写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第954列車 「 博物館収蔵の新幹線車両を狙う 2019・梅雨 京都ぶら鉄紀行その11 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

浜松、静岡、新富士といった静岡県の駅は

関西からのぞみに乗車しますとおいそれと停車する

機会がございません。

 

在来線でも静岡県区間ロングシートの車両に

延々揺られる苦行な区間として知られております。

 

現在建設が進められているリニアに至りましては

静岡県を通るものの駅が設置されないという有り様で

そりゃ県知事も工事させないよ、となるわなぁ…と

静岡県に対するJR東海の仕打ちに少し同情するので

ございます。

 

政治に関してはよく判りませんが、私が県知事でも

河川はポンプアップで工事は大丈夫、という

東海の判断には正直引き気味でしたのでやはり

ノーと答えるとは思います…

 

 

さて、今回の更新は京鉄博訪問の続きでございます。

 

前回は往年の在来線特急車両をご紹介致しましたが

今回は新幹線車両にスポットを

充ててみようと思います。

 

 

新幹線車両と申しましてもJR西日本が運営する

博物館でございますので、東海道・山陽新幹線

活躍する車両のご紹介になります。

 

どんなに館内を探しましても、残念ながら

今お子様に大人気のE5系などは

展示されておりません…

 

所で、今回もこちらをリンクでご紹介。


私よりもずっと読みやすく判りやすい説明と

明るい写真でご紹介いただいております同行者の

かわつる氏が綴られます記事でございます。

 

是非とも併せてお読みください。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190810205708j:plain

2019-06-30 500系521形1号車  京都鉄道博物館

 

短編成になりながらも山陽新幹線では

現役で活躍する500系の先頭車でございます。

 

営業運転時にはこの様なアングルから

実車を見る機会などございませんので、

これ幸いにと正面からの面打ちを試みました。

 

キャラクターデザインに関連性は無さそう

なのですが、JR西のICカードキャラの

「イコちゃん」をどことなく連想してしまいます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190810210527j:plain

2019-06-30 500系521形1号車  京都鉄道博物館

 

角度を変えて見ますと途端に航空機っぽい印象に。

 

尖った先端、少し膨らんだキャノピーに丸みを

帯びた胴体などは翼を付ければそのままで飛べるかの

様にも思えてしまいます。

 

とは申しましても実際は航空機にスピードでは叶わず

当時最速の時速300キロでの営業運転でございます。

 

関東への出張があった昔などは、敢えて500系

運転される列車に乗車していたのですが、JR西日本

独自性が東海道新幹線から失われてからは

興味も薄れてしまいました…

 

またいつか、500系の様な独創的で格好いい車両を

東海道新幹線で走らせて欲しいものでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190810211242j:plain

2019-06-30 100系122形5003号車  京都鉄道博物館

 

昔懐かしい100系の東京方先頭車でございます。

 

末期には塗装を独自のものに変え、山陽区間

短編成での活躍が見られたのですが、京鉄博への

収蔵に合わせて塗装を原色へ戻しております。

 

0系しか走っていなかった新幹線に

100系が登場した時はとても新鮮で、2階建て車両も

付いている!と子供の頃は見掛けるのが

楽しみだったものでございます。

 

JR化後はあれよあれよと代替わりをしてしまい、

今ではこの頃に比べて随分と機能的に特化した

デザインになっている様に思われます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190810212506j:plain

2019-06-30 100系122形5003号車  京都鉄道博物館

 

同行いただいたブログ友のかわつる氏から、この

車両はJR西の編成で制御電動車だから

非常連結器の所に、空冷の為の穴が設けられて

いる、と教えていただきました。

 

なるほど、鼻の下に穴があけられておりますね。

 

中間電動車は走行中に床下からの風などで冷却が

出来るのですが、先頭車は排障器の所為で

冷やし難い為に設けられた空気の通り道、

だそうでございます。

 

国鉄からJR東海へ渡った車両などは両先頭車が

トレーラーでしたので空冷の必要はないのです。

 

両社の違いがこんな細かな所から窺い知れる

ものなのか、と感心致します。

 

そしてかわつる氏の博識に

感服するのでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20190810213407j:plain

2019-06-30  京鉄博1階を見下ろす  京都鉄道博物館

 

2階の吹き抜けから見下ろしてみました。

 

500系の左側には子供たちが体験できます

軌道自転車が動いておりました。

 

係員のお姉さんが真ん中に座って、左右の

子供を支える姿に微笑ましくなります。

 

決して私もお姉さんに

お尻を支えて貰いたい、だなんて事は考えては

おりませんよ?

 

ええ、断じて。

 

 

所で。

 

この軌道自転車が走る線路なのですが、後から

資料を調べても何も載っていないのです。

 

この線路の軌間標準軌ですよね?

 

普段は在来線の狭軌を見慣れているのですが、

改めてこうして見下ろすとこの幅が標準軌なのか

どうかが意外と自信がないのでございます…

 

思い切ってお姉さんに聞けば良かったなぁ…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!