この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ふぐが大好物でございまして、大阪にあります
友人の割烹料亭へは毎年、ふぐ料理をいただきに
通っております。
また、ふぐの外にも新鮮な鯛やアッサリとした
アンコウやクエなども好んでおります。
お値段の張ります新鮮なお魚の美味しさは
流石でございまして、頻度は少ないものの
どうしても味が忘れられずにお店へと
通ってしまうのでございます。
その所為か、いつまで経っても
懐が冬将軍に支配されておりますが…
そんな高級魚の一つ、クロマグロを近年、
世界に先駆けて完全養殖に成功させた上に
ビジネスモデルとして現在も一層の研究を
重ねます施設が和歌山県にございます。
その名も近畿大学水産研究所。
昭和32年に開設した研究所でございます。
とはいえ、未だに市場ではクロマグロの価格が
高く、養殖は普及をみていないのかも知れません。
いずれアジの開き並みのお値段でマグロが
食べられる様になれば嬉しい所でございます。
さて、今回の更新はお魚ビジネスで一世を風靡する
設立50周年を記念し運行されました団臨を
撮影して参りましたご報告でございます。
列車は19日午前に大阪を発ち、金沢まで
運転されておりましたが、生憎と私は仕事の為
撮影する事が叶いませんでした。
しかしながら復路となります金沢から大阪へ向かう
列車は20日の夜に走る為、駅での闇鉄で仕留めたい、
と目論見まして、駅へと向かいました。
2019-01-20 9514列車 島本
北陸への往復列車には珍しく、DD51が先頭に
立ちました今回の大サロ。
牽引はDD51 1183が引き受けておりました。
7両フル編成の大サロを凸が単機で牽引する姿も
中々珍しいのではないか、と思いまして
この日は鉄活の〆として仕留める事になりました。
2019-01-20 683系12両 島本
何事も練習が肝心、そう常々思って
おりまして苦手な闇鉄を成功に導くべく
練習電を撮影しておきます。
構図に甘さが有り、ホームで列車を待つ方を
フレームに入れてしまいました…
本番では出来るだけ避ける様に
意識して撮影しております。
2019-01-20 9514列車 島本
本番の先打ちとなりますオマケカット。
ピントの置き位置がもう少し手前でございます。
これも683系の練習電で、ハイビームを
避ける為に置き位置を工夫しておりました。
今回の団臨、牽引機が凸である事も
そうなのですが特筆点はもう一つ、
往復で経由する路線が異なっておりました。
そこから北陸本線を金沢へ向けて下ります。
山科から東海道本線へ合流する琵琶湖を
一回りするルートが取られました。
撮影地さえ工夫すれば、往復で面白い写真が
撮影出来たかもしれませんね。
2019-01-20 9514列車 島本(後打ち)
もう一つオマケ。
バックショットは夜間の為、車内の様子が
良く見える様になっておりました。
展望席から眺める方、撮影すべくカメラを
覗く方、とそれぞれの姿勢で楽しむ若者たちの
姿が伺えました。
余談となりますが、関西の大学では各学年を
1年、2年と呼ばず1回、2回と呼んでおります。
ニュースなどで大学4年などと耳にしますと
違和感から思わず、小学生かよ!と
突っ込んでしまうのです。
でも全国的には我々の方が少数派なのですよね…
50周年という歴史のある会となります、
美味しい人材を輩出し、今後もこの様な団臨を
走らせて貰いたいものでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!