この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
岐阜県にございます、とある高校におきまして
学校を退学させられた生徒が校舎前を流れる川に
訣別の意を込めて学帽の白線を流した、という
話を元に、現在でも卒業生たちが川へ白線を流す
行事が執り行われているそうでございます。
長野を舞台にしたフィクションとして
ドラマ化もされましたので行事自体は皆様も
ご存知かもしれません。
さて、今回の更新はそんな感動的な行事とは
一切関係の無いお話でございます。
2019-01-06 5100系5124編成 光風台ーときわ台
その2では止め絵で撮影しておりましたこの編成。
時間が経ち陽が山影に入りまして、露出が下がって
きましたのと、同じ編成を同じ様に撮影するより
違うアプローチの方が面白いだろうという事で
流してみる事に致しました。
まずはオーソドックスに下り列車を編成流し。
その後は場所を少し移動して、折り返しの上り
列車をサイド流しで捉えます。
2019-01-06 5100系5124編成 ときわ台ー光風台
斜面を下る上り列車。
上り列車が走っておりました。
言葉遊びの範疇ですが、
上りか下りかどっちやねん、とツッコミが
期待出来ますね。
流し撮りの利点は、露出が暗くても撮影出来る事と、
編成を流す事で車両に掛かる余計な構造物を
消す事が出来る、という点にあります。
この場合は後端に掛かるフェンスを目立たなく
撮影出来ました。
この撮影後、別の場所を開拓する為に移動致します。
2019-01-06 5100系5124編成 ときわ台ー妙見口
森から飛び出してくる迫力のシーンを、広角で
臨場感を出すべく撮影してみたのですが…
接近戦流しはまだまだ不慣れでございます…
2019-01-06 5100系5124編成 妙見口ーときわ台
更に妙見口方向へと近づきます。
妙見口から数えて最初の踏切を過ぎて線路沿いに
百メートルほど進みました道沿い。
ここは線路に沿って鹿よけの腰高なフェンスが
設置されておりました。
そこで、低速シャッターで流す事で車両に掛かる
フェンスを除去しております。
2019-01-06 1700系1753編成 妙見口ーときわ台
50メートル程進みました道沿いから、妙見口方面へ
レンズを向けました構図となります。
古き良き阪急スタイルを堅持します1700系のお顔を
拙ブログでは珍しく面縦て構図にて捉えます。
2019-01-06 1700系1753編成 妙見口ーときわ台
再び先程のポイントから、1700系を狙ってみました。
流石にもう少し遅いSSにしなければ、フェンスを
消し去るのは難しい様でございます。
以下、オマケとなります。
この日はお昼前に自宅を出まして、飲まず食わずで
撮影していたのですが、夕刻に近づき空腹感を
無視出来なくなって参りました。
そこで、妙見口駅付近にて何か食べるモノを
探す事に致します。
2019-01-06 駅舎前景 妙見口駅
風情のある佇まいを残す妙見口駅の駅舎。
自動改札でなければ最高なのですが、そこは
仕方がございません。
この駅舎を撮影して、
くるりと反対側を向いてみますと…
2019-01-06 かめたに店舗外観 妙見口駅前
国道沿いにもお店をお持ちの「かめたに 」という
店舗がございました。
このお店では、いのしし肉を用いました
しし鍋などが食べられるそうでございます。
お腹を空かせた状態の私は、吸い込まれる様に
店内へと入っていきました。
2019-01-06 ししとじ丼 かめたに
お一人様でございましたので、流石にしし鍋を
注文するのは恥ずかしく、玉子でしし肉をとじた
丼をオーダーしてみました。
いわゆるジビエ料理に懸念されます臭みもなく
お出汁が効いた玉子と一緒に、しし肉も
あっさりと食すことが出来、大変満足して
のせでんの撮影を終える事が出来ました。
機会がございましたら、再訪してみたいと
感じますお料理でございましたよ。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!