写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第766列車 「 ~のせでん流し~低速シャッターでのせでんを狙う 2019冬・能勢電鉄紀行その4  」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

岐阜県にございます、とある高校におきまして 

 学校を退学させられた生徒が校舎前を流れる川に

訣別の意を込めて学帽の白線を流した、という

話を元に、現在でも卒業生たちが川へ白線を流す

行事が執り行われているそうでございます。

 

 長野を舞台にしたフィクションとして

ドラマ化もされましたので行事自体は皆様も

ご存知かもしれません。

 

 

さて、今回の更新はそんな感動的な行事とは

一切関係の無いお話でございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203233642j:plain

2019-01-06 5100系5124編成  光風台ーときわ台

 

その2では止め絵で撮影しておりましたこの編成。

 

時間が経ち陽が山影に入りまして、露出が下がって

きましたのと、同じ編成を同じ様に撮影するより

違うアプローチの方が面白いだろうという事で

流してみる事に致しました。

 

まずはオーソドックスに下り列車を編成流し。

 

その後は場所を少し移動して、折り返しの上り

列車をサイド流しで捉えます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203234001j:plain

2019-01-06 5100系5124編成  ときわ台ー光風台

 

斜面を下る上り列車。

 

信越本線碓氷峠も、かつては坂を下る

上り列車が走っておりました。

 

言葉遊びの範疇ですが、

上りか下りかどっちやねん、とツッコミが

期待出来ますね。

 

 

流し撮りの利点は、露出が暗くても撮影出来る事と、

編成を流す事で車両に掛かる余計な構造物を

消す事が出来る、という点にあります。

 

この場合は後端に掛かるフェンスを目立たなく

撮影出来ました。

 

 

この撮影後、別の場所を開拓する為に移動致します。

 

  

f:id:kyouhisiho2008:20190203234112j:plain

2019-01-06 5100系5124編成  ときわ台妙見口

 

森から飛び出してくる迫力のシーンを、広角で

臨場感を出すべく撮影してみたのですが…

 

接近戦流しはまだまだ不慣れでございます…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203234202j:plain

2019-01-06 5100系5124編成  妙見口ときわ台

 

更に妙見口方向へと近づきます。

 

妙見口から数えて最初の踏切を過ぎて線路沿いに

百メートルほど進みました道沿い。

 

ここは線路に沿って鹿よけの腰高なフェンスが

設置されておりました。

 

そこで、低速シャッターで流す事で車両に掛かる

フェンスを除去しております。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203233504j:plain

2019-01-06 1700系1753編成  妙見口ときわ台

 

こちらはときわ台駅から妙見口へ線路沿いを

50メートル程進みました道沿いから、妙見口方面へ

レンズを向けました構図となります。

 

古き良き阪急スタイルを堅持します1700系のお顔を

拙ブログでは珍しく面縦て構図にて捉えます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203234529j:plain

2019-01-06 1700系1753編成  妙見口ときわ台

 

再び先程のポイントから、1700系を狙ってみました。

 

流石にもう少し遅いSSにしなければ、フェンスを

消し去るのは難しい様でございます。

 

 

以下、オマケとなります。

 

 

 この日はお昼前に自宅を出まして、飲まず食わずで

撮影していたのですが、夕刻に近づき空腹感を

無視出来なくなって参りました。

 

そこで、妙見口駅付近にて何か食べるモノを

探す事に致します。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203234644j:plain

2019-01-06 駅舎前景  妙見口駅

 

 風情のある佇まいを残す妙見口駅の駅舎。

 

自動改札でなければ最高なのですが、そこは

仕方がございません。

 

この駅舎を撮影して、

くるりと反対側を向いてみますと…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203234741j:plain

2019-01-06 かめたに店舗外観  妙見口駅

 

国道沿いにもお店をお持ちの「かめたに 」という

店舗がございました。

 

このお店では、いのしし肉を用いました

しし鍋などが食べられるそうでございます。

 

お腹を空かせた状態の私は、吸い込まれる様に

店内へと入っていきました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190203234834j:plain

2019-01-06 ししとじ丼  かめたに

 

お一人様でございましたので、流石にしし鍋を

注文するのは恥ずかしく、玉子でしし肉をとじた

丼をオーダーしてみました。 

 

いわゆるジビエ料理に懸念されます臭みもなく

お出汁が効いた玉子と一緒に、しし肉も

あっさりと食すことが出来、大変満足して

のせでんの撮影を終える事が出来ました。 

 

 機会がございましたら、再訪してみたいと

感じますお料理でございましたよ。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!