークの付く

1700系がお出ましとなります。

 

もともとは8編成程がのせでんへ導入されて

活躍しておりました1700系ですが、経年劣化には

勝てず、と申しますか恐らく構成部品の調達にも

難を来す状況なのでしょう、廃車が進んでおります。

 

鉄道車両も工業製品なのですから、構成する

機器類の部品が製造中止になれば機器が治せず

廃車となるのは仕方が無い事でございましょう。

 

伺った噂に寄りますと、JR貨物EF200や鮫こと

EF66-100もそうした部材調達費用の関係で廃車が

進むそうでございます。

 

ランニングコストが釜を新製調達するよりも

嵩むのは、政府の補助金制度も利用する事で

調達費を抑えているからなのでしょうけど。

 

 

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2020-08-10 1700系1705編成

今回の〆。

 

表題の一つ前のコマでございます。

 

この手の古株車両は停車中に聞こえる

コンプレッサー音などが大きく独特で

郷愁を誘われるのでございます。

 

電車の音に郷愁を感じるのもまた、

マニアならではなのでしょうけれど。

 

ホームに流れる列車接近や発車時のメロディ、

車内放送の際のジングルなどからモーターや

ブロアの音、更にはレールを刻むジョイント音

鉄道を構成する音は多岐に渡ります。

 

こうした音の数々に耳を浸すのも、鉄活の

楽しみだなぁ、と改めて感じた次第でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!