この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
約10ヶ月ぶりとなります、臨時更新で
ございます。
臨時、という事で通巻を9000番台に
しているのですが、通常更新が9000記事まで
達するとどうなるのでしょう。
多分、そんなに長くブログを続けたりは
しなさそうにも思いますが、一番現実的な
可能性は、ブログ名や通巻方法の変更に
なるのでしょうね。
飽きたらサクッと変えちゃうタイプなんで
予告無しにガラリとイメチェン致します。
そもそも、そんなに長い間続けられるかが
疑問なんですが。
さて、今回の更新は年度末が2月末となる
おけます2019年度の撮影についての総括を
させていただきます。
お正月の慌ただしさの中、鉄活が出来ずに
溜まるフラストレーションを過去の撮影を
振り返りながら紛らわせ様という、姑息な
ワタクシの足掻きでございます。
2019年度、という事で撮影は2019年3月から
2020年2月までの1年間を総括しております。
この年度では72件の甲種輸送撮影に参戦し
前後編などにもしておりますので、記事数は
もう少し増えております。
そこから代表的な写真をピックアップして
今回、まとめさせていただきました。
まずは既存の形式が新製車両として増備を
されます輸送から見て参りましょう。
例によってスクショを使用しております。
画質はガタ落ちですが、ご了承賜りますよう
予めお願い申し上げます。
甲種輸送の中でも注目を集めますのが
特急として活躍します車両の新製出場でして
西武鉄道が2020年春までに7編成を投入
致しました001系も脚光を浴びました。
全車が下松にある日立製作所からの出場と
なりましたので、関西圏は深夜・早朝の
撮影でございました。
同じく西武鉄道の通勤車両、40000系も
この年度で何本か増備されております。
川崎重工からの出場は昼間の時間帯に撮影が
出来ますので有難いスジとなります。
この頃になりますと牽引するPFも原色が
増えまして、頻繁に目にする様になります。
2017年には2139号1両 のみだった原色釜の
存在感も有り難みが薄れた感がございます。
気動車の新製投入も進みました。
隣接する東日本の車両を元にした兄弟形式で
銀箱車体の今風なスタイルでございます。
北海道への甲種輸送は一度に多数の車両を
輸送する為に長編成となり、毎回迫力のある
編成でございました。
こちらはその兄弟形式、GV-E400系の輸送で
401、402、400形の3形式が1両ずつという
可愛らしい編成でございました。
この当時はまだ吹田のヨ8000が連結された
甲種輸送も何度か目にする事がありました。
最近はサッパリ見かけませんが廃車にでも
なったのでしょうか…
ヨ8000が機次位に連結されたこちらは
なります甲種輸送でございます。
2019年度に撮影出来ました甲種輸送の
ございました。
2017年度より複数年度に跨がり増備されます
計画予定本数に近付きつつありますこの年は
まだ勢いがあり、月に2本のペースで春から
秋にかけて輸送が実施されております。
月に2本ペースでの出場、という事で
撮影者も飽きるかと思いましたら、意外と
皆さん撮影されていらっしゃるご様子。
駅先には多くの鉄さんが確認出来ます。
東武70000系は、メトロ13000系と設計を
共有します兄弟形式となりまして、同じく
近畿車両から出場しております。
この70000系は昨年、埼玉のブログ友さんに
お会いする際に乗車の機会を得る事が出来た
車両でございます。
が、草臥れていた為ロクな感想も無く
今更ながら悔しく思います。
機会がありましたらリベンジしに行きたい!
東武鉄道へ投入されます70090系の
甲種輸送もこの年度から始まりました。
こちらは70000系ベースの座席変換設備を
持つ車両として活躍する事となりました。
側面の帯模様がクロスシートを想起させる
デザインなのも面白いですよね。
川重からの出場車両として、都営地下鉄の
大江戸線へ増備されますのが12-600形で
ございます。
仮台車を履いての輸送ですから小さな車体も
相まって腰高な感じが独特でございます。
首都圏の車両はホームドア設置の関係から
側面の帯が高い位置に設けられたりドアだけ
色が入ったりといったデザインの変遷が
見られる様になりました。
京急の新1000系も増備が続きます。
一時期はステンレス無塗装に帯だけ、という
コストカットされた編成が見られましたが、
元の全塗装に戻されての出場は撮る側と
しましても嬉しく思います。
箱根登山鉄道へは両運転台を持つ3000形の
増備が実施されております。
半径の小さな急曲線を走る為、小さな車体に
眺望性が高い窓を採用した特徴的な車体、
赤い車体色が鮮やかで、絵になる撮影が
叶いました。
あいの風とやま鉄道の521系1000番台も
増備され、甲種輸送が実施されました。
この撮影地も過去帳入りしてしまい、もう
この構図が組めないのが残念でなりません。
川重からは九州向けの車両、YC1系も増備が
実施されております。
前面を養生するのではなく、ヘッドライト部
のみを養生する独特な姿で今回も
出場いたしました。
神戸タまでの牽引を担うデーテンもいずれは
関東の様にDD200へとバトンを繋ぐ事になる
のでしょうね。
小田急の3000形は中間車のみが新製投入され
川重から松田へ向けて輸送されております。
先頭車の無い新製出場というのも中々に
興味深いネタでございました。
近畿車両からは引き続き南海8300系の増備も
実施されております。
定番となります神崎川での撮影、最近は
すっかりご無沙汰になりましたがまたここへ
足を運びたいものでございます。
南海8300系は吹貨タから先は西日本の
こちらは夜間撮影でハードルが
上がりますのが悩みの種でございます。
実施されております。
この車両も甲種輸送が撮影したくて神奈川の
ブログ友さんにご協力を仰ぎ、撮影地へと
案内していただいた撮影でございました。
この後、初めて神奈川臨海鉄道へ参戦し
のも嬉しい出来事となりました。
大変有り難い思い出でございます。
続きましては、2019年度に初登場となる
新形式車両の輸送を見て参ります。
東京メトロ17000系が初出場となりました。
日の出前の撮影で今一つ被牽引車両が
はっきり判りませんが、帯から何となく
察していただければ…(汗)
驚きの国宝機牽引となりました、TXの
新形式3000系の出場甲種輸送でございます。
吹貨タまでは桃太郎が先頭に立ち、吹田から
皆んな大好きニーナ様の牽引となりまして
大変な話題となりました。
また、釜にヘッドマークが掲出された点も
見逃せないポイントでございます。
TX3000系の甲種輸送は他にも話題の釜が
充当されておりました。
カラシと呼ばれます広島更新色のPF、
2127号も登板して伊吹を背に東海道を進む
姿も撮影する事が出来ました。
この形式もホームドア対応なのでしょう
屋根に近い部分にラインがあり、ドア部が
塗られております。
20年春のダイヤ改正でデビューとなりました
サフィール踊り子用の新形式、E261系も
甲種輸送が実施されました。
2編成が変則的に川重と日立で製造された
点も特筆でございましょう。
今後、増備されるのかどうか、その点にも
注視したい所でございます。
この年度に初見参となりました小田急の
新形式通勤車、5000形でございます。
こうして見ますと前面形状が何となく
E 233系っぽく見えて、京浜東北線かな?と
思ってしまいます。
こちらの形式は現在も続々と製造が
進んでいる様でして、更なる増備が楽しみと
なっております。
機関車の甲種輸送も
相次いで実施されております。
川重で製造されましたザリガニことDD200は
不具合があった様で一度川重へ出戻り、再度
甲種輸送されて出場という稀有な機会が
何度かありました。
再出場は撮影し辛いスジとなり
何度も泣かされた思い出が蘇ります。
新製出場時は午後のスジでして、この日は
まさかの国宝機牽引。
遅延ダイヤでビッグブロガー氏のお声掛けに
何とか撮影が叶いました貴重な甲種輸送で
ございます。
感謝という言葉が繰り返し心に浮かびます。
秋田へ検査入場していたKE65 3の
出場甲種でございます。
後ろに空コキが連結されておりますが、これ
立派な甲種輸送なのでございます。
名古屋臨海のND552が定期貨物に連結される
甲種輸送も一度撮影してみたいネタで
ございます。
北海道から、関西本線向けに転用改造された
DF200も甲種輸送を撮影しておりました。
レア釜の広島更新ロクヨンセンが牽引する
シーンをチョイスしてみました。
展示を終えて吹田へ戻る甲種輸送。
本線を走る鯨の姿もおそらくこれが最後と
なったのでは無いかと思われます。
丁度、ワタクシの父親が息を引き取りました
その日の撮影という事で、色々と思い出が
深い写真となりました。
最後に、この年度で撮影が叶いました
甲種輸送に参戦しておりました。
この年は温かな冬となり、ハイシーズンでも
雪がなく行き帰りが楽な道中。
中学時代に甲種輸送として撮影していた
思い出の03系を再び甲種輸送として撮影が
叶い、感無量な気分となりました。
この時に現場でご一緒した関東の鉄さん、
ちょっと癖の強いお方でしたが、なんと
この年の秋に撮影した譲渡甲種でも現場で
遭遇しております。
譲渡甲種、なんかご縁があるのでしょうか…
長々とお付き合いいただきまして
ありがとうございます。
2020年度の甲種輸送シーンはもう少し
続きますが、そちらも出来る限りは参戦し
記録を紡いで行きたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!