写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1040列車 「 さかい巡っトラム号に充当されたモ161号車の車内を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

東急電鉄の全車両に、室内灯に内蔵された

監視カメラを稼働させてデータを4Gで飛ばして

リアルタイムに問題発生時の対処が可能となる

システムを導入する、という記事を拝見致しました。

 

世知辛い世の中だと申しますのは簡単ですが

何が起こるかわからないご時世でございます。

 

備えあれば憂いなし、という事で

この規格が関西にも波及すればいいな、と

思っております。

 

また、コンビニのカメラなどもですが

一般人が容易にアクセス出来れば、ちょっとした

傷害事件などの立件にも役立ちそうに思います。

 

折角ここまで監視カメラが普及しているのですから

カメラの映像も一般公開して欲しいな、と

思う次第でございます。

 

あ、そうするとコンビニでサボっているのが

会社の方へすぐにバレてしまいますね 。

 

やっぱ公開は反対です(キリッ)

 

さて、今回の更新は第1038列車記事におきまして

撮影しておりますモ161号車へ乗車し、車内の模様を

撮影致しました観察記録となっております。

 

 つり掛け駆動のレトロなご老体が、車内はLED広告や

監視カメラといった今風な設えですとがっかりですが。

 

 

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2019-11-04 運転席仕切り上部 モ161号車内

 昭和40年代頃の姿に復元されているのは

外観だけでなく内装もだった様でございまして

運転席との仕切りには装飾の金具まで付いた

正真正銘のレトロな姿でございました。

 

疑ってごめんなさい。

 

 

乗車したのは最後尾の扉でございまして、もはや

その位置からほとんど身動きが取れない程の

混み具合でございました。

 

出来るだけほかの乗客のお顔を写さずに

車内の模様を撮影すべく挑戦が始まります。

 

 

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2019-11-04 運転席仕切り モ161号車内

 仕切り板は運転席の背中部分だけでございます。

 

一般的な路面電車と同じでございますね。

 

現金収受がございますので、ワンマン運用では

当然の仕様でございます。

 

 

今回は車内でマイクを使用したボランティアの案内が

ある為、増設スピーカーの電源用にコードが天井の

付近に引かれております。

 

 

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2019-11-04 車内の様子 モ161号車内

 かつてはトロリーポールで走っていた、と

写真を掲げて説明をされるボランティアさん。

 

 

走行中はこの様に絶えずボランティアの方が

阪堺電軌の歴史やモ161の来歴などを語って下さり

つり掛けサウンドを堪能する派以外の乗客も

楽しめる試みとなっておりました。

 

終点に近づき、案内が終わりますと車内から

一斉に拍手が沸き起こり、温かな気分になります。

 

 

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2019-11-04 天井の様子 モ161号車内

 天井から伸びます、つり革のバーを支える金具も

曲線を使った装飾付きのデザインでございます。

 

こうした細やかな所にこそ、レトロな雰囲気が

宿るように思います。

 

 

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2019-11-04 壁面の広告 モ161号車内

 車内広告はありませんが、9日に開催されます

南海電車まつり、というイベントの案内が掲示され

ちょっと行ってみたいな、と思いました。

 

そう申しますと先日、コルゲートの侍記事で

撮影しておりました際に何本か、このイベントの

ヘッドマークを付けていたのを思い出します。

 

その記事も早めに更新しなければ旬を過ぎますね。

 

 

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2019-11-04 足元の様子 モ161号車内

 視線を下げて今度は床板を見てみます。

 

木目調…ではなく本物の板張りでございます。

 

子役をしていた頃にロケで訪れた田舎の建物が

板張りで、歩くとギィギィ音を立てていた事を

思い出します。

 

子役と申しましても劇団に所属する

ただのエキストラですが。

 

 

と、列車は終点の手前、新今宮へ到着。

 

ここで乗客の2割ほどが列車を降りていきました。

 

丁度目の前の座席が空きましたので、座らせて

いただき、今度は座位からの視点で撮影してみます。

 

 

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2019-11-04 着座しての床の様子 モ161号車内

 車内は若者から高齢の方まで、ほとんどが

哲さんと思われる男性でございました。

 

女性の方も恐らく伴侶の付き添いで乗車されて

いらっしゃると思われますので、この様な撮影でも

余り気を遣わずに撮影ができる点が有難い事で

ございます。

 

こういった車内の撮影では他の乗客への配慮が

一番大切でございますが、イベント列車に関しては

その限りではない、と感じました。

 

いえ、周囲の皆様も私と同様にアレコレと撮影を

楽しんでいらしたものですから。 

 

 

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2019-11-04 車窓 モ161号車内

 たまたま私が座りました席の窓が開いており

この様に景色を撮影する事も出来ました。

 

 窓枠も木で出来ている事が判ります。

 

 

新今宮から終点の恵美須町まではあっという間で

ございまして、着席していたのはほんの数分。

 

名残惜しい気も致しましたが、降車しなければ

次の便の乗客が車内へ来れませんので急いで

降りる事と致しました。

 

が、その前に。

 

 

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2019-11-04 床板視点での車内 モ161号車

 他の鉄さんはこうしたアングルで

撮影されないであろうローアングルから、車内を。

 

小動物になった様な気分ですね。

 

 

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2019-11-04 停車するモ161号車 恵美須町

オマケ。

 

恵美須町に停車するモ161号車をパチリ。

 

列車はすぐに浜寺駅前へ向けて出発して行きました。

 

 

実はモ161だけでなく、駅構内もかなりレトロな

雰囲気の恵美須町

 

この時はうっかり記録を失念しておりましたが

またの機会がございましたらレポートしてみたいと

思う次第でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!