写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1290列車 「 コルゲートの侍たち~北鉄7000系を狙う 2020・GW 北陸鉄道石川線紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

続々と廃車が進む南海のコルゲート車両6000系ですが

どうやら1編成2両が静岡の某井川鉄道へ

譲渡されるそうでございます。

 

代わりに現在某井川鉄道で活躍する元近鉄車が

引退するのだとか。

 

ワタクシ、実は一度も金谷からのあの路線を

訪問した事がありません。

 

この機会に天浜線とか静鉄と併せて撮影しに行くのも

アリなのかも知れませんね。

 

 

さて、今回の更新は引き続き石川線において

北鉄車両を狙いましたご報告となります。

 

前回は鶴来駅と車庫回りを撮影しておりましたが、

今回からは沿線での走行シーンを

狙ってみたいと思います。

 

 

石川線の主力は東急から譲渡されました7000系

2両へ短縮されて運用に就いております。

 

全体の陣容は5編成、内1編成が非冷房の7000形で

残り4本の内の2本が先頭車を繋いだ7100形、

最後の2本が中間車に運転台を取り付けた

7200形となっております。

 

そこに元京王3000系の7700系1本を加えた6編成が

現在の石川線の車両だそうでございます。

 

この日の運用では何が撮影出来るのか、楽しみに

待ちたいと思います。

 

と思っておりますと、早速野町方面より列車が

近づいて来ました。

 

 

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2020-05-03 7000系7202編成

改造車であります7200形がトップバッターとして

現れました。

 

排障器が無いのに足元にはスノープラウを履く

その前面は雪国ならではといった感がございます。 

 

非貫通顔なのですが、改造車両ゆえに非貫通とは

カウントし難い所でございます。

 

前面こそ改造顔ですが、側面は無改造で

屋根に載る菱形パンタが嬉しい古スタイルでした。

 

 

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2020-05-03 7000系7202編成

後打ちも狙います。 

 

前後共に同デザインをした

ステッカータイプのヘッドマークを掲げております。

 

白山手取川ジオパーク、と書かれた文字に

PRキャラが描かれた可愛らしい図案ですね。

 

鶴来駅のある白山市は市全域をジオパークとして

観光誘致を狙っている様でございます。

 

生憎とワタクシは撮り鉄目的なので

観光は一切せずに帰りましたが。

 

 

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2020-05-03 7000系7202編成

先程の編成が鶴来から折り返してきたシーンを

名門鶴来高校をバックに狙います。

 

サイド気味に見てみますと、列車無線のアンテナが

突き出されて独特な形状をしているのが判ります。

 

 

ちょっと水鏡を意識してみましたが、立ち位置が

悪くて決まりませんでした。 

 

そんな風に過ごしておりますと、雲間からお日様が

顔を出して来られます。

 

 

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2020-05-03 7000系7102編成

次にやって来ましたオリジナルの前面を持つ 

7100形を運良く順光で捉える事が出来ました。

 

しかも7000系の中で唯一の、ヘッドライトケースが

ステンレス製というレアな7112号車を先頭にして!

 

マニアックですね…(笑)

 

こちらも前面下部には排障器が無いものの

スノープラウだけはしっかりと装着されております。

 

まさか7000系も首都圏を離れ、雪国で

活躍する余生が待っているとは

思わなかった事でしょう。

 

 

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2020-05-03 7000系7102編成 

今回の〆。

 

7100形のバックショットも狙います。

 

感染対策なのでしょう、一部の窓が少し開けられて

いるのが確認出来ます。

 

パッと見の外観は非冷房の7000形と

代わり映えしない様にも見受けられますが

7000系の冷房装置は屋根では無く床下に

設置されているのだそうでございます。

 

種車こそ東急7000系ながら、電装品関連は

同業他社の廃車発生品からかき集めて成立した

車種だそうですので、オリジナルからはかけ離れた

車両となっております。

 

ですが、それこそ此処でしか見る事の叶わない

北鉄7000系という車両の姿だと申せましょう。

 

 

これで石川線を走る2形式4種はコンプ出来た事に

なるのですが、非冷房の7000形はさておき

7700系の沿線撮影にも取り組みたい所。

 

もうしばらくここに陣取り、

7700系の走行シーンを待ってみたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!