この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
昨日から打って変わったアンニュイな空模様と
なりました本日の関西。
薄手の上着を羽織ったくらいが丁度いい、
過ごし易い気温となりました。
日中は立て込みましたので、残念ながら非鉄デーと
なってしまいました故、ことでん紀行の最終回を
お届けさせていただきます。
所で、日本各地には三角形をした山が彼方此方に
所在し、地方名を冠した○○富士なんて呼ばれ方を
しております。
琴電紀行その1やその2の記事でも、讃岐富士を
背景に据えた構図をご覧いただきました。
ですが、実はここ讃岐地方には他にも○○富士と
呼ばれる山が複数あり、讃岐七富士と呼称されて
いるそうでございます。
一地方にそんなにも沢山の○○富士が存在するなど
聞いた事がありませんでしたので、驚きで
ございます。
さて、今回の更新は3連レトロ編成の復路を
狙いましたご報告となります。
前回記事におきまして滝宮へ向かいました3連の
レトロ編成が、琴平にて待つ23号をお迎えに
折り返してやって来ます所を狙います。
最後のショットはここで、とこちらも予め決めて
おりましたポイントへと移動しましての撮影。
2019-05-05 500号+300号+120号 羽床ー栗熊
平野部にポコッと盛り上がります、
絵に描いた様な羽床富士を背に琴平を目指す
レトロ3連の姿を捉えました。
光線の具合はお天気が良いこの日の様な場合、
側面が影になってしまうものの、今回はこの風景を
主題に撮影しましたので、納得ずくの一写で
ございます。
風景写真という事で、構図の奥までピントが向く様に
絞った設定での撮影となりました。
今回の撮影地紹介 GoogleMapより抜粋
このポイントは羽床と栗熊の丁度中間くらいの
位置にございます。
羽床駅からの方が少し近いかな、と思い
抜粋しております。
つい間男地蔵の文字列に目が行きますが、
踏み込みますと悲しくなるのでググッと堪えて
撮影地のご案内を続けます。
気になる方はググッてみて下せぇ。
撮影地拡大図 GoogleMapより抜粋
羽床駅から32号バイパスへ出て栗熊方面へ進み、
上の地図の住吉神社前交差点、「住」の文字の
辺りにございます階段を線路方向に降りて
32号の下を通る道に出ますと撮影地でございます。
また、32号バイパスの歩道からも撮影が
可能ですので構図の自由度は高い様に思います。
2019-05-05 1100形1103編成 羽床ー栗熊
本番前の練習電。
この日初撮影となります前面パノラミック窓に
3扉を備えます1100形の登場でございます。
本番を意識した構図撮りをしておりましたので
2両だと左スカになってしまいました。
それにしましても、讃岐富士や羽床富士など、
ボタ山でもなく自然発生的に、平野部でこんな形の
山が出来るのは不思議な気が致します。
差し詰め、讃岐七富士に掛けて讃岐七フジギ、
とでも申しましょうか(ちーん…)
2019-05-05 1100形1101編成 羽床ー栗熊
本番後の一枚。
別の1100形がやって来たのですが、こちらは
バーバパパラッピングが施された編成でした。
どうやら地方銀行の宣伝の様でございます、
このバーバパパ、原作ではバーバママとの間に
7人の子供を設けた大家族なのですが、はてさて
祖父母、特におばあちゃんの名称が気になります。
単にバーバ?それとも…
舌を噛みそうになります。
今回は四国遠征という事で、ことでんのレトロを
狙うと共に別のネタも仕入れたいと考えて
おりました。
そちらの方は元々の予定では翌日にまわす
つもりだったのですが快晴のこの日、どうやら
今から向かえば最高の一枚が撮影出来そうな
気配を感じました。
ことでんレトロの方は既にベストショットも押さえ、
満足しておりましたのでここで琴平からやって来る
23号を連結した4連の撮影は取り止め、予定を変えて
少し早めに次へと移動する事に致します。
羽床付近からですと高松空港の南側を抜けて
穴吹方面へ向かう方が早そうだという事で、車を
走らせ1時間、やって参りました徳島県。
早速目的地へ向かい、狙う列車に間に合いました
ので、練習Dを撮影して気分を昂らせます。
2019-05-05 1500形1557 勝瑞ー吉成
オマケ。
有名どころの撮影地でございます高徳線の
吉成ストレートを、徳島へ向かう1500形気動車。
1500形気動車は徳島運転所に集中配置されます
形式でして、一般型車両としては最新鋭になります。
4灯ライトが逆光に映えますね。
背景に建つ徳島北高校の天文ドーム?が
目を引きます。
流石はGW中、このポイントにも数名の鉄さんが
既に構えていらっしゃいました。
そこに混じらせていただき、私も本番に備えます。
次回の遠征記事より始まります高徳線紀行。
(明日の更新の事ではありません)
狙いましたのは勿論皆様お馴染みの、あの車両で
ございます。
その結果はまた、改めてご報告を申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!