この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
続々と廃車が進む南海のコルゲート車両6000系ですが
どうやら1編成2両が静岡の某井川鉄道へ
譲渡されるそうでございます。
代わりに現在某井川鉄道で活躍する元近鉄車が
引退するのだとか。
ワタクシ、実は一度も金谷からのあの路線を
訪問した事がありません。
アリなのかも知れませんね。
さて、今回の更新は引き続き石川線において
北鉄車両を狙いましたご報告となります。
前回は鶴来駅と車庫回りを撮影しておりましたが、
今回からは沿線での走行シーンを
狙ってみたいと思います。
2両へ短縮されて運用に就いております。
全体の陣容は5編成、内1編成が非冷房の7000形で
残り4本の内の2本が先頭車を繋いだ7100形、
最後の2本が中間車に運転台を取り付けた
7200形となっております。
そこに元京王3000系の7700系1本を加えた6編成が
現在の石川線の車両だそうでございます。
この日の運用では何が撮影出来るのか、楽しみに
待ちたいと思います。
と思っておりますと、早速野町方面より列車が
近づいて来ました。
改造車であります7200形がトップバッターとして
現れました。
排障器が無いのに足元にはスノープラウを履く
その前面は雪国ならではといった感がございます。
非貫通顔なのですが、改造車両ゆえに非貫通とは
カウントし難い所でございます。
前面こそ改造顔ですが、側面は無改造で
屋根に載る菱形パンタが嬉しい古スタイルでした。
後打ちも狙います。
前後共に同デザインをした
ステッカータイプのヘッドマークを掲げております。
白山手取川ジオパーク、と書かれた文字に
PRキャラが描かれた可愛らしい図案ですね。
観光誘致を狙っている様でございます。
生憎とワタクシは撮り鉄目的なので
観光は一切せずに帰りましたが。
先程の編成が鶴来から折り返してきたシーンを
名門鶴来高校をバックに狙います。
サイド気味に見てみますと、列車無線のアンテナが
突き出されて独特な形状をしているのが判ります。
ちょっと水鏡を意識してみましたが、立ち位置が
悪くて決まりませんでした。
そんな風に過ごしておりますと、雲間からお日様が
顔を出して来られます。
次にやって来ましたオリジナルの前面を持つ
7100形を運良く順光で捉える事が出来ました。
しかも7000系の中で唯一の、ヘッドライトケースが
ステンレス製というレアな7112号車を先頭にして!
マニアックですね…(笑)
こちらも前面下部には排障器が無いものの
スノープラウだけはしっかりと装着されております。
まさか7000系も首都圏を離れ、雪国で
活躍する余生が待っているとは
思わなかった事でしょう。
今回の〆。
7100形のバックショットも狙います。
感染対策なのでしょう、一部の窓が少し開けられて
いるのが確認出来ます。
パッと見の外観は非冷房の7000形と
代わり映えしない様にも見受けられますが
7000系の冷房装置は屋根では無く床下に
設置されているのだそうでございます。
同業他社の廃車発生品からかき集めて成立した
車種だそうですので、オリジナルからはかけ離れた
車両となっております。
ですが、それこそ此処でしか見る事の叶わない
北鉄7000系という車両の姿だと申せましょう。
これで石川線を走る2形式4種はコンプ出来た事に
なるのですが、非冷房の7000形はさておき
7700系の沿線撮影にも取り組みたい所。
もうしばらくここに陣取り、
7700系の走行シーンを待ってみたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!